怒涛の1年が終わりました

入れて6週経ったアピスタンを抜きました。これでこの後一か月半は蓋を開けることはありません。

それにしても今年のダニはしつこかったです。

ダニ薬の休薬期間中もギ酸を投与してきましたがなかなか収束せず、今年はかなりの量のギ酸を使いました。

ストック分が無くなったので新たに注文しましたが、年々値段が上がっています。

初期の頃と比べると20%近くの値上がりです。

使う資材は何もかも値上がりしているのに、それでできる生産物(=蜂蜜)の値段はずっと一緒です。
(特価品の値段はとあるところからクレームが来たので仕方なく値上げしましたが、その他のプロパー商品はずっと一緒です。)
来年からは消費税も10%に上がってさらに必要経費が増えます。
どーしたもんじゃろな・・・

軽トラのアッパーマウント交換

うちの軽トラ、採蜜時期に蜜枠を満載して走るとショックが底付きするようになってしまいました。
普段の使用でも車体がうねるような段差を超えると”ゴンッッ”とボディにまで響く異音がします。
一度ハイゼットのストラット左右をヤフオクで落札して交換したのですがそれでもダメみたいなのでこの度アッパーマウントとバンプラバーが売られているのを発見して早速注文してみました。

左右1セットづつ。

ストラットを外しました。

外したストラットと新しいアッパーマウント、バンプラバー。

アッパーマウントは外してみるとガッタガタでした。厚みも全然違います。
バンプラバーはそもそも朽ちて跡形もありませんでした。底付きはこれのせいですね。
このショック、立てて置くとロッドがどんどん沈み込んでいきます。抜けてるのかな?
以前取り外した分含めて3本を比べてみたけど全部立てて置くとロッドが沈み込むからそういう仕様なのかな?オイル漏れはないからそういう仕様のオイルショックだと言うことにしておこう。
本当ならショックアブソーバーの新品が欲しいけど、それはもう既に無いみたいだからね。

組みなおして後は逆の手順で取り付けて終了。

少し乗ってみましたがカチッとして中々いい感じになりました。
これで来年の採蜜時に底付きしない・・・と思う。

冬支度完了

先日までの暖かさが一転して寒くなりました。
天気予報通りでした。

今年の冬支度も完了しました。
来年の2月初め、立春の頃まで暫し内検作業はお休みです。
でもまだまだ他の作業は一杯残っているのでした。。。

暖冬の今年は色々と・・・

現在エルニーニョが発生していて今年の冬は暖冬になると聞いていましたが本当に暖かいですね。
この週末にはガクンと気温下がるようですが冬囲いのタイミングが難しいです。

例年何群かは秋以降も王台作る群がいて、でも越冬モードにまで持っていけば無事冬越して来年の採蜜群になったりするのですが、今年は全くダメでした。
王台作る群は全部で4群、そのうち3群は結局女王更新してしまったという話は既に書きました。
残り1群ですが、結局この群の女王もいなくなってしまいました。
流石にこの時期ですので速攻で他群と合同と相成りました。
来年からは秋以降に王台作る群は素直にさっさと女王再更新することにします。

今年はかなり暖かいせいなのかどうなのか、いまだにオス蜂が大量にいます。
巣箱の底に追いやられたり、外に追い出されたりもせず、堂々と端っこの巣脾に大量に取りついています。
この時期にこれだけオスがいるのは初めてです。
もしかして合同したさっきの群もそのまま放っておけば産まれてくる女王が交尾できるんじゃないかと思ったりもしましたが、流石にそれはやめておくことにしました。

それからもう一つ。今年はダニがなかなか減りません。
うちはダニの確認は目視です。長らく目視でやってきたので随分と練度が高まって(笑)目につくようになっただけなのかもしれませんが、とにかく多くの群で未だにダニがいます。
今はアピスタンを入れてる時期なのですが、仕方ないので合わせてギ酸も入れてます。

とにかく今年は今までにないことが目白押し。
やっぱり何年やっても毎年小学生。
新しい現象や出来事に戸惑うばかりです。