オオスズメバチの集団攻撃は例年早くても9月終わりからと勝手に思ってましたが、今年は先日16日にやられてました。
運よく内検中だったので割と早い段階で見つけることができ、被害もそれほどでもなかったですが、結局2日間で計16匹のオオスズメバチが一群を攻撃目標にしていたことになります。
ラケットで2匹、捕獲器で3匹、ネズミトリモチで11匹の合計16匹です。
これからどんどんとやってくるようになりますので(ほぼ)毎日の見回りが必要になりそうです。
おいしい蜂蜜を求めて
”熱殺蜂球”と言えば、オオスズメバチに対する日本ミツバチの専売特許・・・みたいに広く知られていますが、果たして西洋ミツバチは・・・
蜂球が出来ていたのでほぐして中身を取り出してみると、、、
オオスズメバチがこと絶えてました。
斥候のオオスズメバチを時としてこうやって大勢のミツバチで蜂球を作り殺してしまうのは別に日本だろうが西洋だろうがやります。西洋の場合、”熱殺”ではないかもしれませんが。
ただ大きく違うのは、次々と斥候がやってきた時、巣に籠城し、それでもダメな時はさっさと逃げ出すのが日本みつばち、対して絶対に巣を放棄せず、どんどん出てきて突撃し、やられ、殆ど働き蜂が居なくなるまでそれを繰り返すのが西洋みつばちだということ。
西洋みつばちを飼っている人が最も恐れていることの一つが、このオオスズメバチの集団攻撃による群の消滅なわけです。
放っておくと、ほんの数時間で一つの群が滅亡する目にやられる(そうです)。そうならない様に定期的な見回りが必要なんですが、、、今、この蜂場に向かう道の入口付近でソフトバンクの鉄塔工事が始まり通行止めになってしまって、1日の内、昼休憩含めて合計1時間30分しか通れないという事態に。一度入ると降りるチャンスは2時間毎。見回りにしろ、草刈りにしろちょっと面倒な状況です。
毎年8月終わりから9月初旬の2週間程、花粉が切れてしまって急遽花粉給餌する・・・ってことになっていましたが、今年は何故か全群花粉がまだある。
台風10号がノロノロと迷走するせいで永らく雨模様だったので、こりゃ絶対花粉切れてるぞ・・・と内検で丁寧に見て回ったがさにあらず。
まあ、余計な作業しなくて済むので良いっちゃ良いんだが。
今年は蜜の出が悪かった様に、1年を通して植物の状態がおかしい気がする。