オオスズメバチ対策

今年は春のスズメバチトラップによるオオスズメバチ女王駆除が功を奏したのか6月以降は全くオオスズメバチを見かける事がありませんでした。
例年お盆を過ぎると現れるオオスズメバチ(働蜂)も今年は全く現れず・・・。
なので今まで捕獲器も仕掛けずにいましたが蜂場から100mほど下ったあたりでオオスズメバチが狩りをしていたのを目撃しましたので今週、保険の意味も含めてスズメバチ捕獲器を取り付けることにしました。

スズメバチ捕獲器を取り付けると巣門が隠れてしまうので帰って来たミツバチ達は右往左往、巣箱の前は大騒動になります。
まっ、そのうち入口見つけて入って行きますが。

捕獲器の所で大渋滞するミツバチ達を見るとどれもこれも大量の花粉を付けて帰ってきてます。
最近咲き始めたタラの木の花粉でしょうか?

居ないと思っていたオオスズメバチもやはり人気のない時にはミツバチを襲いに来ているんですね。

仕掛けた翌日にはオオスズメバチが掛ってました。

オオスズメバチは意外と警戒心が強くて、人がいるとあまり寄って来ないんですよ!
ちょっと離れた木に止まって辺りの様子を窺って人が居なくなるのを見てるんです。
狩りを始めるとアウトオブ眼中になりますが・・・。

対してキイロスズメバチは人が居ようがなにしようがお構いなし。
今年は(も?)近くにキイロスズメバチの巣があるみたいでよくやってきます。

ちょっとピンぼけですが、、、
こいつらはあまり捕獲器に掛りません。
ホバリングして飛んでるミツバチを捕まえるので捕獲器の中まで入らないんです。

もっとも、スズメバチ捕獲器は”オオ”スズメバチの為に仕掛けるものであって、キイロやコガタなんかは掛らなくて良いんです。
こやつらは律義に1匹が1匹のミツバチを捕えて行くので被害もそんなに大きくないのです。

オオスズメバチさえいなければ、こんな出入りを阻害する様なものは取りつけたくないんですけどね。

おまけに、捕獲器に入ったオオスズメバチに攻撃仕掛けて大量に犠牲者出したりするしね。

ミツバチの攻撃を受けて瀕死のオオスズメバチと勇敢な兵士たちの亡骸・・・。
そこまでしなくても・・・