継箱の撤去作業開始!
去年の継箱撤去で抜いた蜜は1枚当たり平均2Kg超えで超ヘビーに蜜貯めていたけど、今年はスッカスカで1枚当たり平均0.9Kg弱!
年によってこれだけ夏の流蜜が違うのだ。
まあ、この時期まで継箱してるのは単にミツバチ達に巣脾を守ってもらう目的で搾った蜜は結局廃棄になるので少ない方が楽っちゃ楽だけど。
明日で終わりにできれば良いのだけれど。。。
おいしい蜂蜜を求めて
先日書いた初めての「女王蜂・秋導入」で紹介した女王蜂誘入した内の一群はいわゆる「異常群」だった。結果的にこの群の女王蜂は殺されてしまって誘入失敗に終わったが、今日はこの群についてお話をしてみようと思う。
女王更新のタイミングで異常を来す群がたまにある。
今年も新女王を作ろうと思って女王を除いたら1週間経たず働蜂産卵を始めた群があった。
働蜂産卵と言っても巣房に多数の産卵がある様なものではなく、数は少ないものの一穴一卵で一見すると居るはずのない女王蜂が産んだ卵の様に見える。暫く様子見してたらメス蜂房になるものもありさらに摩訶不思議だ。本当かどうかは分からないが未受精卵からメスが生まれることがあるとかないとか何かで読んだことがある。
さらにはそれらを使って変成王台まで作っていた。中に入っているのがメスだったかは分からないが。
ただそれでも大多数はオス蜂房になっていたので内検の度に全部そぎ落としていた。
趣味養蜂ならそのまま放って本当に女王が出来るか見てみたいところだったけどそういう訳にもいかないので復活を試みていた。
他群から卵枠入れてそこから新女王が出た事確認しても数日で殺されている。2度失敗したので先日の初めての「女王蜂・秋導入」の通り購入した女王蜂の一匹をこの群に誘入してみたわけだ。
結果は見事に失敗。先日の内検で誘入女王蜂はおらず、産卵もない。女王蜂は殺されてしまったみたいだった。まあ半分予想はしていたんだけど痛いなぁ・・・
けれど、働蜂産卵は収まっており女王誘入で期待したことの半分は達成できたかな?再び他群から卵枠を入れておいたので、これで出来た新女王は(多分)殺されることはないだろうと期待している。
長年ミツバチ飼ってきて思うのだけれど、女王蜂居ても僅かばかりの働蜂は卵を産んでいるケースがあるのではないかと思う。
たまにだが継箱の貯蜜枠にオス蜂房が出来ていることがあるがこれは隔王板を使っているから女王フェロモンが行き渡らずに・・・とも言えるが、単箱の場合でも端っこの巣枠に一穴多卵の房があることがたまにある。そういうケースで女王蜂が居なくなると途端に働蜂産卵が顕著になるのではないだろうかと思う。あくまで勝手な想像だけれども。
6月で今年の採蜜は終わり、現在は来年に向けて女王蜂の更新作業などを行っています。
採蜜終わって継箱軽くなり内検楽勝・・・かと思いきや、何か蜜が延々と出続けておりアッと言う間に継箱が重くなってしまいました。
それにも増して重大な問題が・・・
今年は女王蜂の交尾帰還率が極めて悪いです。成功率は6割弱しかありません。4割強の群で新女王蜂が交尾飛行失敗して無王群になってやり直しです。
こんな年は初めてですね。雨は少ないですが、曇りの日が多いからでしょうか?理由がよくわかりません。
それに加えて今年は初めて遭遇する出来事がいくつか。
中でも最も驚いたのが新女王蜂の交尾完了確認したその翌週に分蜂して居なくなってしまったこと。そんなことある~???
交尾確認した次の週の内検で女王蜂の羽切をしていますが、内検で箱開けると継箱軽いし蜂少ないし、先週生み始めた卵で変成王台作り始めてるし・・・こんなことあるんですねぇ・・・
まあ何とかこの困難な状況を抜け出さなくてはなりません。
ここ暫く気の抜けない内検作業が続きそうです。
日曜に3回目のワクチン接種を受けた。今回は初めてのモデルナ製。
翌月曜日3巡目の掃除採蜜実施。
途中からやたらフラフラしてきてキツイ。立ち眩みの様な状態が何度もあったが何とか終えて帰宅。熱計ったら38度。解熱剤飲んでそのままお休み。
翌火曜日、熱も下がったので2段→3段継箱の作業。途中まで調子よかったが中盤辺りからやたら発汗が。わきの下辺りも痛くて2日続けて体調不良。やられた。。。
まだ3段にできないのが残る。例年に比べてかなり遅れが・・・
ソメイヨシノは終わったが違う品種の桜がまだ満開。
未だ貯蜜量は少なく、桜が採蜜できるかどうか分からない状態。桜蜜の目安となる山桜はまだ咲いていない。
蜜柑の花芽も出て来たし、ハゼの若葉も出始めた。いよいよ本番になりますが・・・まずは何とか桜蜜・・・どうなりますか。