春 芽吹き

山が萌黄色(もえぎいろ)に染まっています。
木々が新芽を吹いている色ですね。

蜂場周りの蜜源木も芽吹き始めました。

これはアカメガシワ

こちらはハゼ

これはキハダ

そしてこれがカラスザンショウ

春になり一斉に芽吹いていますが、これから順繰りに蜜を吹いてくれます。
自然の恵みです。

XPの壁紙

じゃないよ(笑)

ヘアリーベッチが伸びてきた。
これくらいの時期から花咲いてくれると最高なんだけど、、、そう都合良くは行かない。

3連休のお仕事

いよいよ春本番・・・
土筆もまさに今が旬。
仕事の合間に息抜きで土筆採り、、、後でおいしくいただきました、、、

さてさてこの3連休は大忙し。

まずは春~夏まで巣箱を置かせてもらっているみかん畑の草刈り・・・
来週移動させます。

beforeの写真だけ・・・久しぶりの草刈り、あまりにしんどくてafter撮り忘れた

それから数が足りてない継箱の製作にもやっと取りかかり、、、

巣箱に比べて継箱は組立の手間が1/3位で済みます。

防腐処理して完成。

それから内検に巣箱の入替、入替えた巣箱の洗浄消毒補修等々、、、とにかくこの時期はあれもこれもで大忙しです。

明けましておめでとうございます

2017年 明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年のお正月は近年記憶に無いくらいポカポカで穏やかな3日間でした。
おかげで蜂さんも日中ブンブン飛び回っています。
冬に暖かいのは蜂にとってあまり良い事ではないんですが、、、事無く順調に行く事を願ってます。

五年越し・・・

5年前、新しい蜂の置き場所を探していたが目ぼしいところが無く、色々と考えに考えた挙句、、、40年放置していた元みかん山を利用しようと考えた。

でもね、40年間一度も立ち入らず荒れ放題になっているみかん山。一体どれだけの困難があるか、その時は考えもしなかった。

当時、おぼろげな記憶を元に立ち入ったうちの元みかん山。

こんな感じだった。
これは夏、偵察に行った時の写真なので”草”が生い茂っている様にしか見えないけれど・・・

「草刈り」と言えば1~2週間で全て刈りとれる様に思うかもしれないけれど、ここは固い笹、太い野バラの幹、埋もれた小高木、それに纏わりつくツル系植物、有象無象の植物・・・・どちらかというと「開墾」と言った方がイメージが近い。
特に3mはある笹の上部にツルが這いつくばっているところは軽く死ねるよ。
下を刈っても上がくっ付いてるから倒れない。。。真ん中切っても宙ぶらりん。。。

春~秋はマムシやスズメバチが怖いので寒い時期だけ、毎年できる範囲を切り開いてきたけれど今年やっと全てやり終えた。。。

(カメラとレンズが違うので画角・遠近感が違うけど、同じ様な場所から同じ方角を撮った写真)

左ハンドル1本破断、替えたチップソー多分15枚くらい、使ったエンジンオイル大体2.5L、エンジンオイル量から逆算した使用ガソリン100L以上・・・。5年も掛ってしまったよ。。。

シークヮーサー

朝晩寒くなってまいりました。
いよいよ秋も深まって参りました。

カマキリが卵を産んでるのを見つけましたけど、こういうのを見ると”秋”と言うより、もうすぐ”冬”・・・って思いの方が強くなります。

数年前に植えたイチジクの木は今年夏の干上がりとカミキリムシ(の幼虫)の芯喰いによって2本残して他は全滅しました。
蜂内検の際、休憩時のおやつとして食べる事ができたのは10個に満たないという散々な結末でした。
まあ、蜂箱のすぐ横に植えたので農薬やれませんからね、完全無農薬の限界・・・ですかね?

ところで同時期にお遊びで2本植えて完全放置していたシークヮーサーなんですが、今年初めて実が付きました。
愛媛でもちゃんと実がなるんですね。
っていうか草ボーボーの中よく生き残って実を付けたなぁ・・・

まだまだあります。

はちみつに漬けて見ておいしかったら枯れたイチジクのところに本格的に植えて見ようかな。

それにしても今年の蜂は順調だなぁ。。。。このまま行ってほしいです。

巣箱の中、靴下の匂いがし始めました。
セイタカアワダチソウの花粉と蜜が入り始めた証拠です。

想定外の出来ごとばかり

今年、西日本の暑さは異常でしょ。
連日35度を超えて、とても屋外で作業する状況ではありませんよ。

あまりの暑さによるのでしょうか、蜂も急激に数を減らして来ていて、ここの所内検しながらついつい口に出るのが、
「毎年、この時期、こんなに蜂の数少なかったっけ?」・・・です。
女王蜂の産卵もビックリするほど減ってるし、こりゃまずいなぁ。

今年はカラスザンショウが大量の蜜を吹いてウハウハ・・・と思われるでしょうが、実はとっても困ったことが起こっています。

来年の採蜜の為に養成している群は単箱になっていますが、カラスザンショウの蜜が大量に入って産卵圏がほぼありません。
通常1枚の巣脾は、貯蜜3割、産卵圏7割くらいが理想ですが、なんと今年は貯蜜圏が8割くらいまで広がってしまって・・・

問題なのは既に巣脾満杯になってる群でして空巣脾を入れられません。
仕方ないので今年はこの時期に継箱上げる羽目になってしまいました。

この死にそうに暑い中、余計な作業を強いられて、余りの熱気に最後は意識朦朧として、写真も一枚も撮れず、ブログも更新できず、、、これは先週やった作業の内容でした。

搾りたいけど・・・搾れない

今年、、、凶作気味の山の本蜂場・・・

やっと蜜が溜まっていつでも搾れる状態にはなってるんだけど・・・。

ず~~~~~っと、雨!

あと暫くは雨が続く。

さっきちょっと見に行ってみたら途中、蜜柑山の土留めが一部崩れてて、、、。

いやこれ、軽トラ通れなくなったら採蜜どころの話じゃなくなるよ。

梅雨入り

今日、四国地方も梅雨入りしたとニュースで流れてました。
10時くらいからぽつぽつ雨が降って来て今日の内検は一部行っただけで途中で中断です。

みかんが終わり、続いてハゼが開花して今は巣箱の中が「真っ黄色」です。

昨年大量に入ったハゼの蜜ですが、今年は去年に比べて流蜜がかなり少ないみたいです。
もう一歩の所なんですが・・・まだ蜜蓋するところまでは行ってません。
梅雨入りしてここ暫くお天気もパッとしないみたいですし。
この分だと今年はハゼの単花蜜はちょっと難しいかもしれませんね。

今年は春以降全ての花の開花時期が10日くらい早くてしかも寿命が短い。

自然が相手だとなかなか思う様にはいきません・・・です。
もう本当に・・・ガッカリです。

マダニ

マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というのをご存じでしょうか?
ここ数年ニュースで何度か取り上げられる様になりました。
実は当地愛媛県はSFTS症例の届出数全国2位なのであります。

マダニはイノシシやタヌキなど哺乳類に喰いつき血を吸う吸血ダニですが、ウイルスを保有しているダニに運悪く吸血されると感染すると言われています。
感染すると6日?2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを引き起こすとされており、致死率は~30%ととても恐ろしい感染症なのであります。

蜂の内検作業をしていると草むらに潜んだマダニが取り付き、知らず知らずのうちに噛まれていることがあります。実はこの3年で3回、このマダニに喰われました。
と言っても、SFTSウイルスを保有してるダニはあまり多くないらしく、これまでは幸いにも血を吸われるだけで済みましたが。。。

体を這ってれば気が付くだろうって?
いいえ、全く気が付きません。
足か腕から入るんだろうと思いますが、そこからなんとお腹のあたりまで這って行ってそこで血を吸ってます。

そして、こいつに喰いつかれると牙が体に喰い込んで取れない時があります。
一度は夜中に救急外来に行って取ってもらった事があります。

よく暑い盛り、Tシャツや半袖で内検やってる写真みますが、うちではあんなことできません。
蜂は(アナフィラキシーなければ)刺されても痛いだけで済みますが、こいつは生死にかかわりますから。
だから暑くて熱中症になりそうな時でも長袖、長ズボン、長靴が内検の基本スタイルなのです。
そこまでやっても尚、、、、毎年1回程度は噛まれてしまうくらいなのです。

これが血を吸ったマダニ。血をパンパンに吸って灰褐色になっています。この時の体長約5~6mm。。。

今年もいよいよ奴らの活動期に入ってきました。
暑い最中の内検は本当に堪えますけど頑張らないといけません。