うまい!うまい! 桜蜜

みかんの花が咲き始めました。

が、、、蜂は一斉にある方向に飛び出していきます。

どこ行ってるの?

まだ山に桜が咲いてます。
これらの方向に飛んで行ってます。
かなりの流蜜があるみたい。

一部の群で蓋掛けされた蜜枠ができたのでサクラ蜜を搾ってみました。

サクラ蜜が採れたのは初めてです
糖度も問題ナッシング。

と~っても良い香り!食べると喉の奥から桜の香りが湧きあがってきます。
味よし香りよし、うまい!うまい!桜蜜

・・・けど、量が少なく在庫確保できないし、、、単価を高く設定せざるを得ないし、、、ネットでは販売しないことにします。
地元産直市のみでの販売にします。
「春の蜜」 予約、問合せ頂いているお客様にはもう暫くお待ち頂けますようお願い致します。
ごめんなさい。

藤の花が咲いた  そしてみかんの花が・・・

九州が大変な事になっています。
こちらでも何度か揺れを感じました。
亡くなられた方には心より哀悼の意を表します。
一日も早く収束することを祈っています。

さて、今日も内検。
いつの間にか桜もほぼ散りました。かろうじて花の残ったのもまだありますが。

ふと目を転じると藤の花が咲き始めました。

藤は例年通りなんだけど、みかんの花がもう今週中には咲き始めそうです・・・

いや~、10日ほど早いんですけどぉ・・・

まだヘアリーベッチの花も咲いてませんよ!

参ったなぁ。
借りてる蜂場の方は順調そのもので蓋を開けると今はサクラ蜜の香りで一杯なんですけど、、、

本蜂場の方が今一つ元気ない・・・。

マダニ

マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というのをご存じでしょうか?
ここ数年ニュースで何度か取り上げられる様になりました。
実は当地愛媛県はSFTS症例の届出数全国2位なのであります。

マダニはイノシシやタヌキなど哺乳類に喰いつき血を吸う吸血ダニですが、ウイルスを保有しているダニに運悪く吸血されると感染すると言われています。
感染すると6日?2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを引き起こすとされており、致死率は~30%ととても恐ろしい感染症なのであります。

蜂の内検作業をしていると草むらに潜んだマダニが取り付き、知らず知らずのうちに噛まれていることがあります。実はこの3年で3回、このマダニに喰われました。
と言っても、SFTSウイルスを保有してるダニはあまり多くないらしく、これまでは幸いにも血を吸われるだけで済みましたが。。。

体を這ってれば気が付くだろうって?
いいえ、全く気が付きません。
足か腕から入るんだろうと思いますが、そこからなんとお腹のあたりまで這って行ってそこで血を吸ってます。

そして、こいつに喰いつかれると牙が体に喰い込んで取れない時があります。
一度は夜中に救急外来に行って取ってもらった事があります。

よく暑い盛り、Tシャツや半袖で内検やってる写真みますが、うちではあんなことできません。
蜂は(アナフィラキシーなければ)刺されても痛いだけで済みますが、こいつは生死にかかわりますから。
だから暑くて熱中症になりそうな時でも長袖、長ズボン、長靴が内検の基本スタイルなのです。
そこまでやっても尚、、、、毎年1回程度は噛まれてしまうくらいなのです。

これが血を吸ったマダニ。血をパンパンに吸って灰褐色になっています。この時の体長約5~6mm。。。

今年もいよいよ奴らの活動期に入ってきました。
暑い最中の内検は本当に堪えますけど頑張らないといけません。

掃除採蜜 II  サクラ蜜

今日は先週上げた継箱・巣脾の掃除採蜜をやりました。
この時期になると上げる巣脾はほぼ全面蓋蜂児枠になりますので、去年の蜜や冬の間に与えた砂糖蜜が入っている事はまずないのですが、念には念を入れて。

蜜を搾るとまさしく桜の香りがします。・・・桜餅の香りです。
と言っても私が言う桜餅は関西で言う桜餅のことですけど。
関東は確か小麦粉で作る長命寺餅とか言うんですよね。食べた事ないからどんな味と香りか分からないですけど。

とっても良い香りがしましたのでちょっと濾してみました。
これは売り物ではありませんよ~。

食してみました・・・。
あ~~~、こりゃぁ旨い!!!
この蜜が採れたらなぁぁぁ・・・・
とは思ってみても、よっぽど条件良くなければ無理ですね。
糖度は77度でした。

先週掃除採蜜した群にはこの分だとサクラ蜜がかなり入っているので「春の蜜」に期待したいです。

ヘアリーベッチがやっと咲き始めました。

暖冬でもっと早く咲くと思ったのに案外普通でがっかり。

掃除採蜜

今年の桜は(今の所)場所によって3分咲き~9分咲きとバラバラ。
でもすぐ近く、山の頂上の桜はもうすぐ満開・・・。

ヘアリーベッチはグングン伸び始めましたが咲くのはもうちょっと先かな?
やっと花芽がちらほら・・・程度。

今日はさてさて、、、継箱群の掃除採蜜実施。

あらま、ピンボケだ。


掃除採蜜とは冬の間に与えた餌の砂糖水でできた蜜や、ダニ薬を投与していた際の蜜など、とにかく一切合切の巣脾に残った蜂蜜にできない蜜を取り除くとても重要な作業です。
こうして一滴残らず蜂蜜とはならない蜜を抜き取って、新しく入った花の蜜のみを”蜂蜜”として採るのです。

時々「お宅の蜂蜜には砂糖は使われてるの?」との爽やかな(?)ご質問いただきますが、毎年この時期、掃除採蜜を繰り返して「花の蜜だけ」を集めておりますのでどうかご安心を。

全ての群が綺麗に揃って継箱なら1回で済みますけど、これから順次継箱上げて行きますのでその都度これをやっていきます。

今年は桜の前にボチボチ蜜が入っているんですが、借地蜂場の方は多分菜の花の蜜で、山の蜂場の方はおそらくヒサカキの蜜ですね。
ヒサカキの蜜はちょっと香り・・・というより匂いが・・・。個人的嗜好ですが、これはダメです。
未だ蜂場にガス臭が漂ってるんですが、もうお願いですから蜜入らないでくださいね。

今日は日中かなり暖かかったので元気な群の巣門前はちょっと殺気立ってきました。

帰りの道すがら、アケビの花が咲いているのを見つけました。

花弁が大きくて、気持ち悪い色の足みたいなのがあるのが雌花で、小さい花弁で手毬みたいなのが付いてるのが雄花だそうです。
香りはあるけど蜜が出ないので蜂はやってきません。
せっかく沢山咲いているのにザンネ~ン!