スズメバチトラップに掛るオオスズメバチ女王

今年は祝日の並びが悪く、世間的に余りパッとしないG.W.になってますが、11連休の企業さんも有るみたいでうらやましい。

今日は午前中雨予報にも関わらず大外れ。
朝から晴れたり曇ったり。

んで今日は午前中、古くなったり、カビたり、スムシにやられたりした巣脾を溶かして蜜蝋作り。
巣枠の方は再利用しますよ!

適当な所で切り上げて昼過ぎからは山の草刈りしてきました。
草刈り機を準備していると先日仕掛けたスズメバチトラップに今まさに入ろうとしているオオスズメバチ女王が。
なんとか動画撮影できました。

草刈り終わって帰り支度している時に、もう1匹、スズメバチトラップに入ろうとしているオオスズメバチがいましたが、こいつは入らずにどっかに飛んで行ってしまいました。

2日前に仕掛けたトラップには動画の分含めて3匹のオオスズメバチが掛っていました。

オオスズメバチの初飛行

天気予報では日曜は元々雨予報だったのですが、今現在の予報では何とか持ちこたえそうな感じになってます。

継箱が増えてきて、おまけに巣枠の数がウナギ登りに増えてきた今、うちの労働力で捌けるキャパシティを超えてきました。
今日は朝から目一杯内検しましたが、1日で終わりませんでした。
幸いにも明日は曇り予報で雨はなんとか降りそうにないので明日も内検に行ってきます。

蜂場に蒔いたヘアリーベッチですが、日当たりの良い場所ではそこそこ開花し始めました。

さて、今日内検している時に、今年初めてのオオスズメバチの女王が飛んでいるのを見ました。写真に撮ろうと思いましたがカメラ取り出してるうちにどっかに行ってしまいました。
そろそろブドウジュースを作らなければなりません。
明日か、遅くても29日にはセッティングしようと思います。

治まらない分封熱

試験的にレンゲ蜜を採ろうと継箱した群は実は先日分封騒ぎを起こした群です。
この群、分封熱が治まりません。

昨日もまた意味不明の分封してました。王台なし・・・。
大体2枠あるか無いか程度の小さな蜂球です。

やたらと低い位置に蜂球作るのは何故なのかなぁ?
集っているのはカラタネオガタマの木なんですが、あまーくリンゴの様な香りがします。
日本みつばちの「金稜辺」よろしく、西洋みつばちを引き寄せる何かあるんでしょうか?
でも、他の群はそういうことも無いし・・・。

継箱の蜜は残ってますが、巣箱の方の蜜を思いっきり吸って飛び立ってるし、女王は産卵量が少なくなってしまったし。
分封した方はした方で別群から卵枠融通しても王台全く作らないし。
困ったもんだ。

こりゃレンゲ蜜どころではありませんよ。

れんげ蜜は採れるか?

今年は何故だか近所にレンゲを蒔いてる田んぼが3~4枚ほどありまして、全部で3~4反程あるでしょうか?
去年までは殆どなかったのにどういう風の吹きまわしでしょうかね。

今日犬の散歩をしておりましたらうちの蜂(自宅群)がブンブン飛び回っていましたので写真をパチリと。

ついでにうちの蜂さんも。

畦道歩いてて羽音がブンブン聞こえるほど集まってましたので、もしかしてレンゲ蜜が採れるかも・・・と色気出して自宅群を1群継箱しちゃいました。

自宅群なら週末と言わずいつでも触れるので便利っちゃあ便利です。

4反ほどだとどれほどの蜜が採れるんでしょう?
山からあと何群か降ろしてこようかな・・・。益々色気が出てしまいます。

解けない謎

継箱をした群は今の所明暗くっきり。
蜜を集めて無い群は殆ど貯まっていませんが、蜜を集める群はご覧の通り蓋掛け始めてます。

こんな群ばかりだと良いのに・・・。

さて、今年の採蜜に向けての作業と並行して、来年に向けての体制作りもやらなければならない、今はとっても忙しい時期。

群を増やすor女王更新の目的で割り出しという作業も行ってます。

去年はこの作業が少し遅くて、新女王が誕生した頃に梅雨の長雨になってしまって、交尾がうまくいかない群が多発してしまいました。
今年は少し早目に準備します。
移虫といって人工的に王台を作る作業にも再チャレンジしてみたいんですが、ここの所ずっと週末は天候不順で2日晴れるということが無いのでできないままでいます。来週くらいに2日連続晴れればやってみたいな。

さて、毎年この現象が起こる度、頭の中でクエスチョンマークが6個くらい駆け巡る不思議な現象について、今年は思い切って書いてみようかと思います。
その写真がこれ。

この巣脾は3週間前に継箱に上げたものです。
当時卵だった蜂も21日経過して無事に全て羽化して蜜を貯める空き巣房になったものですが・・・。
巣枠の下に蓋掛けされた王台あるの見えますか?
この王台、取っ払って中を確認するとちゃんと「ローヤルゼリーと蛹になる直前の蛆」が入ってるんですよ。

こりゃ何ですの?

何でこんなすっからかんになった巣脾に王台ができるんですか?

そこで考え付いたのが蜂は卵を運ぶ理論!巣箱から蜂が卵を咥えて継箱まで運んだ!!
んな訳ないか・・・。

これは今まで遭遇した中でも最大級のミステリーです。
どなたか理由を知ってれば教えてください。

理解不能の今年初分封

山の蜂場とは別に、自宅にも数群蜂を置いてます。
蜂数が極端に減った群や、割り出し群が盗蜂(蜜を盗む為に他群が侵入するすること)にあった場合などの緊急避難として置いてますが、自宅に持ち帰ると急激に群勢を盛り返すことが多く、やはり蜜源の多寡は群勢に大いに関係していると思います。住宅地は年がら年中色んな花が咲いてますからね。
田舎と言えど一応の住宅地ですから蜂の数が多くなれば山に戻しますけど。

さて、そんな自宅群の1群が、なんと分封してしまいました。
いつ分封したのか定かではありませんが、午後4時頃に玄関先に蜂球ができているのを見つけました。何でよ?
身長くらいの所に蜂球作ってるので最初日本みつばちかと思いましたよ。
あんたら、なんでこんな低いところに蜂球作ってんの?

女王の羽は切ってますし、随分と小さな蜂球なので、こりゃ女王居ないぞ・・・と思って暫く様子見てましたけど、一向に元の巣箱に戻りません。この蜂球の小ささから見て大部分の蜂が元の巣箱に戻った後だろうと思います。

いつまで待ってもこの状態・・・。
ここは玄関のすぐ横。
郵便受けとインターホンのあるすぐ横の木。
明日朝一番には新聞配達の兄ちゃんが来ますね。お昼前には郵便配達のあんちゃんが来るでしょう。ネットで買ったものが明日届くので宅配便のおっちゃんも来るでしょう。近所の人が訪ねてくるかも知れません。
山ならこのまま放っておくのだけれど、ここは一応住宅地。

仕方ないので日が暮れてから取りこみました。1枚枠あるか無いかくらい。

さて、またまたしでかした王台見逃し・・・と思って分封された群を内検してみた結果、王台はおろか王椀すらありませんでした。もちろん女王蜂はしっかりご在宅でしたけれど。

何でよ?

念のため、他群も見ましたけれど、やっぱり王台も王椀も作っておりませぬ。

この子たちは何を思って分封したのでしょうか?
蜂さん達の考えること、全く理解できないことがあります。

桜の終わり  その他の花々

ここの所の狙い澄ましたような7日周期のお天気模様。
今週も土日雨ですよ。
昨日はそれでも「くもり時々雨」程度だったので内検は一応できましたけどね。
お願いですからちょっとずれてくださいよ。

今年の桜はずいぶんと踏ん張ってくれました。去年はあっという間に散ってしまったんですけどね。

山の桜もそろそろ終わり。この一週間で桜の蜜も結構貯まりました。
桜の蜜はいつ頃出るのかとご質問ありましたけど、私もよくわかりません。
が、先日花が散った後の桜に蜂がぶんぶん集っているのを見ました。
またまたピンボケなんですが。

画像、ど真ん中にピンボケのハチが見えますかね。
随分と長い時間頭突っ込んでましたので、こういう状態で蜜が多く出るのかもしれません。

今年は想定外に桜の蜜が貯まりましたが、桜が終わって以降、主要な蜜源に乏しいこの地方ではこれから蜜が一旦減っていき、みかんの花が咲き始める頃までに盛り返して「春の蜜」の採蜜となります。

蜂場周りに蒔いたヘアリーベッチは花芽がわんさか出てきました。

ほんのわずかですが、既に咲いているのもありました。

勝手な思い込みでは蜜源枯渇する6月頃から咲いてくれるものと思ってましたが、こりゃどうも随分と早まりそうな気配。

蜂場への道すがらでは野イチゴの花が今咲き誇っています。

ここの所の花の流蜜で弱小群の中にもいきなり群勢を立て直してくるものが出てきました。
みかんの咲くころには採蜜群にできるかな?

女王蜂(とその群)の良し悪しについて、未だに良く分からないことが多々あります。
理想はたくさん卵を産んでたくさん蜜を集めてくる群。そりゃそうなんだけど。。。

実際には、、、
たくさん卵産むけど一向に蜜が貯まらない群の女王さん。
産卵はそこそこで思いっきり蜜を貯めこむ群の女王さん。
産卵も貯蜜も申し分ないんだけど、チョー攻撃的で手に負えなくなってしまう群の女王さん。
この女王さん、産卵少な~い、、、と思ってたら4月に入ってから爆発的に産卵し始める女王さん。
普段から多産で有望だと思っていたら、肝心な時にいきなり急減速してしまう女王さん。
あまつさえ、こりゃピカイチと思っていたらいきなり殺されてしまう(死んでしまう)女王さん。

これはうちの群でもNo.2の攻撃的群。その右上に写っているのがNo.1の超攻撃的群。
この2群を内検するだけで昨日は5発のお印を頂きました。

今の時期は若蜂がどんどん増えていく一方で冬を乗り越えた老蜂が天寿を全うしていってます。
最盛期の蜂の寿命は1カ月ちょっとですが、越冬期の蜂は4,5カ月あるそうです。
長生きしている蜂はお尻がだんだん黒くなってきますが、そんな中でもこりゃとんでもなく長生きしてるな・・・というおばあちゃん蜂を時々見かけますが、これはそんな中でもとびきりのおばあちゃん蜂。

真ん中の頭隠した真っ黒お尻がそのおばあちゃん蜂。
頭出ているショットが撮れなかったのが残念でしたが、この蜂、お尻だけでなく全身真っ黒でした。羽は茶色くなってボロボロだし。
もう外は飛べないけど、巣のお掃除頑張ってました。

大荒れの内検

今日は明け方大荒れの風雨模様だったのですが、明るくなってからは時々日が差したりして気温も低いですが言うほど寒くなかったので内検作業をしてきました。

ところが、今日は散々。大荒れ模様の内検になりました。
内検の途中で強風、大雨、雷、おまけに急激に気温が下がり作業が何度か中断したり、最強群の女王が死亡していたり、ここ2カ月程の作業記録が突風で飛ばされてしまったり、その他にも色々とショックなことが次々と。
今年はなんでこんなに相次いで越冬後建勢期の女王が死亡するんだろ?

今日は疲れました。
どたばた続きで必死モードだったため写真は1枚もありません。
まあ、こんなこともありますわ。

麓の桜は後2,3日くらいか?山の桜は後1週間?

今日は身も心も冷えた・・・。季節外れの鍋が食べたい・・・。

掃除採蜜・・・桜の香り

先週書いたばかりなのに、またまた今週末は雨、しかも寒の戻りのダブルパンチ[E:weep]
今日は昼から雨予報で、明日は昼ごろ雨の予報。日中気温の予想は8℃。

掃除採蜜はなんとしても今週行いたかったので今日も5時起きで軽トラに器材を積んで7時頃には蜂場に。
予報より1時間ほど早く雨が降ってきまして、もう既に退散してきました。
今はしとしと雨が降ってます。外気温はただ今9℃・・・。

チャチャッとセッティングして様子を見ます。
掃除採蜜は蜂場で行いますので、この2枚掛けのコンパクトな分離器は手放せません。

小一時間待ってみたものの気温が低くて箱開けられません。でも空は今にも降り出しそうな雲行き。しびれ切らして仕方なしに決行です。

掃除採蜜は冬越しの為に与えた砂糖蜜やダニ薬投与期間に貯めこんだ貯蜜をきれいさっぱり取り除く重要な作業です。
これで100%花蜜から取れた安全な蜂蜜が採れるわけです。
今はまだ蓋蜂児が残っていますけど、隔王板という女王蜂が通れない枠を隔てて置かれた継箱内のこの枠は、蓋蜂児が羽化した後は産卵が行われませんので蜂蜜がたっぷりと溜まっていくこととなりますよ。

分離器を回しますとすご~く良いサクラの香りが辺り一面に漂います。
おお~、これぞサクラ蜜!
一度この香りを体験してみてほしいくらいの良い香りですよ。

でもこの蜜は廃棄処分となります。仕方ありませんね。
今日以降に入った蜜が食用の蜂蜜となります。

こちら、麓の桜は昨日、一昨日くらいが満開だったでしょうか。
今日の雨で大分散ると思います。
ただ、山の頂きの桜はまだあと1週間くらいは咲いていると思います。
どこまで桜の蜜が入るでしょうか?