蜜源の確保

一個人が出来る事なんてたかが知れていますけれど毎年蜜源となる草木の種を蒔いたり植樹をしております。
今年蒔いたヘアリーベッチはピーカンの晴れが続いたおかげで発芽率が非常に悪かったですが、ここの所の雨続きで少し芽が増えてきました。

去年だか一昨年だかに植えたヒメイワダレソウは並居る列強の雑草にやられて根は広がってますが大して花は咲きません。山の様な雑草ひしめく中でヒメイワダレソウはまず意味ありませんね。

夏の蜜源にと去年植えたキハダは予想を超えてでっかくなりました。

もう既に3m超え・・・て言うか、大きくなり過ぎ。
このまま成長するとちょっとヤバい事になりそう・・・。

対してミカンの後の蜜源の足しにと思って植えたモチノキは・・・。

植えた時の0.9倍くらいに成長しました???

山のモノたちに葉を齧られ枝を齧られ、植えた時より小さくなっちゃいましたよ(笑)。
10本植えたはずなのに冬の間に1本無くなり、2本無くなり、、、結局7本無くなって今3本残るのみ。
無くなった後の地面には1cm位のコロコロ丸いウンチが一杯。。。
ウサギはこの木が好物なの?それとももしかしてイノシシ?

さて、今年予想外に蜜を吹いて初めて単花蜜が取れたハゼの木だけど、その後急激にツル系植物に浸食されていきました。

中央のこんもりしてるのがハゼの木。
ツルの葉に覆われて何が何だかわからない状態になっていますが小さいの含めて3~4本のハゼの木がこの中にあります。
蜂場にはあと5、6本ほどこんな状態のハゼの木が。

今年の冬は、この鬱蒼とした茂みを切り開いてハゼの木救出作戦を実行しなければなりません。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

過去にセイタカアワダチソウの蜜がここまで入ったと言う記憶はありません。
2週間前には蜜がスッカラカンで軽かった巣脾が、全ての群、全ての巣脾がずっしりと重くなり産卵圏が圧迫されてしまってます。

おまけに蜜集めで飛び回った蜂達は目一杯働いたおかげで寿命を迎えてしまったらしく蜂数が目に見えて減ってきました。

産卵圏確保するために一部蜜を抜いたほうが良いんでしょうがその時間が取れません。

不作だった採蜜期にこんな状況ならウハウハなんでしょうが、この時期の”大”流蜜は善し悪しです。

夏蜜の行方・・・

暑い、、、

蜂の内検は長袖、長ズボン、覆面布が基本なのでとっても暑い。ぶっ倒れそうです。
今年は2年ぶりに作業着ビッチョビチョになるほどの暑さになってます。

そんな時は、、、自家製ハチミツで作ったハチミツレモンスカッシュ(塩入)が熱中症対策にはもってこいです。これ飲んで朝から夕方まで蜂の内検してま~す。

この炎天下では蜂の巣が溶けてしまう巣落ちしてしまいそうなので遮光ネットで暑さを和らげてあげましょう。

突然張られた目くらましに暫く蜂達も右往左往、、、大渋滞起こしてましたが賢い蜂達は暫くすると帰還ルートを見つけて無事巣箱に戻って来るようになりました。
まあ、これの目的の半分は人間の方が逝ってしまわない様に・・・というのがあるんですけど。

さて、夏蜜最後の砦、カラスザンショウはただ今満開中???

コンデジ最大望遠でなんとか撮れた花と、それに訪花する蜂達。

産卵圏の確保の為に入れていた巣礎も真っ黄色に巣盛りしたは良いが大量に入る蜜と花粉の為に単なる貯蔵庫になってしまいました。

写真だと黄色の具合がちょっと違うけどまあいいか・・・。

先週まで、割出群には給餌が必要な程蜜が無くて採蜜群から蜜枠を融通して回ったのに、今週は空き巣房にビッチリ蜜貯めてました。

けど、継箱の貯蜜枠に蓋掛けするほどまでに蜜が貯まるかどうか・・・。
今年の夏蜜はアカメガシワ、マサキともに殆ど流蜜しなかっただけに採れるかどうかかなり微妙です。

ネットショップの販売を再開します

ネットショップで2015年採蜜の「春の蜜」と「みかんの蜜」を販売開始しました。

今年は近年稀にみる不作で「春の蜜」「みかんの蜜」とも採蜜量が極めて少なかったためネット販売を見合わせておりましたが、メールやお電話での問い合わせが数多く寄せられましたので数量限定、容量限定ではございますがネット販売を再開しました。

今年は「春の蜜」「みかんの蜜」とも500gと1Kgの2種類のみの販売とさせていただきます。
何卒ご理解の程よろしくお願いします。
なお、販売予定数に達しましたら販売終了とさせていただきますので、合わせてご理解の程よろしくお願い致しますm(__)m

【春の蜜】

500g

1Kg

【みかんの蜜】

500g

1Kg

以下のサイトにて販売しております。
よろしくお願い致します。

http://iroha-beebee.com/

http://store.shopping.yahoo.co.jp/iroha-beebeey/

ハゼ蜜 採蜜

ハゼの蜜を吸うハチさん

そこかしこに一杯いるんだけど葉や花に隠れて一度に複数の蜂を撮る事ができなかった。

ハゼの花はこんなにちっちゃな花。

こんな小さな花でよくぞあそこまで蜜を出すもんだ。

中国・四国地方もついに梅雨入り。
ハゼの花もいよいよ終わり。

本当は週の初めくらいがベストタイミングだったんだけど、お天気と都合でやっと今頃、平日ながら時間取って採蜜できました。

採蜜中には蜂が寄ってくるので遮光ネットで周りを囲んで。

でも今、大量に集まってくるのは何故かニホンみつばち。
近くで誰かニホンみつばちこっそりと飼ってるでしょ?
セイヨウは今は集める蜜が一杯あるのか、さほど関心示さない。

ここ3日ほどで蓋掛けがどんどん進んでました。
と言うか、進み過ぎ?

ハゼの単花蜜が採れたのは初めて。

味も最高!

糖度は

絞るにはちょっと高過ぎ。
蜜固くて分離器回す時間は掛るし、だんだん蜜濾フィルター目詰まりして流れなくなる。

今年はこれまで不作を通り越した凶作でしたが、これでやっと「やや不作」くらいに戻った。

今回の巣脾は一枚一枚重かった・・・。
巣脾一枚当たりの平均収量は2.43Kgでした。

想定外

みかんの花が終わってしまった今日この頃、ヘアリーベッチもそろそろ終盤に近づきつつあります。

けど実はこれから咲き始めるヘアリーベッチもあります。

こちらは晩生種。

養蜂具屋さんから送られてくるパンフレットに10群で1tのヘアリーベッチ蜜を搾ったというのが載ってましたが、ヘアリーベッチがそこまで大量に蜜吹くという実感は今の所ないですね
これから咲き始める遅咲きのはバンバン蜜出して欲しいですけど。

バンバン蜜出すと言えば

さて、当地ではみかんが終わると後はぼちぼち、、、樹木系の蜜が少しずつ入ってくるのが定番であります。

今年、車で20分くらいかかりますが知り合いのみかん畑に少しばかりの蜂群を置かせてもらっています。そこでもみかんの蜜の入りは悪く、花が終わった先週23日にガッカリオーラを漂わせながら蜜を搾ったのでありました。

みかんが終わるともう蜜はさほど入って来ないので継箱に戻す巣脾も4~5枚程度に枚数を抑えておりました。

ところが、、、

4日後の27日夕刻、この時期まだ陽が高いので継箱の状態を見に行ってみたら、、、

まだ4日しか経ってないのに蜜がパンパンに入って一部既に蓋掛けされておりました。

何だこれは?

辺りの山を見渡してみましたらハゼが黄色い花をつけています。

巣脾も真っ黄色になってるし、少し蜜を舐めて見たらほんのりハーブの様な香りと味が。

ハゼが大量に蜜吹いてるみたいです。山のメイン蜂場で今までハゼの単花蜜が採れた事はありませんがこの場所は違う様です。
ああ~~、戻す巣脾を少なくしたのは失敗だぁ。。。

欲どおしい私は巣脾をこっそり2枚ずつ追加して帰ってきたのでありました(笑)。

今年の不作をちょっとでも挽回できたらいいな[E:lovely]

今年最初の採蜜

今年は蜂の建勢が3週間は遅れて推移しています。
未だに(自然)王台一個も出来ません。

まあ、少ない蜂ながらも何とか今年初めての採蜜を行う事ができました。

桜の開花時期に継箱した群は「春の蜜」として採蜜しましたが、今年は建勢が遅れたので5月以降、みかんの花が咲いてから継箱した群もあって、それらの群は「みかん蜜」として採蜜しました。

今年の蜜は透明に近い黄金色の蜜になりました。
とっても綺麗です。
香りも抜群、味も最高の蜂蜜が採れました。

蜜の貯まりが悪くて糖度も心配でしたが80%超えは確保できました。

けどね、、、今年の収量は過去最低なのです。
表年の今年、みかんは沢山花咲けど流蜜が細いようで。

こちらで主たる柑橘の伊予柑の花はもう終わりかけてます。

今は「はるか」とか「デコポン」などかな?

レモンの花に一杯集ってるんだけどこの花は蜜吸いにくそうだなぁ・・・。

さくら蜜が入った

桜ももう終わりです。

でも実は、桜の終盤が一番蜜を吹く時期。
こんな風になった桜には沢山のみつばちが集まってきますよ。
この写真のフレームにも何匹か蜂を入れたつもりなんだけど、うーん、1匹しか確認できないや。

今年の春は雨ばかり。明日から又数日間、雨の予想・・・
今日で桜(の蜜)も終わりだね。

でも、かろうじて桜の蜜は入ったみたいです。

春の蜜の香り付けくらいにはなるかな?

去年は4反くらいでしょうか、レンゲが蒔かれてた田んぼがあったのですが、今年は1枚の田んぼしかレンゲ蒔いてません。1反ないくらい。

うちの近所じゃレンゲ蜜は・・・無理ですね。

今密かに期待してるのが、蜂場周りに群生してきた野ばら。
ここ最近増えました。

けど、野ばらって数年に一度しか流蜜しないってどこかで聞いたんですけどどうなんでしょ?

夏の蜜 販売開始します

8月13日に採蜜した「夏の蜜」、販売開始しました。

ハゼの木、アカメガシワ、マサキ、カラスザンショウなど樹木系の花蜜の入った蜜となります。
夏の蜜特有の酸味のあるハチミツですが、今年はどうもマサキが大量に入ったようで色も昨年より濃い褐色で、黒糖の様な味わいのハチミツとなりました。

記事の左にある「はちみつ販売」のリンクをクリックしていただけるとショッピングサイトが出ますのでそちらでご購入いただけます。

夏の蜜は採蜜量が少ない為、昨年は200gと500gの2種類のみとさせていただきましたが、今年は少し採蜜量が確保できたため、加えて600g、1Kgもご用意致しました。

1Kg

600g

500g

200g

こちらをクリック頂いてもショッピングサイトに行けます。

いろは養蜂場・本店

いろは養蜂場-Yahoo店

ハチミツレモンや紅茶、お料理などなんにでも使えるハチミツです。
是非お試しください。

夏の蜜、、、採れました

8月に入ってからの長雨でやきもきしていた夏の蜜、〆は台風で巣箱転倒など有りましたが被害の無かった群から今年最後の採蜜ができました。

蜜柑の蜜を採蜜して以降、ハゼの木、アカメガシワ、マサキ、カラスザンショウなどが入った夏蜜特有のちょっと酸味の効いた色の濃いハチミツが無事採れました。
準備ができ次第販売しますのでよろしくお願いします。

大量に降った雨の影響で山に登るのもスタック寸前のヒヤヒヤもんですが、朝5時に出かけて蜜蓋の掛った枠を回収して回りました。

夏の蜜は色の濃い蜜です。味見しながら作業しましたが、酸味の効いたおいしいハチミツでした。

夏の蜜は中々糖度が上がらないんだけど、まあまあですかね。

午前中はまだ良かったんですけど、お昼ごろから自宅実験群の蜂が切った蜜蓋や分離器、まだ搾ってない巣脾、辺り一面に集結して手に負えなくなったので急遽テントの周りに遮光ネット張って採蜜作業を行いました。

思わぬ時間を食われてしまいましたが何とか作業完了。
変な話ですけど、夏の蜜を搾ると「今年一年終わったなぁ」と思います。
蜂を飼ってると最後の蜜を搾った後にそんな感じになるんじゃないかと思います。
これからはなるべく蜂の数を減らさず越冬に向けての作業に入りますよ。

今年の夏蜜も結構な出来です。これでハチミツレモンソーダ作るとおいしいですよ。

来年も良い蜜が採れますように。。。