キャリイ アクセル-ブレーキ間の段差問題

急な飛び出し等でアクセルからブレーキに咄嗟に置き換える時、足がブレーキに引っかかって慌ててしまうことが数度あった。

ニュートラル位置でのブレーキの高さがアクセルの高さより高すぎるのだ。この為、足をブレーキにスライドさせるとき、ブレーキの横っ腹に足が引っかかってしまうのだ。

去年乗り換えたキャリイの幾つかある不満点の内で最も不満な点がこのアクセル-ブレーキ間の段差問題だった。スズキのディーラーにブレーキの高さをもう少し低くできないか相談したが構造上無理との回答だった。

ところが、よくよく調べてみると、これは別にキャリイに特有の事ではないらしい。

ここ最近の車は、ブレーキを踏んだ時にアクセルも同時に踏み込まない様にとわざとブレーキ位置を高くしている様なのだ。何と余計なことを・・・

咄嗟の時にブレーキに足が引っかかってブレーキを踏めない方がよっぽど危ないと思うのだが?MT絶滅の危機にある昨今、AT全盛の今ではこれがスタンダートな考え方なのかな?

という訳で、この問題の解消に取った策を失敗交えて記録しておこう。

アクセルペダル追加案・・・失敗

ブレーキのペダル位置が触れないとなればアクセルの位置を高くするしかない。という訳で社外のアクセルペダルを買って付けてみることにした。もちろんブレーキペダルはそのままでアクセルペダルのみ追加することでアクセル位置を高くしようという目論見である。

キャリイのアクセルペダルはその形状から付属の金属バンドだけでは固定できないのでタイラップを併用して何とか取付してみた。

だが、結局これは失敗した。ペダルの角度が悪いからなのか、アクセルに置いた足を絶えずつま先側を持ち上げてないとついついアクセルを押してしまうことに。ペダルの角度を調整してみたいが取付がタイラップ併用なので角度調整できず諦めることにした。

スペーサー挿入案・・・ひとまず成功

DA16Tキャリイは電子スロットルなので、エンジンとペダルがワイヤーでつながっておらず、ボルト2本とコネクターを外すだけでアクセルペダルが簡単に外れる。

この台座部分にアルミのスペーサーを作って間に挟みかさ上げする作戦。
手持ちで5mm厚のアルミ板が有ったのでこれを適当な大きさに切って穴あけ。

取り付けて完了。

これ、割といい感じ。アクセルからブレーキへの足スライドも違和感なくできる。暫くこれで乗ってみよう。

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