週末養蜂の限界・・・

週末にしか作業ができないとなると、その週末が雨だった場合にはかなり悲惨なことになってしまいます。
今日はお昼前頃より雨が降り出してしまいまして、天気予報通りの展開となってしまったわけですが、雨が降ろうが槍が降ろうが内検やらないわけには行かないわけであります。

もうね、簡易テントまで張ってね、内検するのってとっても疲れますのよ。できればやりたくない。でもやらなきゃなんない。
テントの移動も大変だし、なにより蜂が怒りまくってね。
雨で外勤の長老蜂が大挙して居残っている巣箱を内検するとそれはもう・・・地獄です。
いつもより蜂の数が多くてワラワラ湧いて出てくるし、蜂の数が多すぎて&テントの影で暗くて女王蜂を見つけられない群もいくつも出るし、最も攻撃的な長老の外勤蜂が容赦なく攻撃してくるし・・・。
ここの所連続して週末が雨なのでかなりな憂鬱モードになっています。

さて、週末養蜂の限界と言えばもうひとつ。
去年まで一度も分封されたことが無かったのに今年はもう既に6群も分封されてしまいました。回収できたのはわずかに1群のみ。

分封は出房2日程度前の王台がある場合に行われる・・・というのが教科書でのお話です。王台が蓋掛けされてから7.5日後に女王蜂が羽化しますので、その2日前と言えば蓋掛け後5.5日ですね。その1.5日前にはもう蓋掛け前のピーナッツの殻みたいな王台はできてますので、1週間サイクルでもその王台見逃しさえしなければ大丈夫・・・のはず。

ところが、うちの今年の状況では分封後の内検で見つかるのは蓋掛け寸前の王台ばかり。後2日で出房しますね、みたいな王台は1個もありませぬ。出房まで後7.5日以上掛るであろう王台を残して分封したのかね?
もうね、王台作りましたよ。ほなサイナラ・・・みたいな。どうなってますの?

堪らず切り残していた女王蜂の羽を切ってみたんですがね、今日こんなことになってました。

羽切ってるので女王蜂は飛べず、前にある巣箱の後ろ側に小っさな蜂球作ってました。
大方の蜂は元の巣箱に戻ったものの、一部のお伴が女王の元に残ったようです。
蜂球の中にはしっかりと女王蜂が居ました。

ちょうど真ん中あたりに女王蜂が居ます。
もうこうなったら元の群に戻すわけにもいかず、かと言って新しい巣箱に取りこんでもこんなに小さな群だとどうしようもなく・・・。

そのままそっとしておくことにしました。

“週末養蜂の限界・・・” への2件の返信

  1.  こんばんは、出てしまった女王バチはすぐなら王台を除去すれば戻しても大丈夫の事が多いですがいじめられるようなら王籠に入れて1晩置けばいじめられる事はなく、翌日には産卵を再開します。王籠は金網を丸めて上下には丸く切った板を当てれば作れるのでいくつか作っておくといいと思います。

     それからセイヨウミツバチは王台に蓋がかけられれば分蜂してしまいます。産卵からの日数は7~9日頃になると思います。さらに女王バチがいても変成王台を作るのでこの場合は4~5日で蓋がかけられ

  2. 群馬の山さん、いつも貴重な情報ありがとうございます。

    >セイヨウミツバチは王台に蓋がかけられれば分蜂してしまいます。

    そうですよね。最近そうなんじゃないかと確信しつつあったのですが、ウチだけじゃなく一般的にそうなんですね。
    去年まではラッキーだったのか、たまたま分封熱の低い群ばかりだったのか、それとも鈍感な私が気付かなかっただけなのか?

    >女王バチがいても変成王台を作るので

    ウチはこれでやられてます。変成王台の蓋掛け寸前に分封されてしまうのであれば7日スパンの内検では分封防げませんね。
    貴重な経験を裏打ちする情報頂けたので今後は変成王台のある群は巣門前への振るい落としなどで対応してみようかと思っています。
    (雨が降ってなければですが・・・)

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