今年は分蜂熱が高く手を焼いています。
蓋掛け前の、まだ王台とも呼べない王椀に毛が生えた程度の段階で分蜂してしまうのでやってられません。
分蜂熱が高くなると蜜を集めなくなるので死活問題です。
分蜂は蜂飼いの恥・・・らしいですけど恥を忍んでこんなこともあるというお話。
さてさてそんな状態の今年の蜂場ですけど、一応女王蜂の羽は切ってあるので分蜂はしても女王蜂が飛び立てず、結局蜂達は仕方なく元の巣箱へ戻ってくるので”分蜂騒ぎ”にしかなりません。
さてしかし、分蜂がほぼ同時に複数の群で起こることもあるわけで、すると時々奇妙な事が起こります。
蜂達が戻ってくる際に別々の群が混ざり合ってしまって・・・戻る巣箱を間違えてしまう事があるようなのです。
こんな風になります。
2段の継箱群でしたが蜂が溢れてしまって手の施しようがなかったので急遽3段に積み増しました。
それでもなお蜂は溢れかえっていましたのでもう1段あっても良いくらい。
もうこうなると「どれどれ女王蜂は・・・」なんて言ってる場合ではありません。
この日はなんとか見つけましたけど・・・
まあ、意図せぬ合同と言いましょうか、うちではこれを”分蜂合同”と呼んでます。