明日から9月・・・

今年は未だにスズメバチが来ない。

オオスズメバチだけじゃなくてコガタもキイロも、、、
内検で一日蜂場に居ても全くやってこないので今年は本当に近くには居ないんだと思う。

スズメバチというと”狂暴・刺される”というイメージがあるけど、木に集ってたり蜂場にやって来てる様なスズメバチは「餌」を探しにやってきてるのであって人を刺しに来てるのではないから少々のことで刺されることはまずありません。

スズメバチの多い年には内検で取り出した巣枠にスズメバチがまとわりついて巣枠上のミツバチをさらっていこうとしたりします。
けど人に向かってくるという様なことはありません。

まあさすがにやってきたスズメバチを捕えようとして網でもラケットでも2回ほどスカると怒って顎をカチカチいわせながら向かってくることはありますけど(笑)。
(ただし、秋も深まってきて巣箱に何匹も取り付いて襲撃しているような奴は気が立って襲ってくることがあるのでご注意を。)

それはさておき、今年スズメバチの姿が見えないけど9月にもなるし、まあ保険の意味も込めて捕獲器を設置することにした。

今年も昨年に引き続いて継箱の中に大量かつ完全蜜蓋状態の蜜枠が残っていて、これをどう処分しようか今から頭を悩ませています。

少し涼しくなってきたら徐々に搾って廃棄するしかないけど。

ところで一方、秋の大切な蜜源&花粉源となるセイタカアワダチソウがピンチになっている。
7月初めの豪雨以降は台風の時にちょっと降っただけで他はまともな降雨がないもんだから。。。

水不足で枯れ始めているのだ。

明日以降、秋雨前線で雨降るようだけど、その後の猛烈な台風も気になるよね。
ちょっとずつ降ってくれたんで良いんですけど。

今後のセイタカアワダチソウの状況も見ながら余剰蜜の処分量を加減しないといけません。

お盆を過ぎたけれど

例年、お盆を過ぎたころにスズメバチ捕獲器を取り付けるのですが・・・

今年は今の所、殆どスズメバチを見かけません。
3週間ほど前にキイロスズメバチとコガタスズメバチそれぞれ2匹やってきたのを見ましたがそれ以外は全く・・・
オオスズメバチに至っては春のスズメバチトラップ以降、全く見てません。

春のスズメバチトラップに掛かるスズメバチが例年より少なかったことから、それ以前の初春の低温でまずやられ、7月初旬の豪雨でやられ、それ以降の猛暑でトドメを刺されたのでしょうかね?

それはそれで蜂を飼ってる者としてはうれしいですけど生態系にとってはどうなんでしょうかね?

変な害虫が大発生しなければいいんですが・・・

成功と失敗

暑いです。
内検中に3回着替えしますが、いずれも最後はびっしょびしょ、、、頭痛がしてきて背中の筋肉がつることもあります。
結構危ないです。

さて、そんな暑さが影響しているのでしょうか、、、あの豪雨以降の女王蜂交尾は3週連続全敗、、、なんと成功率0%でした。

余りにも失敗続きなので女王蜂が帰ってくる時の目印としてランドマークを貼り付けておきましたら、やっと交尾成功する群がでてきました。

でもやっぱり失敗する群もあります。

女王更新も2回連続して失敗すると、その頃にはもう数は激減、そして何より女王を作ろうというやる気が殆ど無くなってきます。

なのでそういう群は通常他群と「合同」となるんでしょうが、暑いしめんどくさいのでこの時期は「解散~」・・・します。

右の×マークのあるのが今回交尾成功した群、左が失敗した群。

たまたま隣り合わせで・・・。

巣脾取っ払って巣箱も撤去してしまうと、、、

近隣の群に入っていって「よろしくお願いします」となります。
通常なら他群の蜂が巣箱に侵入したら取り囲まれて殺されてしまうんですが、こういう時はお互い様、、、割と寛容に受け入れられるんですね。