スズメバチ捕獲器設置

オオスズメバチは見かけませんがお盆も過ぎたのでスズメバチ捕獲器を設置しました。

朝晩は随分と涼しくなってきましたが日中はやっぱり暑いです。
各巣箱に捕獲器を配っていくだけで汗びっしょりです。。。
向こうに広がる雑草も刈りたいんですけど、今やると軽く2~3回死ねると思うのでもう少し涼しくなってきたらですね。

捕獲器を設置すると巣門へ直通で辿り着けなくなるので大騒ぎが始まります。
でも30分もすれば彼女達は巣門までのルートを見つけて大渋滞は収まりますよ。

暫く見てたけど当然オオスズメバチは掛りません。
当面はオオスズメバチじゃなくて”オスバチ”の捕獲器になってしまうでしょうね。
今年は幸いにもこの時期、既に全群女王蜂の更新が終わっているので問題はないですね。
しかしオスのこの扱われ様、、、ちょっとかわいそうですね。

はちみつのよくある誤解

はちみつの結晶について時々質問を受けるのですが、割とよくある質問が次の様なものです。

「今日買った蜂蜜を冷蔵庫に入れたんだけど結晶しない。この蜂蜜は本物ですか?」

「本物の蜂蜜は低温になると結晶する」というのが定説化しているんでしょうか?

これ、、、色んな意味で誤解が溢れています。

まず、「本物の蜂蜜は結晶するのか」というところ。
蜂蜜の主成分は「ブドウ糖」と「果糖」。ブドウ糖の多い蜂蜜は結晶するけど、少ない蜂蜜は中々結晶しません。
アカシアの蜂蜜は果糖が多いので滅多な事では結晶しないそうです。うち、採れないから試した事ないですけど。
ですから「結晶する/しない」で本物の蜂蜜かどうかを見分けるのはちょっと難しいかもしれないですね。

次が「低温になると結晶する」というところ。

蜂蜜は概ね14℃を下回ると結晶し始めますが、冷蔵庫に入れるなどして一気に14℃を下回らせても結晶はしません。

(このお話もナタネ蜜の様に夏でも結晶する蜜があったりするわけですが、ここではそれは無視しましょう。)

14℃を行ったり来たり、何度も繰り返すことで結晶の核が成長して徐々に結晶が進んで行くのです。一度結晶核が出来ると後は早いですけどね。
一気に冷蔵庫に入れただけでは結晶しないのです。

うちの蜂蜜、冷蔵庫に入れたけど結晶しないからと言ってニセモノじゃないですからね。
よろしくお願いしますm(__)m

まあこれも蜂蜜の成分偽装、産地偽装などが横行している事に対しての消費者側の当然の反応なのだと思います。

真面目にコツコツ、おいしいハチミツを提供して信用を得て行くしかないのですよね。

暑さのピークは越えたかな?

今年は東日本と西日本で随分と夏の様子が違う様ですね。
こちら西日本は8月に入ってからの暑さは尋常では無かったです。
中国・四国地方の中でもここ愛媛は一番暑かったのでは???
連日36度とか37度とか・・・でもお盆過ぎて少し暑さのピークは越えたかな・・・。
今まで暑過ぎてブログ用の写真を撮る気力さえ起きませんでしたよ(汗)。

余りの暑さのおかげで今年はカラスザンショウの採蜜を諦めましたから未だに一部の蜜枠はパンパン状態で継箱もそのまんま。

虫の良い事言えば、これからセイタカアワダチソウが咲くころまで蜜源が枯渇してくれると良いんだけどそうはいかないよね・・・。
そのうち抜き蜜しないといけないと思います。

これからは今年頑張ってくれた蜂達の来年に向けてのケアの時期となります。

今、全群にアピスタンを入れて回ってます。

スズメバチ捕獲器はまだ付けてません。
キイロとコガタは飛んでますがオオスズメバチはまだ来てない様です。