教科書通りにならない・・・1群2王

生き物を相手にしていると、時として思い通りにならなかったり、お手本や教科書に載っていない事が起きて焦ることがあります。

昨日の内検中、弱小群で頭を悩ませている1群を内検している時でした。
産卵が少ないなぁ、増えないなぁ・・・と思いながら内検を進めて居ました。
この女王さん、若干体が小さいですねぇ。小さいから産卵少ないのかなぁ。蜂数少ないし越冬できますかねぇ。

で、女王さんを見た巣脾から進めて2枚目の巣脾で、、、、

おりょりょ、、、さっき見た女王がいるよ?
あれれ?いくら体が小さいとは言え、こんなに小さかったっけ?
ひょぇー、、、新しい女王が産まれてるよ。。。。

先週の内検で完全に王台を見逃した。この時期に王台なんて作らないと思い込んでいた。でも、なんでこんな時期に。

春先なら完全に旧女王は分封起こすが、さもなくば両者殺し合いした結果・・・。
今回はそうならず、なんと一つの巣箱で2つの女王が仲良く同居していた。
この時期に女王を作ったりするんだね。弱小群で何の為?

この時期、他の群にはオスバチはもう既に居ません。ただ、この群にだけはオスバチが居るんです。まだ出房前のも含めて。
ですけど、どう考えてもこれから交尾して越冬なんてできません。

どうにかできないか一生懸命考えてみたのですが、何をどうしても何ともならないのでこの女王さんは処分しました。
なんかこういうことあると思いっきり凹む。

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