黄色い群と黒い群#1

内検の時、巣箱明けて巣枠を取り出した時、巣面が明るいと感じる群と、暗いと感じる群があります。
明るいと感じる群は全体的に蜂が黄色いんですね。一方、暗いと感じる群は全体的に蜂が黒いのです。

実は昨年あたりから薄々気が付いていたんです。
最近、黒い群の比率が増えて来てることを・・・。

養蜂を始めるにあたっては、取り敢えずは「蜂」を入手しなければなりませんが、大体は知り合いの養蜂家さんに譲ってもらうか、若しくは業者さんから蜂を購入することになるのでしょう。
うちは後者で蜂を入手しました。

業者さんが販売している蜂を「種蜂」と言いますが、大体において「黄金種」というのと「交配種」というのと「花粉交配用」というのが販売されています。
「黄金種」というのは(多分)イタリアン種を意味しているのではないかと思うのですが普通「交配種」より高額です。
「交配種」とは有り体に言えば「雑種」の事でしょう。イタリアンと「何か」の雑種なのだと思いますが、この「何か」が何なのかイマイチわかりません。黒い蜂の代表と言えば「カーニオラン種」ですがこの「交配種」の片親がカーニオランである保証はありません。
ついでに「交配種」と「花粉交配用」の違いも実はよく知りません。何が違うのかな?
女王蜂の体が小さく見栄えが悪く、売り物にならないのを「花粉交配種」とかで売ってるのかな?

さてさて、蜂に血統書でも付いていれば別ですが「黄金種」というのが純潔のイタリアン種かどうかも確証が持てず、しかも近隣で蜂を飼っている場合には容易に交雑の可能性がある為、うちでは当時「交配種」を導入しました。

みつばちは空中で交尾する為、離れ小島の無人島で飼うなら別ですが普通は代毎に雑種化が進む事になります。
近隣10Km圏内に絶対西洋蜜蜂が居ないなんてほぼ不可能じゃないかな?
ちなみに西洋蜜蜂と日本蜜蜂の交雑は起こるには起こりますが、その場合の卵は孵化しないんだそうで、この異種間の交雑を危惧する必要はありません。

さて、前置きが長くなってしまったので、続きは#2にて。

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