8月も終わり・・・

早くも8月が終わってしまいました。
ここの所雨や曇りの日が多く、気温もさほど上がりませんのですごしやすい日が続いています。朝晩は結構涼しくなりました。昨日は湿度が高く不快でしたけどね。

さて、先週に引き続いてこの週末も台風の影響で雨模様です。
今日は午前中なんとか雨が降らなかったので未交尾群を優先して内検してきましたけど、午後から雨が降ってきて結局2週続けて殆どの群が内検できませんでした。
おまけに台風の影響か少し風が強かったせいで遮光ネットを張っていたステンレス線が切れていてネットが垂れ下がってしまっていたのでその処理に時間を取られたのも痛かったです。遮光ネットは全て取っ払ってきました。

さて、問題の未交尾群の状況ですが、8月23日生まれの群4群が交尾成功していましたが、依然として後5群が2週間未交尾のままです。1群は女王が居なくなっていました。
来週には色々と処置しないといけないですね。

でも、未交尾女王が産卵して誕生したオス蜂一杯の群が居るので、なんだか色気出してしまいそうです。問題は越冬できるだけの群勢になるかどうかなんですけどね。

内検していると色んな動物や昆虫に出会いますけど、あんまり毒持ってるのとか噛まれるのとかそういうのは嫌ですね。

継箱の隙間に潜んでいたムカデです。
これはまだ中くらいの大きさですね。これの1.5倍くらいあるでっかいのがたまにいます。

スズメバチ捕獲器の設置

今日は朝からパラパラと雨が・・・。
早朝はまだ降ってなかったので全群に自作スズメバチ捕獲器を設置して回りました。

未交尾群はどうしようかと悩んだんですが、巣門側のスズメバチブロック用の網は女王蜂でも通れる格子幅なので一応設置しておくことにしました。
設置し終わったと同時位に雨が降ってきたので一旦撤収。

午後様子を見ていると降ったり止んだりなのでもう一度山へ行ってみました。

雨降ってるのに早くも一匹掛ってました。
残念ながら?コガタスズメバチでしたけど。

今日の内検は半ばあきらめてたんですけど、雨が降ったり止んだりでさほど雨脚も強くないので未交尾群だけ内検してきました。
1群の女王が交尾成功。今日から産卵開始したみたいです。
1群で再び無王状態となっており蜂減りがひどいので他の交尾群と合同しておきました。
残りはまだ未交尾状態。来週あたり少し暑さも和らぐので期待したいです。

そんな未交尾群の一つ、先代の未交尾女王産卵の群で、目出度く(笑)オス蜂が誕生し始めましたので写真撮ってきました。巣箱の中はオス蜂で一杯。かなり異様な雰囲気になってます。
新しく作り直した新女王様。早く交尾してちゃんとまともな卵を産んでくださいね。お願いします。

今年は新女王蜂の交尾成功率が低い(2)

明日、明後日と雨の予報・・・。
こりゃ、もしかすると明日、明後日内検できないかも。
今日は定時で引けてスズメバチ捕獲器を設置してきました。
日が短くなって来た上に、途中で雨が降り出し近くで雷が落ち始めたのもあってまだ半分も設置できてないです。

今年は7月以降の新女王交尾率がすこぶる悪いという話は以前書きましたが、未だに絶不調です。
去年の記録を見ますと、一番最後に生れた女王は8月11日。産卵を確認したのが8月25日で大凡8、9割の交尾成功率だったのですが、今年は7月以降交尾成功した女王は数える程です。

おまけに今年は未交尾女王の産卵が2群で起こってしまうなど、やっぱりこの暑さのせいなんでしょうかね。今年は色々とこれまでと違う状況が次から次へと起こります。

普通の人はこれ見ても分からないだろうし、実際私もこれ見ても半信半疑だったのですが、これは全てメス蜂房にできたオス蜂蓋蜂児・・・。
ポコポコと蓋が飛び出しているでしょ。

で、産まれる若蜂がこんな小っこいオス蜂になる訳です。

写真の群は女王を作り直しましたが未だに未交尾。
本当は明日確認しようと思っていたのですが、この天気予報通りだとできないかもね。
まあ、最悪残りのスズメバチ捕獲器を設置して今週は終わりってことになるかも知れません。

スズメバチを攻撃する西洋みつばち

昨年のこの時期には既にスズメバチ捕獲器を取り付けていたのですが、今年はまだ取りつけていないのでちょっと気になって会社終わってから山に行ってきました。
そしたらスズメバチがわんさかと・・・。
殆どがコガタスズメバチでわずか40分ほどで10匹程やっつけましたが、1匹だけオオスズメバチがおりました。

顎の付け根(頭楯(とうじゅん)と言うそうです)が突起2個なので、これがオオスズメバチの特徴なのですが、ちょっとヤバいです。
土曜日には捕獲器をつけたいと思いますが、それまで無事でいられるでしょうか。

で、網でスズメバチを捕獲している最中、とある群で蜂がやたらと巣門前に固まっている群が居りまして。

なんかしきりに蜂球作っていましたのでほぐしてみました。

なんか中にいますよ。

見えますかね?真ん中にでかいトラトラの模様があるの。

日本ミツバチが蜂球作って発熱によってスズメバチをやっつけるのは最近では結構有名かもしれませんけど、セイヨウミツバチもこうやって蜂球作ってスズメバチをやっつける事ができるんです。
ただし、発熱ではなく毒針で刺してやっつけているんですけどね。

まだ確認してないですけど、おそらく大きさからいってオオスズメバチだと思います。
オオスズメバチでも1匹の場合はこうやって撃退できることもありますけど、これが仲間を呼ばれて複数で攻撃されたらひとたまりもありません。
土曜日まで頑張ってくれよ。頼むぞ頑張れ!

夏季休暇は働き詰め・・・疲れた

ウチの近くの蓮の花に集るハチです。

多分この蜂はうちの蜂だと思います。ウチの蜂はお釈迦様なのかな(笑)。
朝、犬の散歩をしているとこの蓮の花に多くのみつばちが集っているのを目にします。
花粉源にはなるみたいだけど、蜜源にはなるのかな?

9日間の夏季休暇も今日で終わりました。
今年は9日間、ずっと働き詰めだよ。(15日の午前中を除く)
35℃もの猛暑日の中、2L以上の水分補給をしながらの作業は堪えました。

内検×2日、夏蜜採蜜、アピスタン投入、草刈り、果樹の追肥&灌水、山小屋直近の杉の枝打ち、スズメバチ捕獲器の製作etc・・・。

もっと短時間でできるかと思ったスズメバチ捕獲器もやっと完成しました。

ある養蜂器具屋さんの捕獲器の劣化コピー版です(笑)。網の端処理してないので取扱注意ですぞ。
後はクレオソートを塗るだけ。

そうそう、ダニの寄生率が予想以上に高かった群では今日も大量のダニの死骸が巣門前に出されていました。

先週入れたアピスタンの位置を昨日内検時に変えたんですが今日こんなに出てました。
(巣門前のコンクリートブロック上に見える赤茶色のつぶつぶが全てダニですよ。)
まだかなりの数の蜂がダニを背負っています。
巣門にダニを背負った蜂が出てきて、一生懸命に足で背中をグルーミングするのを10分ほど眺めてましたが、なかなか落ちませんね。
(ニホンみつばちは他の蜂がグルーミングするそうでダニは余り脅威にならないみたいですが、セイヨウはダニが一番の脅威です。)
ちょっとこの群はヤバいかも。
今産卵数が減ってきて蓋蜂児が少なくなってきてますのでそれだけが希望の明かりかもね・・・。

ビフォー アフター

蜂を飼うには蜂場の管理も大切です。
雑草は刈っても刈っても伸びてきます。
春以降は1カ月に1回は草刈りが必要です。
生き物を飼う以上除草剤は撒けませんからね。
でももっと有用な植物がこれほどまでに生命力旺盛ならいいのになぁ・・・と思うこともありますがそれは人間の勝手な願望でしょうね。

before

after

猛暑日が続く中の草刈りは堪えます。

スズメバチ捕獲器製作中

8月も終盤になってくるといよいよスズメバチ(の働き蜂)による攻撃が本格化してきます。
ただ、この辺りでは今年は何故だかオオスズメバチの数がやたらと少ない。
コガタスズメバチが最近ちょくちょく蜂場にやってきてますけど、体長が例年に比べてやたら小さいし、何よりこやつらは別段脅威ではないのでまあいいとして。
そう言えばキイロスズメバチの数も少ないなぁ。今年の天候の影響なのかな?

とは言っても何があるか分かりませんので、やっとのことでスズメバチ捕獲器の自作などを。

簡易テント立ててやってますけど、あっつーーーい!
作業も捗りません。
お盆休み期間を利用しないとこんな作業できません。いつもの週末は内検とちょっとした作業位しかできませんので。
なんとか明日、明後日位までには完成に持っていかないと、、、と思うのですが、ちょっと今の進捗では難しいかなぁ?

夏の蜜採蜜 & 全群アピスタン投入

今朝は5時出発で今年最後?の夏蜜の採蜜を行いました。

夏の蜜は春の蜜と違って蓋掛けされていても糖度が低いので、蓋掛けの少ない蜜枠は越冬に向けての貯蜜として残し、蓋掛け面積の多い蜜巣だけ採蜜しました。

ですので、夏蜜の採蜜量は微々たるものになります。
販売準備ができたらまた追って通販サイトでご案内します。
通販サイトはこちら 

さて、これにて今年の採蜜は終了ということになりますので、いままで引き延ばしてきたダニ対策に本腰を入れます。
本日は全群にアピスタンを投入してきました。
これ以降の蜜は販売用ではなく、越冬など蜂の食糧としての用途となります。

死ぬほど暑い・・・

昨日取ったこの地方のピンポイント予報のスクリーンショット。

笑っちゃいます。もう勘弁して下さい。

今日も朝早くから内検行ってきました。
蜂さんの健康管理をしっかりしておかないとね。
でもね、もうね、つなぎを着てるんですけど、上から下までびっしょびしょ。
今日は本当に死ぬかと思いました。

さて、群の状況は・・・。
未交尾女王は何群かは交尾成功!
でも何群かは未帰還、再び無王群。
もうそういう群は仕方ないので近場の群と合同。
それから1群、またまた未交尾産卵か?何だか蜂児の蓋掛け状態が怪しい。
少し様子見て対処を決めます。

非採蜜群のダニ対策、これまで蟻酸で対応してきましたがやっぱりこれだけ気温が高いと十分な効果が出にくい。
明日、早朝に夏蜜の採蜜を行った後、アピスタンを投入することにします。
これにて今年の採蜜は終わり。
今年の採蜜量は目論みを大きく下回ってしまいましたがまあ仕方ない。

それよりも産卵は十分あるのに蜂の数がガタ減りの群がいくつか・・・。
麓で稲の防除でもやりましたかね?ちょっと心配。

今年は新女王蜂の交尾成功率が低い・・・

今年は新女王蜂の交尾成功率がものすごく悪いです。
4月下旬~5月上旬に行った採蜜とは関係ない群の第一弾更新は順調でした。
5月下旬~6月上旬に行った採蜜群を割り出した第二弾更新は、女王が誕生した時期が梅雨時唯一と言っていい長雨の時期に重なってしまった為に交尾失敗が多発しました。これは理由がはっきりしています。雨ですね。

で、問題なのは7月上旬から行った交尾失敗群を含む残りの群の第三弾更新でして、毎日晴天が続く中で交尾飛行の帰還率が3割3分3厘・・・なんと2/3の群が新女王喪失してしまいました。
なんででしょう?
高過ぎる気温か、はたまた暑さ防止の為に掛けた遮光ネットなのか?
遮光ネットの影響を今最も疑っていますが、確たる根拠はありません。
遮光ネットは2m毎に50cm程の隙間を作って張っていますがかなり帰還の難易度を上げているのは間違いないようです。
今日は、その隙間の所に色とりどりの布切れを目印として設置しておきましたが、さてどれほどの効果があるんでしょうかね?

無王群となった群には最後のチャンス、蛆卵枠を入れておきましたがさてどうなるでしょう。
お盆過ぎにはスズメバチ捕獲器を設置しなければなりません。
それまでには交尾が成功していないと、残された道は合同しかないですね。

交尾成功した新女王も1穴多卵のが居たり、写真の様に壁に産卵したりするのが居て心配の種は尽きません。まあ、普通は巣房の真ん中あたりに産卵するんですけどね。こんなに壁に産卵されると働蜂産卵かと一瞬焦ってしまいます。