いつまでも寒い・・・建勢が遅れ気味ですが

何だか今年は寒い日が続いています。
前回記事で節分前日に花粉給餌した事を書きましたが、おそらくその直後位から産卵を再開した様です。
2週間後となる先週末(2/16)に内検した時は、既に蓋蜂児がありました。まあ、最大でも直径10cm位しかありませんでしたが。。。
一昨日内検したところ、蓋蜂児枠はまあまあ大きくなりつつありますので、花粉と蜜を切らさないように気をつけなければなりません。ここ1週間で急激に花粉が無くなった群がありましたので、それらの群については追加の代用花粉給餌を行っておきました。
代用花粉はフィードビーを使っています。
気温が10度に満たない状況での内検でしたので、写真は撮ってません。

さて、年明け以降、毎日の様にトンカチやっていた巣箱&継箱ですが、やっとのこと塗装まで完了しました。
組み立て直後のこんなきれいな巣箱が

こんな風になります。(まだ作業途中の写真)

蓋は今年は雨ざらしでやってみようと思ってますので水性ペイントを塗りました。

暫しの春

今日は節分、明日は立春、昨日と今日はぽかぽかと暖かい日でした。
昨日は日中気温も14度を超えるとされていましたので久しぶりの内検を行いました。
強盛群で越冬に入ったものの蜂数が驚くほど減っている群や、弱小群で越冬に入って案の定風前の灯状態の群もありましたが、概ね頑張って越冬してくれているようでした。
ただ、この蜂場は山間地の盆地状のところにあるため、太陽が出るのが遅く、また太陽が隠れるのも早いせいなのかどうかわかりませんが、全群で産卵が停止している状況でした。
麓の群はこれまでずっと継続して産卵しているのに比べると対照的です。
産卵を促す目的で「奨励給餌」という砂糖水を与えるのはまさに今の時期なのですが、私が養蜂をするにあたって最も信頼する書、「近代養蜂」(渡辺寛、渡辺孝共著)によれば奨励給餌はほぼ意味ないとのことですのでこのまま様子を見てみます。
ただ、ほぼ全ての群で花粉が殆ど無い状態でしたので急遽花粉を与えておきました。これも奨励給餌になるんだろうか?
また、一部の群ではダニが勢いを増しつつある様でしたのでアピスタンも投入しておきました。
アピスタンは6週間で取り出します。一応農薬ですので、成分が残留しないように採蜜用の貯蜜を開始する前に掃除採蜜と言って薬の残留を防ぐ目的の作業を行わなければなりません。

産卵再開が遅れると春の採蜜期の建勢が間に合わないんですけど、ここは様子見するしかないよね。

さて、昨日はこんな具合でしたが、ここんところは毎週末は大忙しです。
巣箱、継箱、巣枠作りで休日は朝から晩まで作業しています。

本当に間に合うんだろうか?ちょっと怪しくなってきました。