夏蜜の行方・・・

暑い、、、

蜂の内検は長袖、長ズボン、覆面布が基本なのでとっても暑い。ぶっ倒れそうです。
今年は2年ぶりに作業着ビッチョビチョになるほどの暑さになってます。

そんな時は、、、自家製ハチミツで作ったハチミツレモンスカッシュ(塩入)が熱中症対策にはもってこいです。これ飲んで朝から夕方まで蜂の内検してま~す。

この炎天下では蜂の巣が溶けてしまう巣落ちしてしまいそうなので遮光ネットで暑さを和らげてあげましょう。

突然張られた目くらましに暫く蜂達も右往左往、、、大渋滞起こしてましたが賢い蜂達は暫くすると帰還ルートを見つけて無事巣箱に戻って来るようになりました。
まあ、これの目的の半分は人間の方が逝ってしまわない様に・・・というのがあるんですけど。

さて、夏蜜最後の砦、カラスザンショウはただ今満開中???

コンデジ最大望遠でなんとか撮れた花と、それに訪花する蜂達。

産卵圏の確保の為に入れていた巣礎も真っ黄色に巣盛りしたは良いが大量に入る蜜と花粉の為に単なる貯蔵庫になってしまいました。

写真だと黄色の具合がちょっと違うけどまあいいか・・・。

先週まで、割出群には給餌が必要な程蜜が無くて採蜜群から蜜枠を融通して回ったのに、今週は空き巣房にビッチリ蜜貯めてました。

けど、継箱の貯蜜枠に蓋掛けするほどまでに蜜が貯まるかどうか・・・。
今年の夏蜜はアカメガシワ、マサキともに殆ど流蜜しなかっただけに採れるかどうかかなり微妙です。

どうしても見たかったDVD

予約していたDVDが今日届きました。
「みつばちの大地」
映画館で上映されてた時には近くでやってなくて見る事ができなかったのです。

素晴らしい映像です。
特に女王蜂の交尾シーン。
文献のイラストで見た事がありましたが、頭で想像していた通りでした。
よくこんなのが撮れたなぁ・・・。

さて、内容の方はと言えば、日本で、いや少なくともうちでやっている飼育や周りの環境など、違いが多すぎて正直何と言えばいいのか・・・。
こういう世界もあるんだなぁ・・・と。

蜂群崩壊症候群(CCD)をネオニコチノイド系農薬と結びつける報道や研究報告、インターネット情報が溢れていますが個人的には甚だ疑問に思っています。
そりゃあ殺虫剤(農薬)を浴びれば虫が全般死ぬのは当たり前。
研究論文では餌(蜜)に直接農薬混ぜて群が弱体化した・・・とか。
死ななかったら殺虫剤の意味が無いじゃないですか。
でもCCDとはミツバチが大量に突然「失踪」する現象のことです。
大量死や蜂群の衰退とは違う。

私の知っている範囲ではありますが、日本で過去何度か新聞報道されているもので西洋みつばちでの事例は見た事ありません。
元々逃去癖のある日本みつばち愛好家によるものです。
統計上も西洋みつばちの数が日本で劇的に減っているという事実もありません。

これが何を意味するのか、このDVDの内容と合わせて考えて見るのも良いかもしれません。

別天地

いや~~、暑いですねぇ。
四国地方も梅雨明けして、連日30℃超えです。
さすがに35℃超えの「猛暑日」ではありませんが、今日の最高気温は32℃だったそうです。
炎天下での作業は体に堪えます。

そういう時にとっても有難いのが「木陰」
うちの蜂場にはでっかい落葉樹があって、冬は日差しを通し、夏は日光を遮ってくれる有難い存在になってます。

汗ビショビショで木陰に入るとヒンヤリ、風が吹くと天然のクーラーみたいです。
ここをうちでは「ウチの軽井沢」と呼んでます(笑)。

さて、夏蜜最後の砦、カラスザンショウの状態です。

蜂場近くの木はまだ花咲いてないみたいですが、

巣枠が黄色くなってきたのでどっかで既に咲いているみたいです。

けど、蜜はあんまり増えてないなぁ・・・。
夏蜜は厳しい状況です。

早く梅雨明けてくださいな・・・

台風11号は蜂には大した被害も無く無事通り過ぎてくれました。
蜂場にある無花果は倒木、枝折れ、被害多数でしたけど。。。

6月には絶好調だった新女王の帰還率も7月に入って雨の日が増えた為かすこぶる悪くなり、4打数1安打くらいになってしまいました。
あっちもこっちも新しい女王蜂が居なくなるのでドタバタ産卵枠の融通で大変です。

せっかく交尾成功して産卵始めたと思ったら、何故だか働蜂の総攻撃受けて殺されてしまう新女王蜂もいます。

見えませんけど盛りあがった蜂球の中に攻撃受けている最中の新女王蜂が居ます。
もうこうなったらどうしようもありません。
たまにこういうのが有るけど、何が気に入らないでこうなるんですかね?
次から気をつけますので教えてくれませんか?・・・蜂達に聞いてみましたが答えてはくれませんでした。

近畿・中国・中部・東海・関東・甲信・北陸と梅雨明けしてますけど、ここ四国は未だ梅雨明けしませんよ。
早く明けてくださいな。

前半空梅雨模様だったのに、この7月は雨の日ばかりで「夏の蜜」の貯蜜がドンドン減って行ってます。
夏の蜜最後のカラスザンショウがそろそろ開花時期なんですが、この分では「夏の蜜」は今年は無理かもしれません。

台風直撃?

台風11号、数日前の進路予想では「真上」を通過するコースだったけど、ちょっと東に逸れたみたいだ。
台風の西側になるのでちょっとはマシかなぁ?

去年は台風の風で巣箱が倒れたり蓋が飛んだりして散々な目に遭ったので、昨夕一応の対策を。行き当たりばったりな対策だけど。

木杭もブロックも全く足りてないので写真の所以外、殆どの箱は麻紐でくくっただけ。。。

まあ、何もしないよりはマシかな?

みなさんの所でも台風被害の出ない事を願っています。

順調に進む女王更新

梅雨になって気温も上がってくると・・・雑草が・・・グングン成長してきます。
たった一週間でこのありさま。

巣門が覆い尽くされそうですぜ、旦那!

畑の作物がこれくらい成長してくれればありがたいのにね。
伸びるのは雑草ばかり・・・。

これは2週間前に撮った写真だけれど、アカメガシワの花も終わりつつある今日この頃。

今年は女王の更新作業がすこぶる順調です。
新女王の交尾帰還率がただ今の所98%(驚)!

もしもの時の為にバックアップで残しておいた旧女王群も順次女王更新に入って行ってますよ。

今年の梅雨は長雨がない。週に1日くらいは雨降るけど続けて降る事がない。
日照時間は短いらしいけど、雨降らなきゃ蜂は大丈夫。

いやいや今年の蜂は雨でも大丈夫かも?
なんせ今年は雨降りの日にも分封されたからね。

後1/4・・・もう少しだ、頑張れみんな。

蜜蜂の摩訶不思議 III   リー即ツモ

新女王蜂が産まれたは良いが中々交尾をしてくれない・・・。
良くある光景です。
最悪の場合にはそのまま未交尾で産卵開始してオス蜂製造群へとひた走ってみたりということもありました(泣)。

一方で・・・。

とある群。3週目の内検でも王台からの出房なく、王台を切り開いてみると女王蜂は蛹のまま死んでいた。他に王台は無い。

丁度新女王が誕生したばかりの別の群、取り除いた出房間近の王台が有ったので、それを巣脾にくっつけておいた。
これが日曜日の出来事。

6日後の土曜日、その群を内検すると、、、産卵してる。
女王蜂も居てお腹も大きくなって交尾完了したみたい。
おまけに孵化後2~3日程度の蛆までいる・・・?

卵は3日で孵化するから産卵始めてから5~6日経ってるってことですかい?

先週処置してからまだ6日しか経ってないよ。

ってぇことはナンですかぃ?王台入れたその日に新女王が出房して、速攻交尾飛行に出かけて、直後に産卵開始したってぇことですかぃ?

本当ですか?嘘でしょ?

ちなみに、この間に女王が行方不明になった群は一群もない。

事態に直面した本人ですら未だに半分信じていない。

でも、こんなことが実際に起こってしまうのだから蜂の世界は摩訶不思議だぁ。

蜜蜂の摩訶不思議 II   残りモノには福がない

新しい女王蜂を養成するために、群から(女王蜂を除く)数枚の巣脾を抜き取り小箱に移しておくと、女王蜂の居なくなった蜂達は急遽「王台」というものを作って女王蜂を作ろうとします。
新女王が誕生して交尾を終えると産卵を開始して目出度く「新しい一群」の誕生となります。

新しい女王が誕生すると通常は他の王台は食い破られ女王一匹の存在になりますが、中にはまだ他の王台があることを良い事に巣を出て行く不届きな女王と蜂が居ます(笑)。
まあ、いわゆる「分封」です。
この新しい群に取っては初めての分封ですけど、この場合は第二分封という扱いになるのかな?

ですので、それを防ぐために内検で新女王が誕生してたら他に王台がないかチェックして、有れば全て王台を取り除いてしまいます。

これで目出度し目出度し・・・とならない場合がある。

王台を取り除いてから1週間後、内検に行くとその群で分封真っ最中!
てか、もう分封終了。

巣箱内検すると、女王は当然居ない。蜂も半減。てか、先週王台取っちゃったからナンにもないよ。割り出して2週間以上経ってるので卵も蛆もないしぃ。

これでこの残された群は自然界だと滅亡確定!!
この群に残された道は「働蜂産卵」してオスを大量に排出、女王蜂と交尾するという限りなく可能性の低い、まあ普通に考えて絶望的な道しか残されていないわけで。
何でこういうことをするかね?意味がわかんない。

まあ一応、ここでは人が飼ってる(つもりです)ので、仕方なく別の群から産卵枠を持ち込むか、他の群と合同するしかなくなるのであります。
他にバックアップが無く、本体群も女王更新に失敗した場合、この女王の血統はこれで潰えてしまうのであります。
去年これで優良系統を一つなくしてしまいました。

なんとも非情のライセンス。

毎年こういうのがたまに出る。
しかも優良群の割出しで。(気のせいかな?多分気のせい・・・)

分封のメカニズムって実はまだよく分かってないらしいですね。

蜜蜂の摩訶不思議 I   戻ってきます  間違えて

みつばちの行動は摩訶不思議。

教科書通りにならない事ばかり・・・

去年は分封に次ぐ分封で頭を悩ませました。
今年は念入りに王台・王椀を取ってますが・・・
今年は何故だか新女王を作る為に行っている割出群で分封起こってます。新女王の誕生と共に分封しまくり、産まれたらいきなり分封・・・はぁ[E:sad]・・・
てことで、今年も分封に次ぐ分封が(多分)起こってますが・・・まあ大勢に影響なし?    な~んでか?

何の都合かわかりませんが、殆どの分封群が戻って来ているのです。

今まで完全におさらばされた分封は2回だけ。すかすかになった群が2群ありますのでこれは完全に分封された群。

その他は直接目撃しただけでも6回は戻ってきました。
もちろん今年産まれた新女王付きの分封群ですよ。だって、戻って来て巣門前に集った蜂群の中に新女王蜂が歩き回ってるんだもん。

でね、、、実は分封群が戻ってくる時に巣箱を間違えて戻ってくることが(結構)あるみたいなんですね。

内検で蓋を開けると・・・おお~~・・・なんじゃこりゃぁ・・・
というのが今年はいくつもあるわけです。

蜂は巣の位置を覚えているって言いますけど、割と覚えてない間抜けな・・・いや元い、お茶目なのも多いんじゃないかと・・・

ネットショップの販売を再開します

ネットショップで2015年採蜜の「春の蜜」と「みかんの蜜」を販売開始しました。

今年は近年稀にみる不作で「春の蜜」「みかんの蜜」とも採蜜量が極めて少なかったためネット販売を見合わせておりましたが、メールやお電話での問い合わせが数多く寄せられましたので数量限定、容量限定ではございますがネット販売を再開しました。

今年は「春の蜜」「みかんの蜜」とも500gと1Kgの2種類のみの販売とさせていただきます。
何卒ご理解の程よろしくお願いします。
なお、販売予定数に達しましたら販売終了とさせていただきますので、合わせてご理解の程よろしくお願い致しますm(__)m

【春の蜜】

500g

1Kg

【みかんの蜜】

500g

1Kg

以下のサイトにて販売しております。
よろしくお願い致します。

http://iroha-beebee.com/

http://store.shopping.yahoo.co.jp/iroha-beebeey/