GW真っ只中・・・女王蜂の受難3連発

GW後半も既に終盤。
世の中大半の方は、お出かけなどして大いに楽しんでいることでしょう。
でも我が家の場合には休みの日にはやること目白押し。
ちょっとだけGWの気分を味わおうということでお昼ご飯はいつもの手弁当よりちょっと豪華目にしてピクニック気分で昼食としました。

さてさて、本日の内検で何とも理解不能な事態3連発!

これは2匹とも女王蜂の死骸です。2匹とも産まれて間もない新女王です。

左の女王は唯一の3段積み群の一番最上階、それもドンゴロスの上に転がっておりました。えーと、えーと、3段全ての巣脾を2回も見て回りましたけれど、出房した王台は全く見つかりませんでした。どーいうことなんでしょうかっ???王台見逃したんだろうなぁ。

右の女王は完全に私の王台見逃しです。とある群の継箱を内検していると、出房痕のある王台が・・・。やっちまったぁ・・・と思って下段巣箱を内検すると・・・。元の女王がおります。蜂数も減っておりません。
1群2王か?と思って探しましたが新女王の姿はなし。
辺りの地面を探してみると、この右の女王の亡骸がありました。
通常は新女王が誕生する2日程前に、旧女王が群れの半数程を引き連れて分封すると言われています。
継箱で新女王が誕生すると、その気配が群全体に伝わらずに分封しないんでしょうか?

西洋蜜蜂の養蜂で分封されるのは管理不足の象徴、「恥だ!」と言われてるらしいですが、なんか今年はヤバいです。

さて、とどめの一撃がこちら。

一通りの内検終わって片づけしている時。ふと地面に目をやると、おやっ、なんだこれは?
交尾済みの女王蜂がお伴の蜂を3匹伴なって草にたかっています。
ちょっと焦ってその時の写真は撮ってないですが、その女王を王籠に入れた後、無王の巣箱を探して巣枠の上に置いてみたのが上の写真。
なんだか攻撃するでもなく、関心があるでもなく、よくわからないので女王を開放してみましたところ・・・総攻撃を受けてしまいました。
この女王、何かの理由で群を追い出されたんでしょうね。
この女王群、実はうちの蜂場での最優秀群の一つなんです。
多産だし、貯蜜量最多の部類だし。。。
去年も多産で優秀だと思った新女王蜂が働き蜂にわずか1カ月で殺されてしまったことがあったんですが、何が理由でこういうことがおこるんでしょうか?
蜂社会のルール、掟は人間には考えの及ばぬことなのかもしれません。

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