ダニとの闘い

ミツバチには様々な病気や天敵が存在しますが、今現在私が考えるに最も厄介で最も気をつけなければならないのは「ダニ」だと思っています。
ミツバチに付くダニは「ミツバチヘギイタダニ」というもので巣房の中の幼虫や蛹に寄生し、蜂の成長を阻害させるだけでなくちぢれ羽の奇形蜂を発生させます。
基本、巣房の中で寄生しますので、成蜂の体にとりついているのを発見した時には既にかなりの数のダニが繁殖しているとみなす必要があると思います。
これを見過ごすと、あっという間に群が全滅したりするのでとても怖い存在です。

先週、今年最後の夏蜜を採蜜しましたのでダニ対策として「アピスタン」を投入しておきました。
今日巣門のスズメバチ捕獲器を外してみると全群こんな風にダニの死骸が出ていました。
先週までの内検で蜂に取り付くダニは殆ど見られなかったのですが、実はこんなに居たんですね。。。

ポツポツと見える茶色の丸いのが「ミツバチヘギイタダニ」です。
巣門前で一生懸命旋風を起こしているかわいいハチのお尻と共に。

蜂の楽園

今年の7月上旬に撮った「マサキ」の花に集う蜂たちです。
何種類の蜂が写っているでしょうか?

中央にセイヨウミツバチ、その右にニホンミツバチ、その下にアシナガバチがいます。
実は画面左中央付近にスズメバチ(多分ヒメスズメバチ?)の顔がチラッと写っているのですがタイミング悪く花に隠れてしまいました