今日は節分、明日は立春、昨日と今日はぽかぽかと暖かい日でした。
昨日は日中気温も14度を超えるとされていましたので久しぶりの内検を行いました。
強盛群で越冬に入ったものの蜂数が驚くほど減っている群や、弱小群で越冬に入って案の定風前の灯状態の群もありましたが、概ね頑張って越冬してくれているようでした。
ただ、この蜂場は山間地の盆地状のところにあるため、太陽が出るのが遅く、また太陽が隠れるのも早いせいなのかどうかわかりませんが、全群で産卵が停止している状況でした。
麓の群はこれまでずっと継続して産卵しているのに比べると対照的です。
産卵を促す目的で「奨励給餌」という砂糖水を与えるのはまさに今の時期なのですが、私が養蜂をするにあたって最も信頼する書、「近代養蜂」(渡辺寛、渡辺孝共著)によれば奨励給餌はほぼ意味ないとのことですのでこのまま様子を見てみます。
ただ、ほぼ全ての群で花粉が殆ど無い状態でしたので急遽花粉を与えておきました。これも奨励給餌になるんだろうか?
また、一部の群ではダニが勢いを増しつつある様でしたのでアピスタンも投入しておきました。
アピスタンは6週間で取り出します。一応農薬ですので、成分が残留しないように採蜜用の貯蜜を開始する前に掃除採蜜と言って薬の残留を防ぐ目的の作業を行わなければなりません。
産卵再開が遅れると春の採蜜期の建勢が間に合わないんですけど、ここは様子見するしかないよね。
さて、昨日はこんな具合でしたが、ここんところは毎週末は大忙しです。
巣箱、継箱、巣枠作りで休日は朝から晩まで作業しています。
本当に間に合うんだろうか?ちょっと怪しくなってきました。