台風、長雨、、、そして体調不良

8月は日照り続きで酷暑で雨が全く降らず、みかんを始めとしていくつかの木が枯れているのを目にする程でした。
9月に入ったら今度は雨に次ぐ雨、時々台風が通り過ぎて行って一瞬晴れ間が覗くものの又すぐに雨模様。
おかげで蜂の内検作業もままなりません。
おまけにここ最近ずっと体調がすぐれず。。。

それでも蜂を放っておくわけにいかず、解熱・鎮痛剤を飲んで内検行ってます。

夏の暑さで散々痛めつけられた蜂群ですが、秋は越冬に向けて勢力を回復する大切な時期です。
この時期、群の趨勢に多大な影響を与える外的要因は2つ。
一つはダニで、これが増殖するとあれよあれよと言う間に群が衰退してしまいます。
もう一つは”オオスズメバチ”。
この時期はオオスズメバチにとっても正念場の時期となります。
来年の女王蜂とオス蜂を大量に産出して子孫を残さねばなりません。
よって、オオスズメバチの働き蜂はそれら次世代の幼虫を大量に育てるための大量の肉を必要としていて、そのターゲットがミツバチの巣箱な訳です。

でもでも、嬉しい事に今年のミツバチの状態は近年では一番良い状態になってます。
あくまで「今の所は」ですけど、、、

未交尾だった4群も先週日曜(2日)には全て交尾完了してましたし、女王蜂の羽切りも今日で全て終えました。
まあ、色々問題アリの群もあるけどね。

オオスズメバチが捕獲器にかかると、よせばいいのに門番や警戒蜂がこうやって一斉にオオスズメバチに飛びかかっていくので無駄な犠牲を出してしまいます。

金網の中には4匹のオオスズメバチと底に横たわる殺られたミツバチ。
外に群がるのはこれから殺られる予定のミツバチたち(涙)。
こういうのを見つけたら、ミツバチを追いやっておいてバーナーでブォ~~。。。
ごめんね、オオスズメバチ。君たちに罪は無いんだけど仕方ないんだ。
でもこういったケースでの被害の程度は割と軽微。

こちらは巣門前に何匹か取り付いて攻撃受けたパターン。
こちらは見ての通り大災害になります。
左下隅にはミツバチに集団で反撃され息絶えたオオスズメバチが写ってますけどね、、、攻撃力の差は歴然でしょ?
この群、すこぶる調子良かったのに1/4~1/3程蜂が減ってしまいました。

越冬までの最後の蜜源、セイタカアワダチソウが咲き始めました。

去年は”困る”程の蜜が入りましたが、今年はどうでしょうね。
最後の採蜜以降、一度の給餌の必要もなくここまで来てて、まだ貯蜜もある程度あるので、「そこそこの流蜜」で構いませんよ。

コメントを残す