オオスズメバチの集中攻撃が始まりました

もうそろそろオオスズメバチの造巣も佳境じゃないでしょうかね。
オオスズメバチの女王は1匹で冬を越し、最初は自分で餌を取り巣を作り子育てをします。
そして秋以降に来年の女王蜂を作って後その群は壊滅してしまいます。
今まさに来年の新女王蜂が続々誕生しているんじゃないかと思うんですが、その分餌も不足してしまいますよね。
おまけに2日続けての雨。明けて月曜日は朝から快晴。
何か嫌な予感が・・・。

今年はオオスズメバチが少ないなぁ・・・なんて思ってましたが、今日は朝からオオスズメバチの集中攻撃が始まりましたよ。

(自作)スズメバチ捕獲器を仕掛けてあるので呑気にビデオ撮影なんぞしてみました。

動画最初に捕獲器内外に居るオオスズメバチはおそらく同じ群のオオスズメバチですね。
捕獲された方が救難の匂いを出しているので外にいる方は助けようとしているみたいです。
救援モードに入っているためミツバチを襲おうとしませんので捕獲器に入りません。
後から来たオオスズメバチは別の群の個体と思われます。
攻撃モードで捕獲器の中に入っていとも簡単に捕獲器に入ってしまいました。

今日は一日でこの動画に写っているミツバチ群に15匹もオオスズメバチがかかりましたとさ。
何匹か取り逃がしたみたいなのでもしかすると明日も集団で襲ってくるかもしれません。

プチ贅沢

金木犀が良い香りを放っていますよ。

ミツバチがこの花の蜜を集めてくれたらどんなに良い香りのはちみつになるんだろうかと想像は膨らみますが、実際にはミツバチは金木犀には見向きもしません。
残念!

変わってミツバチの大好きな秋の花。

セイタカアワダチソウ。蜜と花粉が貯まると巣箱がクサ~くなります。
でもこれは今年最後の蜜源でとっても貴重な花です。
ミツバチはこの蜜と花粉を一生懸命集めていよいよ越冬となりますよ。
今みかん色した花粉がどんどん貯まってきています。
頑張って卵産んで蜂の数を揃えてよ。

昨日、勢いの弱い群を4群ほど自宅に持ち帰りました。
山より自宅の方が秋~冬にかけて環境が良いらしく、昨年の自宅群は冬でもずっと産卵してました。少しでも回復してねと期待を込めて・・・。

山の蜂場群の中に今もってオス蜂巣房が作られている群が数群あります。
この連休中にその蓋蜂児を調べてみたらなんと2/3の確率でダニが付いていましたので全てのオス蜂蓋蜂児を取り除き、それらの群限定で蟻酸処理を開始しました。
効いてくれるかな?

さてさて、秋と言えば秋の味覚・・・色々ありますが松茸はあこがれの食材でしょうか?
私も過去に2回しか食したことがありません。
丁度マイレージの有効期限が迫ってきているということもあり、先日マイルを使って松茸でプチ贅沢することにしました。

なんで松茸かって?
一言で言えば、自分でお金出して買うなら絶対に買わないもの・・・を選びました(笑)。
ポイント交換ですからね。

届いたその日においしく頂きました。

あーおいしかった。
もうこれで死ぬまで松茸を食べる機会はない・・・かな?

女王蜂の良し悪し

6月頃から新女王の更新を進めてきましたが夏にグンと減った蜂数が回復し始める今時に新女王やその群自体の良し悪しがはっきりしてきます。
体は大きいのにあまり卵を産まない女王、交尾後爆発的に卵を産んでいたのに夏を境に急に産まなくなってしまう女王、蜂数多いのに何故かスムシにやられっぱなしの群、巣箱の汚い群、花粉を殆ど集めない群・・・。
毎年そうなんですが、秋はどんどん群数が減ってきてモチベーションが下がりっぱなしになります。

今年は夏の採蜜を最小限に抑えましたので今の所貯蜜は十分で蜜枯れしそうな群はありません。もうそろそろセイタカアワダチソウの蜜や花粉が入ってきそうなので今年の給餌は最小限で済みそうです。

継箱や巣箱の巣脾が空になったり蓋掛け貯蜜だけになったものはどんどん引き揚げ作業をやっていますが、毎年頭を悩ませるのが巣脾の保管。
例年カビてしまって使えなくなる巣脾がそこそこありましたので、今年はちょっと試しに「ワサエース」というわさび成分の防カビ材を使ってみることにしました。
一度冷凍庫で巣脾を凍らせてスムシの幼虫、卵をやっつけてから保管しています。

これ結構わさび臭がしますね。思いっきり吸うと涙がでます。まんまわさびです。
いちいちビニール袋に入れて密封保管しなければならずちょっと面倒くさいのですが、カビてしまうよりはましかな・・・。

効果の程は来春にわかりますね。効果があるとうれしいな。