カラスザンショウの大(?)流蜜

蜂場に上がる道が一部補修作業中の為、通常ルートで上がることができなくなってます。
今日は裏ルートで蜂場まで。
と言っても、車は途中までしか行けません。
途中から荷物担いで徒歩でケモノ道の様な所を通って行きます。
全身クモの巣だらけ、ジョロウ蜘蛛4匹付けて蜂場までたどり着きました。

蜂場にたどり着くまでのその途中、ブウォ~ンと大きな羽音が聞こえたので辺りを見渡すと。。。
何も居ません???
ふと、20~30m程離れた位置にあるカラスザンショウを見上げると、大量のみつばちが集ってました。かなりの流蜜しているみたいですぞ。期待して良いかな?

でもね、今日、明日は台風12号の影響で大気の状態が大変不安定。
何と当地には「大雨警報」まで出てましたよ。
週明けは今度は台風11号の影響で曇りか雨予報。
う~ん、流蜜してるのに大して集まらないかもしれない、、、なんともちぐはぐな状況です。

今朝は大雨、雨が止んだ10時頃に山に入ったんですけど、途中降ったり止んだりで全群内検は到底無理。
めぼしい群だけ内検して、本降りになって来たのを契機に降りてきました。
結局、内検できたのは全群の半分にも満たず。
女王更新・無王群なんて今回は端から無視。

今日どうしても内検したかった理由は、夏分封防止の為。
ここのところやたらと王台作ってまして、今日の内検でも内検できた群の約1/3で王台ができてました。
1群は既に分封済み(涙)。不幸中の幸いは、出て行ったのが新しく産まれた方の女王だったこと。交尾済みの女王は残って産卵してました。
この時期の分封ってそうなるのかな?たまたまなのかな?
この時期にこれほど分封熱が強く、実際に夏分封されたのも初めての経験なのでよくわかりません。

めぼしい群しか王台除去できなかったので、残りの群が分封しないでいてくれることをただただ祈ることしかできません。

巣門の周りや巣脾が真っ黄色になってきてます。カラスザンショウが蜜吹いてるのは間違いないですよ。
うまく行けば、来週辺り今年最後の「夏の蜜」を採蜜・・・できるかな?
できなきゃ、今年最後の採蜜あきらめてダニ対策に入ります。

ただ、ただ、暑い・・・

暑いねぇ・・・。
蜂場、今日は何℃あったんでしょうか?35℃は超えてましたよね?
半端無く暑かったもの。

水分は十分に取りながら内検しましたが、さすがに軽い熱中症かも。
今頭痛がしてます。

人間も暑けりゃハチだって暑い。いや、あの小さな巣箱に数万匹の蜂が密集してりゃ、そりゃ暑かろうて。

今年春先にダニの影響で急減して消滅寸前まで行った群。
ダニには滅法弱いが産卵、集蜜能力はとても高い系統の群・・・。
半端無く暑そうだ・・・。
中々人間に都合良い群は居ないもんだね。うーん、難しい。

先週までは蜜の減りがひどく、また花粉の減りもひどかったのだけど、今日内検したらいきなり蜜も花粉も増えてる。
午前中は蜂の飛びが半端無かった。どっかで蜜が吹いてるのかな。

そんな中、こんなお方達も。

分封したのかと思ったら蜂球の中に女王居らず。
回収して暫く蓋開けたまま放置したけど、のほほんと巣箱に居座って身動きせず。
仕方ないので単箱に合同しようとしたら全部飛んしまって霧散。
暫くしたら、また遮光ネットの同じ場所に集合・・・。
一体なにやってんですか?
あなた達、どの群のお方なんですか?

追伸:先日壊れたデジカメは再起不能みたいですけど、その前に壊れた1台目のデジカメはレンズの所をごちょごちょいじってたら何とか撮影できるようになったのでそれで写真撮ってきました。
いつまた壊れるか分かりませんけどね。

梅雨明け

四国地方が今日梅雨明けしたみたいです。

気温は30℃ちょっとみたいですが、ここのところのぐずついた天候のせいか、やたらと湿度が高く、ジメジメして結構きついです。
これまでずっと曇り後雨・・・みたいな天気が続いてたのですが、来週の天気予報が見事に晴れマークになってきましたので暑さ対策で蜂場に遮光ネットを張りました。

まずは蜂の為ではありますが、なにより内検時に直射日光が遮られ、人間にとっても効果は絶大。

梅雨明けを察知したのかどうかわかりませんが、夏分封モードに入って王台作りまくりの群がありました。

そんなことに精を出さず少なくなってる花粉を集めてきなさいな。
お願いしますよ。

ダニを背負った働蜂が1匹、2匹と見られる群が出てきました。
蟻酸入れようかと思いましたが、気温30度越えてるのでもう暫く様子見します。

さて、女王の更新作業もいよいよ最終段階に来てるのですが、依然として帰還かなわず無王になった群が出ています。
蜂数がガクンと減って来た群は隣近所の群とあえなく合同と相成ります。

先々週に卵枠を仕込んだ群は新女王が誕生しているはずなんですが・・・、でっかい王台の出房痕はあるんですが、探せど探せど一向に新女王蜂が見つかりません。
やっとそれらしきのを見つけたんですけど・・・、これ本当に新女王蜂???

写真中央に居る蜂ですがお腹の色はアメ色で、足もアメ色。
でも背中に白い産毛があってとても女王蜂に見えない。サイズも働蜂と同じくらい。

うーーーーーん、これが本当に女王蜂なら、こんな女王蜂は初めて見るわ。

あっ、書くの忘れてました。
今日、デジカメが壊れてしまいました。
これで2台目です。
プロポリスがベタベタ付いてしまうのでデジカメはすぐに壊れてしまう。
どーしよ。
しばらく写真なし・・・かな。

台風一過の内検

当初は「非常に強い」台風が直撃するかも・・・と思っていましたが、ちょっと南に逸れたのと、なんだか急激に勢力が弱まったことで、こちらを通過した時には全く風は吹かず、少し雨が降った程度で済みました。
少しとは言っても、まあまとまった量の雨が降りましたので、今日山へ登る際は斜面がぬかるんでいてスタックしかかってしまって少し焦りました。

今年は昨年に比べてダニが少ないのかな?結構警戒して見ていますが、ダニを背負ったミツバチをまだ見かけません。
年明け蓋蜂児の無い時期に入れたアピバールが効いたのかな?
去年はこの時期、非採蜜群の一部には蟻酸を使いましたが、今年はまだ何もしていません。
でも油断は禁物。
警戒は怠ってはなりません。

スズメバチの羽音かと思ってみたらクマンバチが蜜を吸ってました。

図体がでかいのでちょっと恐ろしげですが、ミツバチと同じく花の蜜を吸うおとなしい蜂です。
オオスズメバチのことをクマバチとか言う地方があるんですよね。

クマンバチ、、、クマバチ、、、あれっ?どっちがどっちだったっけ。
逆だったかなぁ???

蜜源植物の植樹

蜂場周りの蜜源植物、みかんの後はハゼの木やアカメガシワ、マサキなど樹木系の蜜が入ってきますが中々貯まらない。
夏場、蜜源の何かの足しになるかと思って植えたヒメイワダレソウも山の雑草の勢いには到底敵わぬことがわかった。
地を這う草花はヘアリーベッチの様に茎を伸ばして辺り一面覆い尽くす位の勢いがないと無理だね。

去年は夏の蜜が採れたけど、一昨年は蜜源枯渇して盗蜂騒ぎで採蜜どころの騒ぎではなかった。
今年は・・・少しばかりは採れそうだけど、雨が長引けばわからない。

個人でできることなんて限られてるし、そもそも樹木の場合は蜜を出すまでに何年もかかるからほんの気休めなんですけど、2週間前に買っていた苗木をやっと今日、山に植えときました。それぞれ10本ほど。
途中から雨が降り始めてずぶ濡れになりながら作業しました。

いつも養蜂の参考にさせて頂いている「ナベショーさん」のところで紹介されていた「モチノキ」。
雌雄別株らしいけど、どれが雄株でどれが雌株かなんてわかりません。
常緑高木らしいので、山の端っこの斜面に。

こちらは「キハダ」
これも雌雄別株。当然どれがどれかさっぱり分かりません。
落葉高木らしいので巣箱の近くに。夏は日陰に冬は陽だまりに・・・。

最初は「ビービーツリー」とか「ソヨゴ」を考えていたんだけどやたら値が張るのよね。

樹木の花の移ろい

先週末は2日続けて雨・・・でしたので、2週間ぶりの内検。
行ってみてビックリ、雨がシトシト程良く降ったおかげで辺り一面草ぼうぼうでした[E:crying]

内検も14日ぶりとなると、もう何が起こっていても「しゃーないねぇ」でしたが、、、。

2週間前に未交尾だったいくつかの新女王も順調に交尾、産卵を開始していましたが、一方で。

・無王になっていた割出群 → 少しだけど変な卵が産み付けられていたのであきらめて他群と合同。
・交尾、産卵してるんだけど、産卵量が少なく、換王王台らしきもの一杯の群 → 王台除去、1週間様子見。
・2週間前、交尾、産卵確認したのに、何故か今回処女王になっていた群 → 様子見。
・新女王誕生していたが、働蜂より小さい女王(とほほ・・・) → 取り除いて別群から卵枠。
・未交尾4週目に入る新女王 → 様子見、おいっ!
・2週間前に誕生を確認した処女王、働蜂に攻撃を受けてる? → 蓋をそっ閉じ。

まあ、こんなところでした。

さて、夏の主要蜜源となる樹木系の花々。樹木系の花はあっという間に咲いて、あっという間に終わってしまいます。
3週間前に見たネズミモチの花なんて1週間後には影も形も有りませんでした。

アカメガシワはもうすぐ終わり。

マサキには今一杯蜂が集ってますが、これもあと何日持つでしょう。

一匹だけニホンミツバチが写っていますよ。さてどれでしょう。

今、至る所に咲き誇っているのがねむの木。

残念!これは蜜源になりません。ハチさん、この蜜吸えると良いのにね。

土曜は超特急で内検すませて、今日は蜂場の草刈り。

ああ、すっきり。除草剤なんて撒けませんから、草刈り機で草を刈ります。

夏の蜜源にと思って植えたヒメイワダレソウ・・・、山の雑草の勢いには完全に負けています。

ヒメイワダレソウ、山では無力でした。

オオスズメバチ、この時期はブドウジュースには見向きもしません。
幼虫を育てるのに”肉”が必要なんでしょう。巣箱にまでやって来てみつばちを1匹ずつ捕まえて飛んでいきます

女王かな?働蜂かな?
どっちか分からないけど、3匹やっつけました。

2匹、逃げられました。

最後に、1群だけ、巣門前でこんな態勢を取る群が居ます。

朝から晩までずっとこれ。
これ、一斉に上下にほんのちょっとだけ動くんですよ。見てると超カワイイんですけど。
何やってるんですかね。これって。

みかんの蜜 販売開始

5月31日に採蜜した「みかんの蜜」、ショッピングサイトで販売開始しています。

今年は天候に恵まれ、みかんの花が終わる直前に採蜜ができました。
柑橘系特有の爽やかな香りと、さっぱりとした味わいのおいしいハチミツです。

記事の左にある「はちみつ販売」のリンクをクリックしていただけるとショッピングサイトが出ますのでそちらでご購入いただけます。

本店の方では昨年の「春の蜜」と「初夏の蜜」を20%OFFにてご提供していますので、こちらもご利用ください。期間限定、数量限定の商品となります。

200g、500g、600g、1Kgの4種類をご用意しています。

200g

500g

600g

1Kg

スマホでご利用の方はこちらをクリックください。

いろは養蜂場・本店

いろは養蜂場-Yahoo店

夏の蜜源

家人の入院、手術などあって週末てんやわんやしてました。
なんとか手術も、、、成功かな?

さて、生き物を飼う以上、それでも管理はしなきゃなりません。
みかんの花が終わると途端に有力な蜜源がなくなって、ボチボチ、じわじわ夏の蜜を貯めていくことになります。
諸般の事情で巣箱をあっちこっち移動させることはできませんので、うちでは定飼養蜂というスタイル取ってる関係上致し方ありません。
周りの野山では順繰りに樹木系の花が咲いていきます。
ヘアリーベッチもまだ咲いてますがもう終わりそう。そんな中、今みつばちの注目の的はネズミモチ。

ブンブン集ってました。

アカメガシワももうそろそろ開花しそうです。

これからの内検の主眼は蜜ではなく、蜂そのものに移っていきます。
ダニはどうか、蜂の数は、ちぢれ羽の蜂は居ないか、そして最大の作業は女王蜂の完全更新。
春以降、ぼちぼちと女王蜂の更新は行ってますが、いつまで経っても交尾しない女王や、女王が戻ってこれなくて無王となった群、交尾前の女王が分封してしまって卵もないので変成王台すら作れない群など、、、手当てをしなきゃなりません。
誕生3週目に入るのに未交尾の女王さんや、交尾しているはずなのに産卵しない女王さんなどはそろそろ決断しないとね。
まだ採蜜本体群の女王更新の終わってない群も残ってます。
問題は山積しています。

春の蜜 販売

ご案内が遅くなりました。
5月17日に採蜜した「春の蜜」、ショッピングサイトで販売開始しています。

今年の春の蜜は桜の蜜がたくさん入ったのでほのかに桜の香りがします。
また、レンゲやヘアリーベッチの蜜が入っているので香り豊かでとてもおいしいハチミツになっています。
記事の左にある「はちみつ販売」のリンクをクリックしていただけるとショッピングサイトが出ますのでそちらでご購入いただけます。
「いろは養蜂場」で検索頂けるとそちらでも出てくると思いますのでよろしくお願いします。
分かりにくくて申し訳ありません。

200g、500g、600g、1Kgの4種類をご用意しています。

200g

500g

600g

1kg

スマホでご利用の方はこちらをクリックください。

いろは養蜂場・本店

いろは養蜂場-Yahoo店

5/31に搾った「みかん蜜」はもう暫くお待ちください。
近日中にまたこのブログにてご案内します。

ホタルの飛び交う小川

蜂場の麓を流れる小川に毎年ホタルが飛んでいます。
今年は写真撮ってみようとチャレンジしてみましたが、やっぱりコンデジで綺麗なホタルの写真を撮るのは無理ですね。

飛んでる所は無理なので、葉にとまった所をパチリと。

あんまりやりたくなかったけど、フラッシュ焚いてお姿拝見。

ホタルはねぇ、農薬にとても弱いのよね。
この小川の上流はもちろん蜜柑畑。
蜜柑畑のみならず田んぼや畑、極力きつい農薬を使わない努力がこういった自然環境の維持に繋がっているんでしょうね。

最近、みつばちやはちみつに与える農薬の影響について何かと話題になることが多いですが、うちの近所で言えばまだまだ大丈夫。
ずっとこの環境を維持していきたいものですね。