長雨の後の救世主?

梅雨が明けました。

去年の様に豪雨は無かったけど曇り→雨を長々と繰り返した今年の梅雨でした。

おかげで今年は珍しく貯蜜が減る群が出てきて、最後の採蜜を実施してない群から実施した群へ貯蜜枠を融通していくという非常に面倒くさい作業が必要でした。

少し前から(雨が降ってても)頭上でブンブン蜂の羽音がしてましたが今カラスザンショウの花が咲いています。

この写真だと見えませんので一部拡大してみました。

蜂が居るのがわかると思います。蜂も必死で蜜と花粉を集めているのでしょう。

これで「適度」に貯蜜が回復してくれると蜂にも人にも嬉しい事なのですが・・・

イタリアン導入その後

3年前こんなことやってました。

良種より良系・・・されど

あれから早3年、今やあの女王の4世代~7世代後の女王が居ます。

何で3年しかたってないのに7世代後かって?

イタリアンのくせに分蜂性が高くて、新たに作った女王が分蜂してしまうことが何度もあったからですよ。

導入した女王蜂自体がイタリアンと国内雑種との第一交雑種になります。

そこからさらに4世代~7世代も経つともう既に純粋イタリアンの血は無きに等しいと思いますが体色は綺麗なアメ色が多いです。(違うのもいます。)

ここまでの結果で言いますと繁殖力も集蜜力も特段優れているという訳でもありませんでした。まあ普通です。

温和かと問われればまあ荒くはないけど特段温和という訳でもありません。普通です。

先に言ったように分蜂性も元々うちにいたのよりは高かったです。

それで、最も顕著だったのがダニにとても弱いこと。

ダニの被害が他より一段ひどくなる傾向がありますね。

今年の越冬明け直後にダニ被害で大変なことになったのもこのイタリアンの末裔ですし、今現在ダニで苦労してるのもこのイタリアンの末裔です。

まあそんな感じですがたまには新しい血を入れること自体は良いことだと勝手に思っていますよ。

夏減りの季節

夏減りというか梅雨減りというか、ここの所随分と蜂の数が減ってきました。

写真の様に蜂が溢れる様な群はごく僅か、、、

蜂が薄くなっているので内検し易いと言えばし易いのですが、、、

今年はだらだらと雨が続くせいか、今の時期殆ど蜜が集まらない様でそれも影響しているのでしょう。

もう少しでカラスザンショウの花が咲くので夏の群勢維持に気を付けていかなければなりません。

長雨の合間は蜂の機嫌が悪い

九州南部は大雨で土砂災害警戒情報が出ていますね。

何事もなければいいんですけど。

 

さて、ここ最近はずっと雨模様で内検もままなりません。

昨日、一昨日と当地はギリギリ雨雲の北側だったので今にも降りそうではありましたが日中何とか雨が降らずに蜂の内検をすることができました。

んが、長雨で鬱憤の溜まった蜂の機嫌が悪いこと悪いこと。

継箱下すだけで大量の蜂が体の周りを飛び回り面布や腕に体当たりしてきます。

以前居た狂暴な蜂の系統は無くしていったので今年は割とおとなしい蜂ばかりになったと思っていたのですが、流蜜が止まり長雨で外に出られずちょっと雨が止んだと思ったら巣を開けられてガサゴソされたのでは流石に機嫌良い訳ありませんわね。

腕、足、腹、首、おでこ、、、昨日は大量に刺されました。

全ての群がそんな塩梅だったので、流石に心が折れて「もう帰ろうか・・・」と途中でくじけそうになったのでした。

 

さて、、、という訳で、全体の半分の採蜜が残ったままですけど、もうこの長雨なので前回の採蜜を今年最後の採蜜とし、今年はこれで打ち止めとすることにしました。

これからはもう・・・来年に向けての蜂管理作業になりますよ。