前回、今年はヤバいかも・・・なんて王台見逃しによる分封を危惧するコメント書きましたが、やってしまいました・・・。
本日の内検中、13時ちょっと過ぎ、ちょいと遅い昼食にしようとした時、なんかやたらと空が騒がしい。
見て回ると、とある群の巣門前がやたら騒がしく、今日の時騒ぎは随分と派手だなぁ・・・なんて悠長に見ておりました。
でもでも、よくよく見るといつもの時騒ぎと違って巣門から飛び出していきなり上空へ舞い上がってるみたいです。上空にはたくさんの蜂が乱舞してます。
ヲイヲイ、これってもしかして分封???
やっと気づいて女王が飛び立たないように巣門を閉めましたが後の祭り。
既に女王様はご出陣になられていたようでした。
巣箱から20mほど離れた所にある木の、地上6~7mほどのところに蜂球をつくっております。
なんとか収容しようと色々試みるも高過ぎ。無理です。あきらめました・・・orz
分封した群を内検してみましたところ、確かに出房痕のある見逃した王台が見つかりまして、女王も居りませんでした。
ところが、なんと新女王も居ません。
継箱群なんで上下合わせて3往復見て回りましたが、女王も新女王もおりません。
巣門前を探してみると死後1日程度は経っているであろう女王蜂の死骸があったんですが、これが出房した女王なんでしょうか?
この群を内検したのは昨日の午前中だったので、その後すぐに見逃した王台から新女王が誕生したものの殺されて、今日昼過ぎに現女王が分封しただって?
なんだか時系列がぐじゃぐじゃだし、教科書通りじゃないし、さっぱり訳わかりません。
せめて新女王くらい残しておいてくれよ・・・。
蜂数のガクンと減った巣箱の前でしばらくたそがれておりました。
西洋蜜蜂は日本の自然環境下では生きていけません。おそらく持って秋頃まででしょう。日本にはオオスズメバチという西洋蜜蜂の天敵がいますので、自然の中で生息することができないんですね。
まあ、無理とわかっては居るんですがね、一応空き巣箱に巣脾を入れて置いときました。
安全な巣箱に入ってちょーだいな。
帰りの道すがらうちの蜂達が受粉させたであろう野イチゴがたわわに実っておりましたので気休めに写真を撮って帰りました。
ひとつ食べてみましたら、とっても懐かしい味がしました。小学生の頃、学校から帰る道すがらよくこれを食べてました。あの頃の記憶が鮮明に蘇った瞬間でもありました。