立ち上がりの遅れ

関東地方では記録的な雪が降ったとニュースになっていましたが、こちらでも2月上旬にポカポカ陽気の日が来た後、やたらめったら寒い日が続きました。
おかげで2月1日以来一度も内検できていません。
今日は最高気温が11℃くらいまで上がるということだったので少し寒いですが全群内検してきました。
ここの所の寒さのせいでしょう、一度産卵を開始した群が産卵停止してしまった群が出ていました。
ちょっと今年は立ち上がりが悪いです。
蜂減りの激しい群や女王を喪失した群なども・・・。

3月末の桜が咲くころにどこまで盛り返せるか・・・、今後の気温の上昇に期待したいです。

強勢群はいい感じなんですけどね。

全群、こんな感じなら何も悩まないで済むんだけど・・・。

始動

今年の冬は寒い・・・と言われていたのに何だか昨年より暖かいと思うのですが気のせいでしょうか?

今日は日中おそらく17~18℃くらいあったんじゃないでしょうか。
ハチがぶんぶん飛び回ってました。

山の麓にある梅の花も開花しており、うちのハチ達が訪花しておりました。

さて、いよいよ今年も蜂達が始動する時期がやってまいりました。
今日くらい暖かいと今年初めてとなる内検も寒さによるハチのストレスなく進められますので人間の方も余裕を持って行えます。

今日のメニューは
・産卵の確認
・ダニ薬アピバールの投与
・花粉給餌
・糖蜜給餌
であります。

心配していた蜜切れも一切なく、1群を除いては全て順調に越冬してくれたみたいです。
その1群については女王蜂が居なくなっており、変成王台が作られていました。
卵もあるし、蛆もいるし、蓋蜂児もあるのですが、蓋蜂児は全てオス蜂の様で・・・。
この女王さんは交尾不完全で貯蔵精子がなくなってしまって卵を産んだもののオスばっかりで働蜂達から排除されてしまったのかもしれません。
一応、一穴一卵の産卵なので働蜂産卵ではないと思うのですが・・・よくわかりません。
働蜂産卵だと他群との合同にリスクが出ますが、どうしようもないので隣の群と新聞紙合同しておきました。

産卵は数群を除いて既に産卵を始めており、うち半数程は既に蓋蜂児が広がっておりました。

去年のこの時期は産卵してるのがわずかで大丈夫だろうかと気をもんだものです。
やはり今年は暖かいんだね。

アピバールは今回初めて使いましたが果たして効くんだろうか?

花粉の練り物は今回少し柔らか過ぎました。多分来週蓋開けると巣枠にべっちょりと落ちてくっついているんだろうな・・・。