台風への備え

台風19号 ヴォンフォン(スズメバチ)が近づいてきています。
18号の時よりも北寄りのコースが予想されてますので、今日は内検と同時にまだ載せたままにしている全ての継箱を降ろして回りました。

本来なら10月一杯くらいまでは蜂に預けるつもりだったのですが致し方ありません。
転倒リスクを最小限にしておきます。

代わりにこれまでに降ろしてあった継箱巣脾は冷凍した後、ワサエースを入れたビニールに包んで来年まで保管します。

ワサエースを入れて保管したのは昨年が初めてでしたが、スムシ害もなく、なにより巣脾が全くカビて無かったのでちょっと感心しました。
ただし、巣脾のワサビ臭が暫く抜けませんでしたけどね。

今日の内検では貯蜜は少し回復傾向、花粉はわんさか入ってました。
巣箱がお父さんの靴下の匂いがしてます(笑)。
セイタカアワダチソウがいよいよ開花してきたんですね。
たくさん蜜吹いてほしいですけど、最近余り見かけなくなってしまったのでどうでしょうか。

先週入れたギ酸ですが、継箱群に入れたギ酸はちょっと効きが悪くてまだダニ背負った蜂が居ましたが、単箱に入れたのは割と良く効いたみたいです。気温が丁度良いくらいなのでしょう。
今日継箱降ろして全て単箱になりましたので、ダニ背負った蜂の居る群に再度ギ酸を入れておきました。

明日は貯蜜の少ない群へ給餌した後、全群巣箱に麻紐かけて蓋が飛ばない様にして台風への備えとする予定です。
なんとか無事被害なくやり過ごせますように・・・。

猛烈なスズメバチがやってくる・・・台風19号

台風19号 ヴォンフォンがやってくる
ヴォンフォンとはマカオの言葉で「スズメバチ」なんですって。
よりによってスズメバチ・・・。

今現在、勢力は910hPaで猛烈な強さの台風。
先週の18号よりやや北寄りの予想コースだよ。こりゃやばいよ・・・。

土曜日には何か対策しておかなくては・・・。
どうかお願いですから偏西風強く吹いて太平洋に吹き飛ばしてくださいな。

蜜無し、花粉無し、ダニ有り、オオスズメバチ有り・・・

台風18号が接近してきています。
そのせいでしょうか、今日山の蜂場は強風が吹き荒れてました。
お昼御飯は軽トラの中で食べましたが、車が揺れるくらいの強風でした。

さて、そんな中、今日も内検して回りましたが、先週に引き続きまたまたオオスズメバチの集中攻撃を受けた群が有りました。
先週攻撃受けた群の隣の隣。
捕獲器に16匹と巣門前に2匹のオオスズメバチの死骸が。
もちろん大量のミツバチの死骸も。
今年は中々来ないなぁ・・・なんて思ってたら、出てきていきなりこれですからね。
今年はちょっとひどいなぁ・・・。

オオスズメバチの攻撃も有りますが、蜜と花粉が底を付きそうな為かちょっと蜂の建勢が思わしくありません。
セイタカアワダチソウがもう少しで咲きそうなんですが、ちょっと間に合いそうに無いので明日貯蜜が底をつきそうな一部の群に給餌することにします。
台風の影響で明日は雨予報なんですけど、山には何とか登れるかな?

そして、やっぱり今年も残ったダニ。
ダニを背負った蜂の居る群、オス蜂房にダニの居る群に絞ってギ酸処理を実施しました。

この一週間、最高気温も25℃程度の予報なので丁度良いかもしれません。
ギ酸は蓋掛けされた巣房の中のダニにも効果あるので期待したいですが。

なんかここに来て急に問題多発です。
大丈夫かな・・・。

ダニ薬撤去・・・不完全終了

今年は夏の日照不足で温州ミカンの糖度と酸味が上がらないんですって。
その為、間引きの為に摘果作業をするようにJAから指示が出たとニュースでやっておりました。
お日様が照らないと色々大変ですね。

昨日今日とダニ薬・アピスタンの撤去を行うと同時にダニの寄生状態を丁寧に観察してまわりました。

まだダニは残ってますよ。
ダニを背負った蜂の居る群も2,3ありますが、それよりもオス蜂房に居残るダニが厄介。
LEDライトを口に咥えてオス蜂房からオス蜂取りだすと・・・4,5匹のダニが居る場合があります。
ダニ薬の投与期間6週(=42日)というのはちょっと微妙と思いませんか?
せめてオス蜂の誕生までに掛る24日の倍、つまり48日くらいにならんもんですかね。
初日と中日、最終日の3回位、薬剤に暴露されればもっと効果上がると思うんですが。

まあ、投薬の指示がそうなってるんだから仕方ありません。
状況見ながらひどいようなら蟻酸もやりながら越冬前の最終投薬まで凌いでいきましょう。

全群時間かけて内検したもんだから、まるまる2日掛ってしまった。
花粉は盛り返してきたけど、蜜がどんどん減ってきてるね。
疲れた・・・。

オオスズメバチの集中攻撃

他のブログ写真なんかで見たことあったんだけど、うちでこんなオオスズメバチの集中攻撃受けたのは初めて。
これまでは精々1週間で4~5匹程度掛るのがMAXだったのに。
ある一群で巣門前が惨状を呈してました。

捕獲器の下では勇猛果敢に闘ったのでしょう、大量のみつばちの死骸と3匹のオオスズメバチの死骸が転がってました。

捕獲器に掛ったオオスズメバチは既に息絶えてましたが、救難信号の匂いが出てる居るのでしょう、次から次にオオスズメバチがやってくるので捕獲器の中のオオスズメバチをまずは取り出して、、、

全部で26匹のオオスズメバチが捕獲されてました。

その後やって来たオオスズメバチを1匹捉えてネズミトリモチにくっつけておきましたら、内検している最中に10匹のオオスズメバチが掛ってました。

これでオオスズメバチの情報ルートは遮断できたかな?

オオスズメバチは獲物を見つけるとマーキングした後に仲間にその場所を知らせに戻ります。
報告を受けたオオスズメバチは集団でやってきてみつばちの巣箱は全滅してしまいます。
被害を受けたこの群の蜂数は先週に比べて1割減くらいでしょうか?
スズメバチ捕獲器を設置していたおかげでかろうじて全滅は逃れることが出来ました。

ちなみに、ネズミトリモチにくっつけるのはオオスズメバチに限りますよ。
結果、採れるのもオオスズメバチです。
たまにコガタスズメバチとかキイロスズメバチをネズミトリモチにくっつけているのを見ますが、これは全く意味無いです。

ダニ薬のアピスタンを8月17日に入れてから6週目にあたる今日、アピスタンを抜いて回りました。
オオスズメバチの一件ですっかり写真撮るの忘れてましたのでそれについては明日写真撮って載せることにします。

秋の深まり・・・悲喜交々

今朝、犬の散歩コース途中の斜面ででっかいイノシシが罠に掛ってました。
檻ではなく、足に引っ掛かる罠だったみたいで突然斜面から飛び出て来たのでびっくらこきました。
そこの近所の人たちが何やら電話してましたけど、ありゃどうやってトドメさすんでしょうか?
まさか鉄砲ぶっ放すわけないですもんね。
勝手な妄想しながら帰ってきましたが、事の顛末見てみたかったな。

日中、今日は結構暑かったですけど、ここの所の冷え込みのせいでしょうか、巣箱によってはオス蜂の受難が始まっているみたいです。

オス蜂房の蓋が齧られ、食い破られた所でオス蜂の蛹が引きずり出されている光景がいくつもの群で見られるようになってきました。写真でも齧られて白くなっている蓋と頭のなくなった白い蛹が見えます。

一方で、未だにオス蜂房に産卵して幼虫が育っている群もいくつかありますけど、、、
どういう基準でこういう違いが出るんでしょうかね?

さて、秋の花が咲くまでは一進一退が続く貯蜜と花粉量なんですが、弱小群を中心にいよいよ花粉が全く無くなって来てしまいました。
今日はいくつかの群に代用花粉の給餌を行ってきました。

これは8月の台風で巣箱が倒れた群のうちの一つです。すこぶる調子が悪いのでダメかも知れません。大きくてとても良い女王の群だったのに、、、
(番号の違う巣脾が入っているのが苦闘の跡を物語る?・・・)

さて、去年、蜂場にイチジクの木を植えたんですが、今年は雨が多かったのと、それもあって蜂の内検で手一杯だったため手入れせず放ったらかしにしていたら枝がぶきぶき伸びてしまいました。

それでもまあ何とか実も生って熟すのを楽しみにしていたんですが、

少し色づいた実はあと数日、、、という所でぜ~んぶ山のモノ達に食われてしまいます。
未だい~っこも人様の口に入ったものはありません。
ほんとに、もーーーーーっ(#`Д´)

巣脾の回収開始

ここの所、朝の気温が20℃を下回る日が多くなりました。
今日は最低気温17度、最高気温も23℃、、、肌寒いよ。

最後の採蜜をした後の巣脾、うちでは暫くそのまま蜂に預けています。
蜜は貯まらないけど、カビたりスムシに食われる事が無いので。
そういう意味でも蜂達は凄いですよ。完璧に巣脾を守ってくれます。

でも、今年は気温が下がるのが早かったので、去年より2週間以上早く巣脾の引き上げを始めました。

引き揚げた巣脾は2日程冷凍庫に入れてからビニール袋で包んで保管することになります。去年、エタノールで保存できることを群馬の山さんから教えてもらいましたが、今年はまだワサエースがたんまり残っているのでこちらを使おうと思ってます。

冷凍庫は1回で1個しか巣箱(継箱)入りませんので今日持って帰った分だけでも全部処理するのに2週間以上掛ります。
これからどんどん巣脾を引き上げますので処理が全然追いつかなくなります。

秋の味覚 秋刀魚

この3連休を利用した「女王蜂の剪翅」・・・ここ1週間で(やっと)交尾完了した女王蜂の居る2群を除いて全て完了しました。

じっくり観察してみるとダニの被害が進行している群が2群程確認できましたが、その他はまあ順調・・・かな。

連休最終日は蜂蜜の配達などして、帰りに秋の味覚 秋刀魚 を買って帰りました。

魚が一番おいしく焼けるのはやっぱり「炭」!
というわけで、10年ほど前に買った天然珪藻土の切り出し七輪で焼きました。

これ、10年くらい前に何かで紹介されてたモノで、結構なお値段するんですけどね、買ってから大活躍。
たぶんこれ。違ってたらごめんなさい。
火を起こすのも面倒だし、時間かかるんだけど、一度これで焼いた魚や焼き鳥を食べたら後戻りできません。

途中で大火事になってちょっと焦げましたけど「うまかった」
やっぱり季節の物はおいしいねぇ。
日本人に生まれて良かったぁ・・・。

女王蜂の剪翅

この3連休、久しぶりに天気予報は全て晴れマーク!
こんな時こそ、普段は中々出来ない作業をすべし。

というわけで、今日は1群1群、じっくりと内検すると同時に来年の分封防止の為に女王蜂の剪翅(翅を切ること)を行いました。

女王蜂の翅を切ることで、もしも分封したとしても女王蜂は飛ぶことができず、近くの木に集まった分封の蜂はあきらめて巣箱に戻ってきます。
時々飛べない女王蜂が巣門に戻ることが出来ずに死んでしまうことがありますが、少なくとも蜂の数だけは保持できるということになります。
普通に分封されると蜂の数はガタ減り、大体半分近くになってしまうばかりか、蜜をわんさか吸って出て行ってくれますのでその年の採蜜は、、、まあ無理です。

でもね、女王蜂を捕まえて、指で保持して翅を切るのは私にとってはとても緊張することなんですよ。
足を切ってしまわないか、ハサミで傷つけてしまわないか、押さえつけ過ぎて何処かに障害を与えてしまわないか、考えれば考えるほど緊張してしまいます。

剪翅の際の写真撮ろうと思いましたが、両手塞がってるのでどうしても写真撮れませんでした。

さて、今年はオオスズメバチの姿を見ないと言ってましたが、今日行くとスズメバチ捕獲器にオオスズメバチが6匹ほど掛ってました。とうとう出てきましたね。
今年は出てくるのが遅かったなぁ。

でもね、今年のオオスズメバチ、小っさいのよ。
左からオオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチ。

今年は雨の影響で栄養が不足したんでしょうね。
出現も遅かったし、体も小さいし。
彼女達も大変なんだとは思いますが、うちの蜂は無視して他所で狩りをしてね。
お願いします。