弱小群合同と最強群継箱

同じような群勢、同じような貯蜜(花粉)状態で越冬に入ったのに、気温が上がってきて久方ぶりに内検をすると群の状態が全く異なっている場合がままあります。
貯蜜が驚くほど減った上に蜂数が「あれ~?」というほど減っている群もあれば、蜂数も殆ど減らず、貯蜜も殆ど減ってない群もあったりします。
蜂は蜂球の温度を保つため羽の筋肉を振るわせて発熱していますので、蜂球の温度が下がればそれだけエネルギーが必要となり蜜の消費が増えるんだと思います。
でもその分、余計なエネルギーを使った蜂は寿命が短くなってしまって、結果として蜂数が減ってしまうのかなと思っています。

さて、昨年末に越冬は難しいかも・・・と思っていた弱小群ですが、2群は気持ち蜂数が盛り返してる?ってな感じでしたが、1群は貯蜜も殆どなくなり、女王の産卵も弱く、蜂数も春に盛り返しは厳しいだろうという結果になりました。
そこで先日の内検時にこの1群は他群と合同しておきました。
合同というのは2つ以上の群を1つにまとめることを言いますが、当然ながら女王蜂は1匹だけしか存在できませんので他の女王蜂は「処分」しなければなりません。これがいつも辛い・・・。
まあ、群を救うためでありますので決行しましたけど気持ちはブルーになります。

さて、異なる群が一緒になりますと、その匂いの違いで敵と認識して殺し合いが始まりますので、合同のポイントは匂いの違いを認識させないことに尽きます。これを発見した人はすごい!
匂いの違いを認識させないようにするには、臭覚を麻痺させるか徐々に匂いに慣れさせるかの2通りあります。
私が知っている方法としては以下のものがあります。
・燻煙法 煙をばふばふ掛けて蜂の嗅覚を一時的に麻痺させて合同する方法
・日本酒合同 日本酒を蜂に噴霧して嗅覚を麻痺?(もしかして匂いを消す?)させて合同する方法
・サロンパス合同 エアーサロンパスを噴霧してサロメチールで嗅覚を麻痺させる合同法
・新聞紙合同 巣箱と継箱の間に新聞紙をはさみ、上下に合同する別々の群を入れる。新聞紙を齧って上下間の行き来が出きるようになる頃には他群の匂いに慣れてしまうという方法
・なにもせずいきなり合同 流蜜期で若蜂が多い時期にできるらしい。

このうち、燻煙法となにもせずいきなり合同は私は今まで一度もやったことありません。
さて、春めいてきたとはいえ、まだ20℃にも満たないこの時期に日本酒をふりかけるのはちと気が引けます。というより巣箱&蜂の温度を下げてしまうので避けたい。
新聞紙合同ならそんな心配もありませんが、2、3日後に合同の成否を見にいかねばならない。まだサラリーマンをしている私は週末にしか作業できないのでこれも却下。
ということで、あまりやりたくないのですがサロンパス合同で合同作業をしました。
サロンパスを噴霧すると蜂の羽音がものすごいので蜂達にかなりの苦痛を与えているんじゃないかと思っていますので、普段は日本酒合同派です。

さてさて、合同する群もあれば、建勢が進んで継箱になる群もあります。
最強群である自宅群は結構悩んだんですがね、経験を積む意味もあり実験的に産卵圏2段(隔王板無し)の継箱としてみました。このあと継箱2段が満杯近くになったら隔王板を載せてさらに3段目の継箱を載せます。ちょっと蜂数や蓋蜂児の割合など時期的にフライング気味なんじゃないかと思うのですが、さてどうなるでしょう。

洗浄中の巣箱の奥、左が自宅に持ち帰った合同した群、右が継箱した群。

おまけで2段継箱群の本日の時騒ぎ(ときさわぎ)

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