想定外

みかんの花が終わってしまった今日この頃、ヘアリーベッチもそろそろ終盤に近づきつつあります。

けど実はこれから咲き始めるヘアリーベッチもあります。

こちらは晩生種。

養蜂具屋さんから送られてくるパンフレットに10群で1tのヘアリーベッチ蜜を搾ったというのが載ってましたが、ヘアリーベッチがそこまで大量に蜜吹くという実感は今の所ないですね
これから咲き始める遅咲きのはバンバン蜜出して欲しいですけど。

バンバン蜜出すと言えば

さて、当地ではみかんが終わると後はぼちぼち、、、樹木系の蜜が少しずつ入ってくるのが定番であります。

今年、車で20分くらいかかりますが知り合いのみかん畑に少しばかりの蜂群を置かせてもらっています。そこでもみかんの蜜の入りは悪く、花が終わった先週23日にガッカリオーラを漂わせながら蜜を搾ったのでありました。

みかんが終わるともう蜜はさほど入って来ないので継箱に戻す巣脾も4~5枚程度に枚数を抑えておりました。

ところが、、、

4日後の27日夕刻、この時期まだ陽が高いので継箱の状態を見に行ってみたら、、、

まだ4日しか経ってないのに蜜がパンパンに入って一部既に蓋掛けされておりました。

何だこれは?

辺りの山を見渡してみましたらハゼが黄色い花をつけています。

巣脾も真っ黄色になってるし、少し蜜を舐めて見たらほんのりハーブの様な香りと味が。

ハゼが大量に蜜吹いてるみたいです。山のメイン蜂場で今までハゼの単花蜜が採れた事はありませんがこの場所は違う様です。
ああ~~、戻す巣脾を少なくしたのは失敗だぁ。。。

欲どおしい私は巣脾をこっそり2枚ずつ追加して帰ってきたのでありました(笑)。

今年の不作をちょっとでも挽回できたらいいな[E:lovely]

巣の乗っ取り?

5月ももう終わりに近づいてます。
3月~4月初旬の冷え込みと長雨で遅れに遅れた蜂の建勢ですが、やっと今頃、例年の5月初旬くらいの蜂数になってきました。
1カ月遅れです。

おかげで今年の蜂蜜は「不作!」。
今年のみかんは花が1週間以上早く終わってしまいましたし。
まあ仕方ない、みつばちの収穫物を我々は分捕っているだけですからね。。。
また来年頑張ろぅ。

さて、やっと蜂の数が増えてきた今日この頃、1カ月遅れで分封騒ぎがあちこちで始まりました。分封されると蜜を持っていかれて蜂の数は激減。とんでもない損失をこうむるのでありますが・・・。

実はその逆、蜂が勝手に合同して強勢群になってしまうと言うのが今日のお話。

先日、内検中の出来事です。
内検中の隣の群で突然分封が始まりました。
翅を切っているのでそのうち戻ってくるけど、分封騒ぎを起こした群は中がてんやわんやになってますので、その群をすっ飛ばして別の群を内検していたのですが・・・。

翅を切っている女王が飛び立たないので諦めた蜂達が戻って来たのですが、20分経つか経たないかのうちに再び分封の気配?

見てみると蜂は飛び立っておらず、逆に大量の蜂が戻って来ています。
おかしいなぁ・・・とは思いつつ、巣門前は大混雑。

この写真はこの騒ぎのあった5時間後の写真なんですけどね。
結局終日こんな感じで、この群はその日の最後に内検するはめに。

この群は元々そんなに蜂の数が多くなく、弱小群ではないけれど、そんなに蜂の数が多くない、まあ中の下くらいの群でしたが。
開けてビックリ玉手箱。。。

大量の蜂が居ります。

大量というか、巣箱内の空間がほぼ蜂で埋め尽くされたかの様な状態。。。

なんとか巣脾を持ち上げ様子を見てみると、女王蜂が攻撃を受けている印、蜂団子が出来てます。
蜂団子をほどいて見ると中に女王蜂が。。。
女王蜂を取り出してみると・・・あれぇぇぇ・・・翅がある・・・。
体色は濃い茶色でどこをどう見ても産まれたばかりの新女王じゃない。
順次巣脾みていくと、王台は残ってる・・・。
さらに見て行くと、ありゃりゃ・・・翅を切られた女王が居る。
これがこの群の元の女王じゃろ?

とすると、翅のある女王はどちら様???

これは多分、最初の本家分封群が飛び立ち戻ってくる羽音やサインの匂いなどに誘発されて別の分封群(おそらく近くに蜂球があったのだろう。実はこの事件の2日前に翅を切ってない群が分封してしまっていた。)がつられて?巣箱に集まったのではないかと・・・。

結局、2つの群が一緒になる事になってしまって、飛びこんだ群の女王は元の群の蜂に袋だたきに遭い巣の乗っ取りに失敗、しかし他の蜂達は何事もなかったのごとく合同してしまったのではないかと。。。

実は2年前にも同じ様なことがあったけど、理由は全くわからなかった。

まあ、そんなことでしか説明の付かない事件のお話でした。

今年最初の採蜜

今年は蜂の建勢が3週間は遅れて推移しています。
未だに(自然)王台一個も出来ません。

まあ、少ない蜂ながらも何とか今年初めての採蜜を行う事ができました。

桜の開花時期に継箱した群は「春の蜜」として採蜜しましたが、今年は建勢が遅れたので5月以降、みかんの花が咲いてから継箱した群もあって、それらの群は「みかん蜜」として採蜜しました。

今年の蜜は透明に近い黄金色の蜜になりました。
とっても綺麗です。
香りも抜群、味も最高の蜂蜜が採れました。

蜜の貯まりが悪くて糖度も心配でしたが80%超えは確保できました。

けどね、、、今年の収量は過去最低なのです。
表年の今年、みかんは沢山花咲けど流蜜が細いようで。

こちらで主たる柑橘の伊予柑の花はもう終わりかけてます。

今は「はるか」とか「デコポン」などかな?

レモンの花に一杯集ってるんだけどこの花は蜜吸いにくそうだなぁ・・・。

今年はおかしい・・・

みかんの花が既にピークを過ぎて殆ど散ってしまってます。
GW中に強烈な香りを放ってまして、あれっ、こんなに早くここまで香ったかな・・・と思ってたら・・・。

例年5月一杯みかんの蜜が入りますが、今年はもう終わるんじゃ・・・。

蜜も思ったほど入ってません。

蜂の建勢を合わせられないうちがヘタッピーなのは確かだろうけど、花のピークがいつもの年よりえらく早いんじゃないかと思うんだけど。

これは何と言う蜂ですか?

山の蜂場にヘアリーベッチが咲き始めたらちょっと見慣れない蜂が一杯やって来るようになりました。

最初はニホンミツバチかと思ったのですが何か違う。。。
体長は同じ位なのですが横幅がある。
ちょっとファットなイメージ。
お腹ははっきりとした白黒で上半身と足は毛むくじゃら。

警戒心がやたら強くてうまく写真撮らせてくれない。。。

ニホンミツバチじゃないよね?マルハナバチ?
googleで調べて見たけどよくわかんない??