想定外の出来ごとばかり

今年、西日本の暑さは異常でしょ。
連日35度を超えて、とても屋外で作業する状況ではありませんよ。

あまりの暑さによるのでしょうか、蜂も急激に数を減らして来ていて、ここの所内検しながらついつい口に出るのが、
「毎年、この時期、こんなに蜂の数少なかったっけ?」・・・です。
女王蜂の産卵もビックリするほど減ってるし、こりゃまずいなぁ。

今年はカラスザンショウが大量の蜜を吹いてウハウハ・・・と思われるでしょうが、実はとっても困ったことが起こっています。

来年の採蜜の為に養成している群は単箱になっていますが、カラスザンショウの蜜が大量に入って産卵圏がほぼありません。
通常1枚の巣脾は、貯蜜3割、産卵圏7割くらいが理想ですが、なんと今年は貯蜜圏が8割くらいまで広がってしまって・・・

問題なのは既に巣脾満杯になってる群でして空巣脾を入れられません。
仕方ないので今年はこの時期に継箱上げる羽目になってしまいました。

この死にそうに暑い中、余計な作業を強いられて、余りの熱気に最後は意識朦朧として、写真も一枚も撮れず、ブログも更新できず、、、これは先週やった作業の内容でした。

ダニ対策開始

暑い。
今年は猛烈に暑い。。。
当地、連日の35度超え、、、、猛暑日が続いております。
お盆の帰省ラッシュピークが今日だとニュース流れてますが、我が家では全身ビッショビッショになりながら今日も蜂作業。。。

今年の採蜜も全て終わり蜂作業は越夏、越冬の為の作業に移っています。

2年前からダニ薬をアピバールに替えておりましたが今回からアピスタンに戻しました。

同じ薬剤を使い続けると薬剤耐性を持った個体が現れる為、薬が全く効かなくなります。
「薬剤耐性」とは病原菌や病害虫などが、環境条件や一定の薬剤に対して抵抗力を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなることを指します。

2年経過すれば薬剤耐性は無くなると言われていますので今回から薬剤を替えて耐性ダニの発生を抑えて行きたいものです。

さて、夏の蜂管理と言えば「オオスズメバチ」対策も一つの重点項目なのですが、今年は梅雨の大雨以降オオスズメバチの姿を一切見ていません。
今年はキイロスズメバチはやたらと多いんですが、、、、、でもそろそろ捕獲器を設置しなきゃなりませんね。

最後の採蜜

今年はカラスザンショウが大量の蜜を吹きました。
6月下旬に夏の蜜を搾った時「これが今年最後の採蜜」と思ってたのに嬉しい誤算となりました。

カラスザンショウが開花してから、あっという間に蜜が溜まって、無駄巣だらけになって、蓋掛けされて・・・

これだけ蓋掛けされててもこの時期に採れる蜂蜜は糖度が問題・・・・・・

さあ、どうでしょうか・・・。

アレアレ、これだけ蜜蓋されてて79.3ですか・・・・・

まあこういうのもありますから良しとしましょうかね。

明日、残りの蜜を採蜜したらこれで本当に今年の採蜜は終わり。

これからはダニ対策とお盆過ぎからのスズメバチ対策がメインの作業になります。
(おっと、まだ女王蜂の更新が完了してない群があった。こちらも早く終わらせないと。。。。)