ダニが・・・居ない・・・

今年、西日本では8月にまともに晴れる日はないですね。
来週も雨、曇り、の予報が連なってます。

今日も当初予報は雨だったものの朝からうっすら日が差したりしてましたので内検してきました。
(おかげで今年は随分と涼しく、内検が楽です。)

先週ダニ薬のアピスタンを投入しまして、いよいよ冬に向けての体制作りに入りました。
で、ダニの状況はどんなもんだろうと内検してみましたが・・・。

ダニが居ない。。。。

例年ですと巣箱の底にアピスタンで駆除されたダニが散らばっているのですが・・・。

巣箱の底、巣門の前、徹底的に確認しましたがほぼ居ません。(ごくわずかの群では確認できましたが、それでも2,3匹程度)
(写真に写っている黒い点は蜜蝋です。)

もしかして、今流行りの耐性ダニか・・・? と働蜂がダニ背負ってないか徹底的に眼を皿の様にして探しましたが一切見つかりません。

これまでこんな経験無いです。

これは素直に喜んで良い事なのか・・・、それとも自然の神が巧妙に仕掛けた罠なのか・・・。

今年は本当に縮れ羽の蜂を一匹も見てないんですよね。
うまく行ってるのかな。

けど慢心は禁物、気を引き締めて行きます。

夏の蜜 販売開始します

8月13日に採蜜した「夏の蜜」、販売開始しました。

ハゼの木、アカメガシワ、マサキ、カラスザンショウなど樹木系の花蜜の入った蜜となります。
夏の蜜特有の酸味のあるハチミツですが、今年はどうもマサキが大量に入ったようで色も昨年より濃い褐色で、黒糖の様な味わいのハチミツとなりました。

記事の左にある「はちみつ販売」のリンクをクリックしていただけるとショッピングサイトが出ますのでそちらでご購入いただけます。

夏の蜜は採蜜量が少ない為、昨年は200gと500gの2種類のみとさせていただきましたが、今年は少し採蜜量が確保できたため、加えて600g、1Kgもご用意致しました。

1Kg

600g

500g

200g

こちらをクリック頂いてもショッピングサイトに行けます。

いろは養蜂場・本店

いろは養蜂場-Yahoo店

ハチミツレモンや紅茶、お料理などなんにでも使えるハチミツです。
是非お試しください。

ムカデに捕食されるみつばち

巣箱の周りは敵だらけ。
たまにこういうシーンに出くわします。

丁度うちのかわいい蜂を捕まえた直後みたいです。

なんかアップで見ると凄い顔してますね。

この鎧、かなり硬くて多分オオスズメバチの針でも通らないでしょうね。

あんまり見たくない人もいたかもしれません。
ごめんなさい。

秋に向けて・・・自作スズメバチ捕獲器の設置他

もう、ほんっとに毎日毎日愚図ついたお天気で、このお盆休みに予定していた作業の半分もできなかった。
でも一応夏蜜の採蜜できたし、これからは蜂の健康管理に気をつけて秋の群勢を整え越冬に向けてGo。

お盆休み最終日の今日は内検&ダニ処理&スズメバチ対策!

今年はこれまでで最も順調に推移している様に見えます。
女王の更新は2群でどうしても新女王を受け付けず、生れては殺され、生れては殺され、、、今日も他群から卵枠を入れてきたが、それ以外の群ではとても順調。
ダニの被害も今年はこれまで殆どない。
でも、こういう時こそ気を緩めず、万全に対応しないとね。

全群にアピスタンを投入しました。

今日以降、春の掃除採蜜までに貯まる蜜は人様が口にする事は絶対にありません。
ついでに言うなら、春に「掃除採蜜」して以降、蜜とか花粉の給餌なんて一切したことありませんからね。
どこぞやのブログで採蜜前に給餌していると書いてるの見てビックリしました。

うちでは余程のことが無い限りダニ薬投与は全群一斉に対処します。今週はここ、来週はここ、、、ってやってると迷い蜂がある一定程度居ることを想定すると薬に耐性を持つダニが出る危険性がありますからね。

ダニ薬入れて2時間程してとある群の巣門前を見ると・・・。

やっぱりいるねぇ。
この群は結構ケバイ群なんだけど、お掃除大好き。早速巣門の外に出してきました。

さて、一通り内検とダニ薬の投入が終わったら〆は自作のスズメバチ捕獲器の設置です。
去年のお盆休みには35℃を超える猛暑の中、このスズメバチ捕獲器をこじゃんと作ったなぁ・・・。

ここの所、蜂場に現れるのは「キイロスズメバチ」と「コガタスズメバチ」ばかり。
オオスズメバチはここの所の天候不順で生育が思わしくないのかな?
キイロとコガタは木とか軒先とか高い所に巣を作りますが、オオスズメバチは土の中に巣を作るんです。
なので雨が大量に降ると巣がダメになる。

スズメバチ捕獲器の設置をしている最中にもう既にコガタスズメバチ(2匹)が捕獲器に入ってました。

まあ、でも、概ねこの時期にスズメバチ捕獲器に掛るのは何を隠そう、、、

ミツバチのオスなんですけどね。
君達、なんでわざわざそこに掛る?

追記:
今日作業中、とある広告屋を名乗る不届きものから契約もしていない広告掲載の督促電話があった。
広告掲載の承諾書を送れとかなんとか勝手なことほざいてたから思わずぶち切れたら、向こうも「契約書送るからな!」と啖呵切って電話が切れた。なんだこいつ。ふざけんな!
今度掛けてきたら名前さらすぞ。

夏の蜜、、、採れました

8月に入ってからの長雨でやきもきしていた夏の蜜、〆は台風で巣箱転倒など有りましたが被害の無かった群から今年最後の採蜜ができました。

蜜柑の蜜を採蜜して以降、ハゼの木、アカメガシワ、マサキ、カラスザンショウなどが入った夏蜜特有のちょっと酸味の効いた色の濃いハチミツが無事採れました。
準備ができ次第販売しますのでよろしくお願いします。

大量に降った雨の影響で山に登るのもスタック寸前のヒヤヒヤもんですが、朝5時に出かけて蜜蓋の掛った枠を回収して回りました。

夏の蜜は色の濃い蜜です。味見しながら作業しましたが、酸味の効いたおいしいハチミツでした。

夏の蜜は中々糖度が上がらないんだけど、まあまあですかね。

午前中はまだ良かったんですけど、お昼ごろから自宅実験群の蜂が切った蜜蓋や分離器、まだ搾ってない巣脾、辺り一面に集結して手に負えなくなったので急遽テントの周りに遮光ネット張って採蜜作業を行いました。

思わぬ時間を食われてしまいましたが何とか作業完了。
変な話ですけど、夏の蜜を搾ると「今年一年終わったなぁ」と思います。
蜂を飼ってると最後の蜜を搾った後にそんな感じになるんじゃないかと思います。
これからはなるべく蜂の数を減らさず越冬に向けての作業に入りますよ。

今年の夏蜜も結構な出来です。これでハチミツレモンソーダ作るとおいしいですよ。

来年も良い蜜が採れますように。。。

台風被害の確認

今日内検行ってきました。
転倒した群、蓋を飛ばされた群、殆どの貯蜜を他群に持っていかれました。
最も心配したのは転倒した群の女王が健在か否か・・・。

本当に幸いな事に全ての被害群の女王は健在でした。
けなげに産卵もしてました。ちょっとおかしなのも居ますが。
蜂数もまあおそらく1割減ってとこでしょうか。
よかった、よかった。本当によかった。
付近の大木が何本も幹から折れてましたので突風が吹いたのかもしれません。

元々夏の蜜は殆ど量が採れないけど、今回盗蜂受けて無くなった分はちょっと痛かった。
尤も8月入ってからの長雨の方が影響大きいですけどね。

女王蜂が健在で群も再建できそうだし、今回の事は不幸だったけど、良い勉強をさせてもらったということにしておきましょう。

台風一過の惨状・・・・・・・・・・・・・

ブログを書く気力も無いけど、今後の為に、自分への戒めとして記録に残しておこう。

台風一過、今日の夕方、ぬかるみでスタック寸前になりながらもやっと山の蜂場に辿り着いた。
何事もないようにという淡い期待は見事に裏切られ、厳しい現実がそこにあった。

蓋が飛んでしまった群が4群、転倒してしまった群が6群。全て継箱採蜜群。

これらの群は全て他群の盗蜂に遭って貯蜜は全て、継箱含めて全てスッカラカンになっていた。一体どの位の蜂が生き残っているのか・・・。

夕闇迫る中で女王の生死も今日は確認できず。

巣箱をグジャグジャにされた蜂達は殺気立っていて顎に6発、首に7発、右手4発、右腕、左手、左腕、足に尻に背中に・・・もう数え切れないほど全身を刺されながら巣箱を起こして回った。

でもこんなの彼女達が受けた痛みに比べたら、大したことないよね。

ごめんね。本当に申し訳ない。
いくら謝っても謝り足りない。

本当に情けない。

台風11号直撃?

台風11号の進路予想。
今の所、当地直撃の予想です。
進路ど真ん中。
ここの所の長雨で山の道はぬかるんで上がれませんでした。
風が時折強く吹く様になりました。
何もないことを祈ります。

カラスザンショウの大(?)流蜜

蜂場に上がる道が一部補修作業中の為、通常ルートで上がることができなくなってます。
今日は裏ルートで蜂場まで。
と言っても、車は途中までしか行けません。
途中から荷物担いで徒歩でケモノ道の様な所を通って行きます。
全身クモの巣だらけ、ジョロウ蜘蛛4匹付けて蜂場までたどり着きました。

蜂場にたどり着くまでのその途中、ブウォ~ンと大きな羽音が聞こえたので辺りを見渡すと。。。
何も居ません???
ふと、20~30m程離れた位置にあるカラスザンショウを見上げると、大量のみつばちが集ってました。かなりの流蜜しているみたいですぞ。期待して良いかな?

でもね、今日、明日は台風12号の影響で大気の状態が大変不安定。
何と当地には「大雨警報」まで出てましたよ。
週明けは今度は台風11号の影響で曇りか雨予報。
う~ん、流蜜してるのに大して集まらないかもしれない、、、なんともちぐはぐな状況です。

今朝は大雨、雨が止んだ10時頃に山に入ったんですけど、途中降ったり止んだりで全群内検は到底無理。
めぼしい群だけ内検して、本降りになって来たのを契機に降りてきました。
結局、内検できたのは全群の半分にも満たず。
女王更新・無王群なんて今回は端から無視。

今日どうしても内検したかった理由は、夏分封防止の為。
ここのところやたらと王台作ってまして、今日の内検でも内検できた群の約1/3で王台ができてました。
1群は既に分封済み(涙)。不幸中の幸いは、出て行ったのが新しく産まれた方の女王だったこと。交尾済みの女王は残って産卵してました。
この時期の分封ってそうなるのかな?たまたまなのかな?
この時期にこれほど分封熱が強く、実際に夏分封されたのも初めての経験なのでよくわかりません。

めぼしい群しか王台除去できなかったので、残りの群が分封しないでいてくれることをただただ祈ることしかできません。

巣門の周りや巣脾が真っ黄色になってきてます。カラスザンショウが蜜吹いてるのは間違いないですよ。
うまく行けば、来週辺り今年最後の「夏の蜜」を採蜜・・・できるかな?
できなきゃ、今年最後の採蜜あきらめてダニ対策に入ります。