先日、みかん蜜を搾った事を書きました。
でもこれ、巣箱を置かせてもらった借地みかん山の群の話。
で、山の本体群はと言うと・・・・・・・・・
みかんの蜜が全く集まらない。
ここまで集まらないっていうのは初めてだ。
うちが標準木にしているみかんの木がある。
標準木ったってみかんの花の始まりを告げる木じゃなくて、みかんの花が終わりになる目安となる標準木。
この木の花が終わったのだけれど、山の蜂場の蜜は全然溜まらない。
アカメガシワやその他の樹木系の蜜が入ってしまうので急いで数十枚の蜜枠を引上げ搾ってみた。
そのうち2群分では巣箱を開けた時、既に木の香りがしたので別枠で搾ってみたら、やっぱり既にみかんの蜜ではなくて「初夏の蜜」系の味と香りがしていた。
残りは、、、まだみかんの蜜の味と香りだったが、糖度が78~79・・・・
残りの蜜枠は「初夏の蜜」候補として残すしかありません。
山の蜂場の周りはみかん山だらけなのに、こんなに蜜が溜まらないなんて・・・こんな事があるのかなぁ?
今年はよっぽどみかんが蜜を吹かなかったみたいです。
不作を通り越して今年のみかん蜜は(うちの本蜂場では)凶作です。
花が咲くことと、蜜を吹くかは別なんですね。
静岡でも、昨年の蜜柑の蜂蜜が豊作だっただけに、今年はその反動のようです。
2年ほど前だったか、、北海道や東北では、7月に2週間雨続き、、採蜜どころか砂糖水の餌をやらなければならなかったと、、、まあ、いろんな年があるということですね。
ナベショーさん、こんばんわ。
今年はみかんの裏年とは分かっていたのですが、まさか蜜がここまで出ないとは・・・
最近このあたりではみかんの老木を切って新しい木に替えていっているので暫くは不安定な状況になるかもしれません。
それと最近流行ってきた紅マドンナとかの高級みかん種はハウス必須なので、それが今後どう影響するかなんです。