今年の越冬群は・・・やや不良

11月後半になっても20℃を超える日が続いていましたが今日辺りからグッと冷え込んでようやく冬の気配が漂ってまいりました。
とは言っても今年は暖冬傾向の様で、来週あたりは又少し気温が持ち直すみたいです。
蜂の冬支度を何時から始めようか・・・ちょっと悩んでいます。

夏蜜を搾った後に入れたアピバールは(前半の高湿度の影響か?)後半やや効きが悪くなり、ダニが居残った群が出ました。
連続してダニ薬入れられないのでギ酸の投与で何とか凌いできましたが9枚満杯だったいくつかの群は今や4~5枚群にまでなってしまいました。
(ギ酸による産卵低下の影響もあります。)

それでも10月~11月あたりは最もギ酸の効果が高い気温推移の時期です。
気温が低くなり巣箱の中が結露し始める頃になるとギ酸の効果は目に見えて悪くなりますので休薬期間6週間を過ぎましたので連休中に再びアピバールを投入しました。

10月11月はダニの勢力が最大になる時期ではありますが、毎年毎年そのダニの勢いが増してきている様な気がします。

セイタカアワダチソウの蜜が大量に入ってしまって産卵圏を圧迫されたことと相まって、今年の越冬群の出来はあまりよくありません。”やや不良”という所でしょうか。
例年に比べて平均的に1枚~2枚ほど少ない群勢になってしまってます。

もう「がっかり」です。

気を取り直してここの所伸びてきたヘアリーベッチの写真でも。

(良く見るとヘアリーベッチ以外の雑草の方が多いなぁ)

蜜源の確保

一個人が出来る事なんてたかが知れていますけれど毎年蜜源となる草木の種を蒔いたり植樹をしております。
今年蒔いたヘアリーベッチはピーカンの晴れが続いたおかげで発芽率が非常に悪かったですが、ここの所の雨続きで少し芽が増えてきました。

去年だか一昨年だかに植えたヒメイワダレソウは並居る列強の雑草にやられて根は広がってますが大して花は咲きません。山の様な雑草ひしめく中でヒメイワダレソウはまず意味ありませんね。

夏の蜜源にと去年植えたキハダは予想を超えてでっかくなりました。

もう既に3m超え・・・て言うか、大きくなり過ぎ。
このまま成長するとちょっとヤバい事になりそう・・・。

対してミカンの後の蜜源の足しにと思って植えたモチノキは・・・。

植えた時の0.9倍くらいに成長しました???

山のモノたちに葉を齧られ枝を齧られ、植えた時より小さくなっちゃいましたよ(笑)。
10本植えたはずなのに冬の間に1本無くなり、2本無くなり、、、結局7本無くなって今3本残るのみ。
無くなった後の地面には1cm位のコロコロ丸いウンチが一杯。。。
ウサギはこの木が好物なの?それとももしかしてイノシシ?

さて、今年予想外に蜜を吹いて初めて単花蜜が取れたハゼの木だけど、その後急激にツル系植物に浸食されていきました。

中央のこんもりしてるのがハゼの木。
ツルの葉に覆われて何が何だかわからない状態になっていますが小さいの含めて3~4本のハゼの木がこの中にあります。
蜂場にはあと5、6本ほどこんな状態のハゼの木が。

今年の冬は、この鬱蒼とした茂みを切り開いてハゼの木救出作戦を実行しなければなりません。