巣脾引上げ&冷凍処理

不要になった巣脾・巣枠は引上げて来年に向けて保管しておかねばなりませんが、実はこの巣脾の保管は結構面倒です。
保管中にカビたりスムシにボロボロにされたりするからです。

・・・通常は越冬ギリギリまでは蜂に預けたままにしておいて寒くなってきたら引上げて保管処理します。寒くなればカビ難くなるし、スムシの活動も弱まるからです。

ですが、今年は最後の採蜜をしなかったこともあり、大量の巣脾が継箱の中に入ったままなので1カ月くらい早いですがボチボチ巣脾の引上げを始めました。
貯蜜の少ない巣脾から優先して引上げてきました。

引上げてきた巣脾の

蜜を抜いて

冷凍庫に入れて冷凍処理します。

以前は24時間冷凍してましたが不十分だったので、今は48時間冷凍処理するようにしています。
一度に40枚しか入りません。

つまり処理は一度で2日掛り、40枚までしか出来ないという事になります。
処理する巣脾は何百枚とあるので気が遠くなりそうです。

配送運賃値上げのお知らせ(10月1日より)

既に御存じとは思いますがクロネコヤマトでおなじみヤマト運輸さんが運賃改定(値上げ)のお知らせを出しております。
当養蜂場のショッピングサイトにおいてもクロネコヤマトさんを利用している関係上、運賃の値上げを実施せざるを得なくなりました。
新運賃は10月1日出荷分より適用させていただくこととなります。
お客様にはご負担をかけることとなりますが何卒ご理解とご協力をお願いできればと存じます。
よろしくお願いいたします。

台風一過

予想進路より南を通った台風18号、、、進路の左側になったから少しはマシかと思いきや、雨も風も結構厳しかった。

干上がって底が見えていたため池もご覧の通り。
巣箱ひっくり返ってたりしないか心配でしたが一応無事でした。

蜂場途中の道もがけ崩れ等なくホッとしましたが、湧いて出る水で車が上がれないので今日は残り500m程を歩いて上がりました。
やっぱりと言うか予想通りと言うか、オオスズメバチが1群を襲撃してましたので撃退してきました。
今年春のペットボトルトラップはもう少し念入りにやった方がよかったかな?

ささやかな流蜜 そして台風

毎年最後の採蜜の時は、蜜を根こそぎ採ってしまわない様にしているので、各蜂群には貯蜜が残っていて、蜜源が枯渇する夏でもうちの場合は給餌することは殆どありません。

特に今年はカラスザンショウの採蜜を見送ったこともあって大量の貯蜜が残っていたのですが、それ以降は蜜は入らず消費されるだけなので順調に?貯蜜は減り続けてきていました。

それがこの1週間はちょっとばかり新しい蜜が入っているみたいでした。

よく見ると山に白い花々が咲き誇ってました。

これはタラの花。。。春に新芽が食されるあのタラです。
蜜、出るのかな?

こちらはイタドリ(の雄木)の花です。
雌木(の雌花)はちょっと見つけられませんでした。
当地でイタドリは食べる人いますよ。うちも春に近所の方から頂いて食べました。
シャキシャキと食感良く、意外といけます。

蜜の方はイタドリの蜂蜜が売られているくらいなのでそこそこ出るのかもしれません。あまり実感はできませんけど。

台風18号が直撃コースでやって来ています。
進行方向の右側になりそうなのでちょっと心配です。
巣箱の蓋に各々コンクリートブロックを重しとして置いてきました。

1991年の台風19号は同じ様なコースでした。
当時古い家でしたが、西側の屋根瓦の1/3を飛ばされる大被害を受けました。
今回そうならない事を祈ってます。

今年の越夏群

この時期、雨上がりにはオオスズメバチの集中攻撃が起こるので注意が必要です。

またやられてしまいました。

こうやって2匹以上が巣箱に取り付いてしまうと、、、

無謀にも次から次とオオスズメバチに向かって行って、、、そしてこうなってしまいます。
1匹は返り討ちにしたみたいですが、そもそもが勝負になりません(涙)。
おとなしく引き込もってりゃいいのに。。。

オオスズメバチが他のスズメバチと決定的に違うのがこうやって仲間を呼んで来て集団で襲うというところなのであります。

毎年越夏後はかなり蜂減りしますが、今年は例年以上に蜂減りが激しいです。
こちらいつも以上に暑い夏で37度を超える日が何日もありましたからねぇ。
雨も降らず外勤蜂は出ずっぱりだったことも影響してるでしょう。
例年の7~8割程度の蜂数しかありません。

それでもここの所気温も下がって来て少し回復傾向が見えてきたところです。
セイタカアワダチソウが咲くころまでにどこまで回復できているかがポイントになります。

ですから、こういう事態はなるべく回避しなければならないのですが、、、自然が相手ですから思い通りには行きません。

やっぱり来ましたわ・・・

晴れが続いた後、半日位雨が降ったんです。
そしたらやっぱり来ましたわ・・・。

ざっと500~1000匹くらいやられました。

・・・ここに写ってるやつにやられたのではありません。
こいつらは単に捕獲器に捕まってしまっただけのオオスズメバチです。

ここに入らずに巣門の近くに歩いて入って陣取った2~3匹のオオスズメバチが飛びかかって来るミツバチを一撃で噛み殺すんです。
2匹のオオスズメバチがミツバチの反撃、蜂団子にやられて転がってました。

他に一杯巣箱あるのにこの1群だけの集中攻撃でした。
まだ動き回っていたオオスズメバチを1匹摘まみ出してネズミトリモチにくっつけておきました。

ミツバチの捕食者

数日前から夜の気温がぐっと下がって来てやっと寝苦しい夜から解放されつつあります。
今年の夏は暑かったぁ・・・

春からずっと雨が少なく気温高めで来たので、今年はオオスズメバチの大襲撃を予想していたのですがさにあらず・・・

これまで3匹しか見かけておりません。

代わりにキイロスズメバチが大量に湧いて出てきます。
うちの蜂場にやって来るのはオオスズメバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチの3種類ですが、一番俊敏で狩りが上手いのはキイロスズメバチですね。
けどミツバチ一匹ずつ持っていくので被害はさほど大きくなく、殆どは放置してます。
流石に3、4匹同時にやって来るようになったらラケットでたたき落としてますがいちいちめんどくさいんですよね。動きが俊敏でスカッてしまう事が多いから頭にもくるし。。。

スズメバチじゃないですが、一撃必殺、キイロスズメバチ以上に狩りが上手いと思うのはこやつです。

シオヤアブです。
50ccの2ストバイクレーサーみたいな音で飛んでます(笑)。
音のする方向見るとよくミツバチ咥えてたりします。

こやつはオオスズメバチを襲うこともあるみたいですよ。

9月に入ったのでもうそろそろアブは姿を見なくなると思います。