農機具トラブル3連発

そろそろ来春に向けてヘアリーベッチの種まきを始めました。
まずは草刈、、、と思ったら刈払い機のプライマリーポンプ(プライミングポンプ)からガソリン漏れ・・・

エアーを吸い込んで十分高回転にならないけど、刈れるくらいは回転するので一応そのまま草刈続行。

刈った草が枯れたら燃やして、その後軽く耕転しましょう・・・

後日、枯れた草木を集めて、火災、延焼、もしもの時の為に放水用としてエンジンポンプを用意。
エンジン掛けてみたらアイドリングはするものの全く吹けない。アクセル開けるとエンジンが止まる。
去年はプラグ替えたら復活したけど今回はダメ・・・オーノー・・・

一応アイドリングでも水は出るので細心の注意を払いながら草を燃やすことは出来ました。

さてさて、軽~く耕転すべくホンダ こまめちゃん登場。
キャブを修理してから絶好調だったのですが、今回何故だかアクセル開けてもエンジン吹けない。

ローターの回転は遅いがそれでもなんとか耕転できるので時間掛かったけど作業は無事終了。
その後、タネ撒きしてひとまず第一弾の作業は終了できました。

けど、このトラブル3連発、早急に直しておかないとね。
それぞれトラブルの原因に対応して必要なパーツを取り寄せしなきゃ。
ということでそれぞれの修理記録はこの後載せていこうかと思います。

蟻酸の調合

ここ最近は日本ミツバチを飼っている所でもアカリンダニというダニ対策で蟻酸を使うのが一般的になった?みたいですね。
でも日本ミツバチだと掃除採蜜しない(できない)ですよね。。。
まさかそういう蜂蜜、、、売ったりしてないですよね。
蜂蜜にはわずかに自然の蟻酸が含まれてるとは言え、これは人工的に暴露させたものですからね。
最近ではメントールなんかも使ってるみたいだし。
西洋ミツバチなら掃除採蜜で蜜抜いてしまえば後は本当に自然由来の蜂蜜になるんですが、日本ミツバチの(販売目的の)場合はなんか微妙な感じ。。。。

最初、海外の文献漁って見よう見まねで始めた蟻酸によるダニ対策ですが、ここ最近は安定的に効果を発揮できる「やり方」が分かってきました。
最初は女王が卵産まなくなったり最悪死んでしまったり、逆にダニに余り効果がない時があったり、、、不安定だったんですけど。
今年はバッチリ効いてます。

ストックの調合済み蟻酸が底を付いたので蟻酸の調合をしました。
調合ったって水で薄めて所望の濃度にするだけですけど。

でも作業は慎重の上にも慎重に・・・・・

春の採蜜前に掃除採蜜をして、これら汚れた蜜は全部抜き取ります。

巣箱の縮小

セイタカアワダチソウも後1週間もすると終わりそうなので、巣箱を縮小する作業をボチボチ始めます。
カラスザンショウの蜜が大量に入ったことで継箱群を増やしているのでまだ大量に継箱群があります。
巣箱側に大量の貯蜜がある群から継箱外して行って、蜜が一杯残っている巣枠は別の継箱へ持っていきますが蜜が少なくなった巣枠は蜂に吸ってもらいます。

近くにセイタカアワダチソウがたくさん咲いていますが花からチマチマ蜜集めるより、やっぱりこっちの方が楽でいいのかな?

大量に蜂が集まって来て、さながら蜂のカーニバル状態でした。

日本ミツバチの逃去群?

いよいよオオスズメバチの子育てが佳境に入って来たと思われる今日この頃です。
今年蜂場にやって来るオオスズメバチは例年に比べて少ない方でしたが、それでもここ1、2週は集中攻撃を受ける群が出てます。

後少ししたらオオスズメバチの新女王が飛び回る様になるでしょう。当然、それを追いかけるオスも。。。

さて、そんなオオスズメバチの襲撃ですが、何も西洋ミツバチに限った話ではなく、当然日本ミツバチも目を付けられた巣は襲撃を受けます。

日本ミツバチは必殺! 熱殺蜂球でオオスズメバチをやっつけるのは良く知られた事ではありますが、それは偵察蜂を首尾よくやっつけたケースであって、偵察蜂を取り逃がした場合にはやっぱり集団で攻撃を受けます。

、、、で、どうなるか、、、セイヨウは最後の一匹まで残らず殺されて”全滅”してしまいますが、ニホンの場合には、、、巣を捨てて逃げます。
割と現実主義なんですね。

そんな”逃去群”でしょうか?
蜂場の一画にあるハゼの木にどんぶり一杯ほどのニホンミツバチが蜂球を作っているのを見つけました。

多分、オオスズメバチに襲撃されて逃げてきた逃去群だと思いますが、これ女王蜂いるのかな?
最初蜂は全部上向いてたんだけどカメラ近づけたら陣形崩れちゃった。
しかもこれっぽっちの数でこれから巣を探して冬越せるんでしょうか?

でも、これはこのままにしておきますよ。自然のものは自然のままが良いんです。

シークヮーサー

朝晩寒くなってまいりました。
いよいよ秋も深まって参りました。

カマキリが卵を産んでるのを見つけましたけど、こういうのを見ると”秋”と言うより、もうすぐ”冬”・・・って思いの方が強くなります。

数年前に植えたイチジクの木は今年夏の干上がりとカミキリムシ(の幼虫)の芯喰いによって2本残して他は全滅しました。
蜂内検の際、休憩時のおやつとして食べる事ができたのは10個に満たないという散々な結末でした。
まあ、蜂箱のすぐ横に植えたので農薬やれませんからね、完全無農薬の限界・・・ですかね?

ところで同時期にお遊びで2本植えて完全放置していたシークヮーサーなんですが、今年初めて実が付きました。
愛媛でもちゃんと実がなるんですね。
っていうか草ボーボーの中よく生き残って実を付けたなぁ・・・

まだまだあります。

はちみつに漬けて見ておいしかったら枯れたイチジクのところに本格的に植えて見ようかな。

それにしても今年の蜂は順調だなぁ。。。。このまま行ってほしいです。

巣箱の中、靴下の匂いがし始めました。
セイタカアワダチソウの花粉と蜜が入り始めた証拠です。

台風、長雨、、、そして体調不良

8月は日照り続きで酷暑で雨が全く降らず、みかんを始めとしていくつかの木が枯れているのを目にする程でした。
9月に入ったら今度は雨に次ぐ雨、時々台風が通り過ぎて行って一瞬晴れ間が覗くものの又すぐに雨模様。
おかげで蜂の内検作業もままなりません。
おまけにここ最近ずっと体調がすぐれず。。。

それでも蜂を放っておくわけにいかず、解熱・鎮痛剤を飲んで内検行ってます。

夏の暑さで散々痛めつけられた蜂群ですが、秋は越冬に向けて勢力を回復する大切な時期です。
この時期、群の趨勢に多大な影響を与える外的要因は2つ。
一つはダニで、これが増殖するとあれよあれよと言う間に群が衰退してしまいます。
もう一つは”オオスズメバチ”。
この時期はオオスズメバチにとっても正念場の時期となります。
来年の女王蜂とオス蜂を大量に産出して子孫を残さねばなりません。
よって、オオスズメバチの働き蜂はそれら次世代の幼虫を大量に育てるための大量の肉を必要としていて、そのターゲットがミツバチの巣箱な訳です。

でもでも、嬉しい事に今年のミツバチの状態は近年では一番良い状態になってます。
あくまで「今の所は」ですけど、、、

未交尾だった4群も先週日曜(2日)には全て交尾完了してましたし、女王蜂の羽切りも今日で全て終えました。
まあ、色々問題アリの群もあるけどね。

オオスズメバチが捕獲器にかかると、よせばいいのに門番や警戒蜂がこうやって一斉にオオスズメバチに飛びかかっていくので無駄な犠牲を出してしまいます。

金網の中には4匹のオオスズメバチと底に横たわる殺られたミツバチ。
外に群がるのはこれから殺られる予定のミツバチたち(涙)。
こういうのを見つけたら、ミツバチを追いやっておいてバーナーでブォ~~。。。
ごめんね、オオスズメバチ。君たちに罪は無いんだけど仕方ないんだ。
でもこういったケースでの被害の程度は割と軽微。

こちらは巣門前に何匹か取り付いて攻撃受けたパターン。
こちらは見ての通り大災害になります。
左下隅にはミツバチに集団で反撃され息絶えたオオスズメバチが写ってますけどね、、、攻撃力の差は歴然でしょ?
この群、すこぶる調子良かったのに1/4~1/3程蜂が減ってしまいました。

越冬までの最後の蜜源、セイタカアワダチソウが咲き始めました。

去年は”困る”程の蜜が入りましたが、今年はどうでしょうね。
最後の採蜜以降、一度の給餌の必要もなくここまで来てて、まだ貯蜜もある程度あるので、「そこそこの流蜜」で構いませんよ。

カラス山椒の蜜「盛夏の蜜」を販売開始します

今年想定外に蜜を吹いた「カラスザンショウ」の蜜・・・ネットでの販売準備に時間掛りましたが本日ようやくネット販売にこぎつけましたのでお知らせします。
商品名は「盛夏の蜜」になります。
商品カテゴリ「夏の蜜」の中に入っています。分かりにくくてごめんなさい。

2016年産 「盛夏の蜜」1Kg

2016年産 「盛夏の蜜」500g

数量限定故、売切れの節は何卒ご容赦願います。

事はそううまくは運ばない

生き物相手だとそうそう思い通りに事は運ばない・・・。
最近では

【その1】
みつばちの天敵、ミツバチヘギイタダニの駆除。
薬剤耐性をなくす為、2年間使用を控えて今回満を持して投入したアピスタン。
山の本蜂場に置いていた群はバッチリ効いた。
だがしかし、、、
巣箱を置かせてもらっていたみかん山の群は越冬に向けて今は引き揚げて来ているが、これらの群のいくつかでアピスタンが効いてない。
現地で「もらいダニ」でもしたかな?
急遽ギ酸を規定量の2倍投入したけど産卵は激減。
ダニは今は沈静化しつつあるけど、、、薬剤耐性、、、って難しいなぁ、、、

【その2】
未だに女王蜂の更新ができてない群があと4群!
ちょくちょく女王蜂の交尾飛行が失敗するけど、2回連続失敗したあたりから働蜂の「やる気」が急激に落ちてくる。
なんだか作る王台も投げやりで、従って産まれてくる女王蜂も貧弱で・・・
今、3回目の女王更新失敗で4回目の作り直し中。
もはや採蜜できる群は諦めて、単なる越冬の為だけの女王蜂養成・・・。

さすがに4回目は、、、こっちがしんどいわい!!


写真は記事の内容とはなんも関係ありません。

想定外の出来ごとばかり

今年、西日本の暑さは異常でしょ。
連日35度を超えて、とても屋外で作業する状況ではありませんよ。

あまりの暑さによるのでしょうか、蜂も急激に数を減らして来ていて、ここの所内検しながらついつい口に出るのが、
「毎年、この時期、こんなに蜂の数少なかったっけ?」・・・です。
女王蜂の産卵もビックリするほど減ってるし、こりゃまずいなぁ。

今年はカラスザンショウが大量の蜜を吹いてウハウハ・・・と思われるでしょうが、実はとっても困ったことが起こっています。

来年の採蜜の為に養成している群は単箱になっていますが、カラスザンショウの蜜が大量に入って産卵圏がほぼありません。
通常1枚の巣脾は、貯蜜3割、産卵圏7割くらいが理想ですが、なんと今年は貯蜜圏が8割くらいまで広がってしまって・・・

問題なのは既に巣脾満杯になってる群でして空巣脾を入れられません。
仕方ないので今年はこの時期に継箱上げる羽目になってしまいました。

この死にそうに暑い中、余計な作業を強いられて、余りの熱気に最後は意識朦朧として、写真も一枚も撮れず、ブログも更新できず、、、これは先週やった作業の内容でした。

ダニ対策開始

暑い。
今年は猛烈に暑い。。。
当地、連日の35度超え、、、、猛暑日が続いております。
お盆の帰省ラッシュピークが今日だとニュース流れてますが、我が家では全身ビッショビッショになりながら今日も蜂作業。。。

今年の採蜜も全て終わり蜂作業は越夏、越冬の為の作業に移っています。

2年前からダニ薬をアピバールに替えておりましたが今回からアピスタンに戻しました。

同じ薬剤を使い続けると薬剤耐性を持った個体が現れる為、薬が全く効かなくなります。
「薬剤耐性」とは病原菌や病害虫などが、環境条件や一定の薬剤に対して抵抗力を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなることを指します。

2年経過すれば薬剤耐性は無くなると言われていますので今回から薬剤を替えて耐性ダニの発生を抑えて行きたいものです。

さて、夏の蜂管理と言えば「オオスズメバチ」対策も一つの重点項目なのですが、今年は梅雨の大雨以降オオスズメバチの姿を一切見ていません。
今年はキイロスズメバチはやたらと多いんですが、、、、、でもそろそろ捕獲器を設置しなきゃなりませんね。