巣脾清掃

巣脾から蜜を搾って、残ったのを蜂に吸ってもらう。

前日もやったので蜂は覚えていて、朝7時に持って行ったのに据え付けるとすぐに飛んできて吸蜜。

今日は地区のお祭りなのに自分は仕事。おまけに産直市の在庫が無くなったのでこのあと配達に走る。10月は何かと忙しい。

継箱撤去中

今年は随分と遅くまで暑かったが、ここへ来て朝晩気温が低くなってきたので継箱を撤去することにした。

今年は女王蜂更新のタイミングと猛暑が重なったこともあってかなり蜂数を減らした群が何群か出たが、そういった群では継箱の中の巣脾がスムシにやられているのもいくつかあった。

あともう1日で終わりそう。これからなんやかんやで忙しくなる。

またまた倒木

7月に枝が裂けて一部倒木した木はプロの特殊伐採師に依頼して全部切り倒すことになっているが、かなり忙しいらしくて2か月待ち、、、やっと1か月後に伐採してもらえることに。

所が、その木が昨日の雨と風でまたまた一部の枝が折れて巣箱の方へ。。。

雨も午後になって上がったのでオオスズメバチの見回りで蜂場に行ってみると御覧の通り。

何箱か巣箱の損壊を覚悟したが、2箱だけ巣箱が斜めになったものの倒壊はなし。最悪の事態は免れたものの。。。

本当は明日から内検予定だったけど急遽変更して明日から倒木処理。明日だけでは無理だろうなぁ・・・

今年は早いなぁ・・・

オオスズメバチの集団攻撃は例年早くても9月終わりからと勝手に思ってましたが、今年は先日16日にやられてました。

運よく内検中だったので割と早い段階で見つけることができ、被害もそれほどでもなかったですが、結局2日間で計16匹のオオスズメバチが一群を攻撃目標にしていたことになります。

ラケットで2匹、捕獲器で3匹、ネズミトリモチで11匹の合計16匹です。

これからどんどんとやってくるようになりますので(ほぼ)毎日の見回りが必要になりそうです。

日本みつばちだけじゃないよ

”熱殺蜂球”と言えば、オオスズメバチに対する日本ミツバチの専売特許・・・みたいに広く知られていますが、果たして西洋ミツバチは・・・

蜂球が出来ていたのでほぐして中身を取り出してみると、、、

オオスズメバチがこと絶えてました。

斥候のオオスズメバチを時としてこうやって大勢のミツバチで蜂球を作り殺してしまうのは別に日本だろうが西洋だろうがやります。西洋の場合、”熱殺”ではないかもしれませんが。

ただ大きく違うのは、次々と斥候がやってきた時、巣に籠城し、それでもダメな時はさっさと逃げ出すのが日本みつばち、対して絶対に巣を放棄せず、どんどん出てきて突撃し、やられ、殆ど働き蜂が居なくなるまでそれを繰り返すのが西洋みつばちだということ。

西洋みつばちを飼っている人が最も恐れていることの一つが、このオオスズメバチの集団攻撃による群の消滅なわけです。

放っておくと、ほんの数時間で一つの群が滅亡する目にやられる(そうです)。そうならない様に定期的な見回りが必要なんですが、、、今、この蜂場に向かう道の入口付近でソフトバンクの鉄塔工事が始まり通行止めになってしまって、1日の内、昼休憩含めて合計1時間30分しか通れないという事態に。一度入ると降りるチャンスは2時間毎。見回りにしろ、草刈りにしろちょっと面倒な状況です。

今年は花粉が・・・

毎年8月終わりから9月初旬の2週間程、花粉が切れてしまって急遽花粉給餌する・・・ってことになっていましたが、今年は何故か全群花粉がまだある。

台風10号がノロノロと迷走するせいで永らく雨模様だったので、こりゃ絶対花粉切れてるぞ・・・と内検で丁寧に見て回ったがさにあらず。

まあ、余計な作業しなくて済むので良いっちゃ良いんだが。

今年は蜜の出が悪かった様に、1年を通して植物の状態がおかしい気がする。

台風10号への備え?

当初近畿・中部地方を縦断する予報だったのが、あれよあれよと言う間に西にずれ、今や愛媛直撃コースになってしまいました。

まだまだ予報円が大きくどこを通るか予想が付きませんが、できれば蜂場の東を通過して欲しいと虫のいいことを願っております。

蜂場で出来ることと言ったら、この期に及んで余りありませんが、すだれを撤去して蓋に重しを載せるくらいしかやることありません。

それから蜂場に至るまでの道で雨水が激流となって下ってくるところの枯葉や枝などをブロアーで吹き飛ばしてきました。道が崩れかけている所があるので心配です。

結構な坂道なので汗びっしょりになりました。昨日は昨日で休耕田の草刈りで体力消耗しています。でも8月中に草刈りする決まりなので台風のこともあり前倒しでやるしかありません。

後は祈ることくらいしかできませんが何事もない事を祈ります。それでは。

スズメバチ

お盆過ぎた一昨日、スズメバチ捕獲器を女王蜂の更新完了した巣箱に取り付けて回った。

昨日は久々の一日中雨でカラカラに干からびた地面が潤う一日となったが、そんな翌日である今日はオオスズメバチが来てるんじゃないか・・・と思ってみてみたら。

やっぱり来始めたね。まだ小さいけど今日は2匹。

これからだんだんと幼虫の数が増えてエサが回り切らなくなってくると数匹~十数匹での大〇殺が始まる。それまでは単発でのエサ(ミツバチ)取りなので被害は殆どない。

いまさらテスト・・ギ酸吸水素材

ダニへの対処は採蜜の始まる前から採蜜が終わるまで、つまり採蜜期間中には一切行えない。人様の食べる蜜にそんなダニ処理の薬が入っては元も子もないからね。だから採蜜の始まる前に一度全ての蜜を取り除いて(掃除採蜜と言う)全く混じりけの無い、安全な蜜を採っている。この点、日本ミツバチは・・・ちょっとグレーの感がある。

それはさておき、以前から採蜜期間が終わった後にダニ薬でダニをある程度駆除して、秋口あたりで駆除しきれなかったダニをギ酸処理していたが、この際にギ酸を浸み込ませるのにペーパータオルを使っていた。しかし、このペーパータオルを薬折りするのが結構手間なのよね。

こんな感じ。

最初こそ海外の文献にあった巣脾1枚当たり2mgでやってたけど効きが悪いので倍の4mgでやっている。というより単箱なら40mg、継箱なら80mgを標準にして。

で、80mgともなると、トレーにこのペーパータオルを4枚使用してやっと、、、時に溢れそうになる。つまり1群に4枚必要になるわけでこれを折るだけで結構な手間になる。

という訳で、以前からやろうやろうと思いながら全然手つかずにしてたギ酸用の浸み込ませ素材を探すことにした。

買ってみたのは「給水スポンジPVA素材」「フローラルフォーム」「セルロース製給水スポンジ」の3種類。

結果は御覧の通り。

右から「給水スポンジPVA素材」「フローラルフォーム」「セルロース製給水スポンジ」の順。

ごらんの通り、PVA素材の給水スポンジは入れた瞬間に溶けてしまった。ギ酸も殆ど浸み込まないので乾くまで放置していたのでカピカピ状態で写っている。

「フローラルフォーム」はまあ良いんだけど、切る手間が要るのと、2度目以降の給水はまだ水分が大分残っているのかギ酸が半分程度しか浸み込まないので今一つ。(※後日注記:実験として実際に使ってみたけどギ酸の影響か変色して固くなり2度目のギ酸は半分程度しか浸み込まず。結局ダメね。)

ということで「セルロース製給水スポンジ」を使ってみることにした。でも一つ問題あって、水分吸収すると膨らむのだが、高さが20mmあってトレーからはみ出てしまう。上桟に掛けるドンゴロスが新しいとギ酸を吸収してしまって蒸散量が増し蜂にダメージ与える為、少し深いトレーを別途用意しなければならなくなった。

一応これでやってみて、問題あれば改善していこう。

何故かこの暑い中草刈り

何故かこの殺人的な暑さの中草刈り。

何故かと言えば、先週は倒木処理してたから。草伸び放題で内検もし難い。内検時、巣門前だけは鎌で草刈ったけど。

という訳でさっぱりしました。

人間の方はと言うと、空調服着てるのに汗びっしょり。全身びっしょり。本当は周りも少し刈ろうかと思ってたけど、とてもじゃないけどできないので止めました。